愛知県の飛鳥村

asukamura201205.jpg名古屋は高校時代に河合塾の模試を受けに行ったりしていましたが、栄や名駅など点でしか移動しておらず面では理解できていません。

相談に来られた事業者に地名を聞いても、土地勘がないとピーンときませんので、暇があるとGoogleマップなどで名古屋の通りの名前などを覚え
ています。でも「丸竹夷二押御池 姉三六角蛸錦 四綾仏高松万五条」のような便利な覚え方は名古屋にはないですね。また城下町なのに京都や大阪のような
きっちりとした碁盤の目の形になっていません。

名古屋市に隣接する市には何があるのか、見ていたんですが、すぐ隣に見つけたのが飛鳥村!

飛鳥村が愛知県にあるんだと思ったら、アスカではなくトビシマでした。歴史を見ると、ほとんど新田開発でできた村です。大阪で言うと鴻池新田のよ
うなところですね。このあたり、信長の時代はすべて海でした。飛鳥村には鉄道は通っておらず、隣の蟹江市、弥富市を近鉄が通っています。

それにしても名古屋市の隣に村があるとは知りませんでした。

吹上は刑務所跡だった

fukiage201205.jpg名古屋新事業支援センターが入居している名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)ですが、昔の刑場跡だったのではないかというウワサを聞きました。ネット
では調べられなかったので江戸時代の古地図を調べるしかないですね。関西の古地図は大阪や京都などいくつか集めて手元にあるんですが、さすがに名古屋はな
いですね。また古書店で古地図を探さなくては。

ネットで調べると吹上ホールのある場所は、名古屋監獄(後の名古屋刑務所)跡だったそうです。昭和40年、若宮大通(いわゆる100m道路)の建
設に伴い移転しました。吹上駅の近くには斜めに走る飯田街道が通っていて、徳川家康が尾張名古屋と信州飯田を結ぶ街道として整備しました。東海道沿いの
鈴ヶ森に刑場がありましたので飯田街道沿いの吹上にあっても不思議ではないですね。

ドナウ川のさざなみ

名古屋から近鉄特急アーバンライナーで大阪へ戻ってきました。名

古屋駅で特急が発車する前に流れるのが「ドナウ川のさざなみ」という、けっこう物悲しい曲。私が子供の頃にも流れていたので、全然変わっていませんね。「ああ、名古屋ともお別れなんだ」と子供心に思ったものです。

アーバンライナーは津と八木にしか止まらず快適です。車内は早朝のように閑散としておらず、そこそこ混んでいました。ちょうど帰宅時間帯のせいなのか名古屋駅を出ると乗車券の検札に車掌さんがまわってきました。

特急券を見せたら、特急券ではなく乗車券をということで「スルッと関西」のICカードを渡すとハンディ端末でチェックしていました。なかなかハイテクです。「スルッと関西」は近鉄全線で使えますので、名古屋駅でももちろん使えます。名古屋駅を出るまでは関西エリアです。

名古屋市新事業支援センター

nagoya201104.jpgご縁があり名古屋市新事業支援センターの小規模企業担当マネージャーに本日から着任しました。

小規模企業担当マネージャーというのは中小企業の90%近くを占める小規模企業(従業員が20名以下で小売・サービス業は5名以下)を支援をするのが仕事で具体的には窓口相談と専門家派遣事業(4回までで企業負担なし)のコーディネートが中心となります。

名古屋の企業の皆さん、よろしくお願いします。名古屋市新事業支援センターは吹上駅近くにあり、隣は吹上ホールになります。まあ、今までやっていた仕事とあまり変わりませんね。(笑)

名古屋は週に2回ほど出る予定で三重も含め、あいかわらず東海地域が半分、関西が半分の生活となります。

朝、辞令交付を受けてから、いろいろな説明を受けていたのですが付近にあまり食堂がないそうで、職員の方に教えてもらって配達弁当を注文。2軒の事業者から選ぶのですがどちらも300円!安いというか、ここまでデフレが進んでいるんですね。津の配達弁当の相場は500円のワンコインですね。300円で運んで利益が出るのかなあ!