夏越の祓

夏越の祓
上半期がまもなく終了します。
半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事が夏越の祓。今年の「夏越の祓」は6月30日(月)に行われますが、この日は名古屋にいますので、事前に河内一ノ宮・枚岡神社へ行き、家族の名前と生年月日を紙の人形(ひとがた)に書き、納めてきました。
夏越の祓って全国的な行事だと思っていたら、関西など西日本が中心なんですね。701年の大宝律令によって宮中の年中行事に定められたそうで、1300年も続く伝統行事です。
この時期、関西の神社へ行くと境内に茅の輪があり、この茅の輪を左に1回、右に1回、また左に1回まわってくぐりぬけます。くぐりぬける時に拾遺和歌集の歌を歌います。
「水無月の 夏越の祓するひとは ちとせの命 延ぶといふなり」
京都では和菓子の「水無月」という白の外郎生地に甘い小豆がのった和菓子を食べます。小豆は豆まきでも使われるので、魔払いの意味があります。

コリアタウン(鶴橋)

コリアタウン
午後、鶴橋で打ち合わせだったので、少し早い目に出かけてコリアタウンをぶらついてランチを食べてきました。
日本全国にコリアタウンはありますが、大阪のコリアタウンは歴史が古く、できたのは1500年前。当時は百済郡(くだらのこおり)という地名でした。
631年に百済の王子が来日したのですが、唐・新羅連合軍に攻められて祖国・百済が滅びてしまいます。起死回生を狙って天智天皇が起こしたのが白村江の戦い。ご存じのように日本軍は大敗してしまいます。故郷をなくしてしまった王子は、日本に渡来人として定住。また百済からたくさんの難民が亡命してきました。こうして出来たのが百済郡。
もっとも当時の渡来人は長い間に日本に融合してしまいましたので、現在は済州島からきた在日コリアの人たちの町になっています。これは1923年に韓国の済州島と大阪を結ぶ直行船が就航した影響が大きいですね。
コリアタウン、平日だというのに観光客、しかも女性が多かったですね。修学旅行生の団体もいました。白菜キムチを買って、焼肉定食を食べに店に入るとワールドカップの放送が店内で流れていましたが、ハングルでした。(笑)
そういえば大阪には百済駅という貨物駅があります。

日本一低い天保山を登頂

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    夕方から大阪港にあるホテルシーガルてんぽーざん大阪で大阪府中小企業診断協会の総会でしたので、その前に天保山を登頂してきました。 

    登頂といっても標高4.53メートルですので知らない間に登頂しています。近くに大阪湾が見れる見晴台があるのですが、こっちの方がよっぽど高いです。日本一低い山だったのですが仙台市にある日和山(標高3m)に今年抜かれて、2番目に低い山になっています。 

    ちゃんと山岳会があり、登頂証明書を発行しています。山岳救助隊もあるんですが設立以来、救助要請はないそうです。(笑) 

    さて大阪府中小企業診断協会の総会ですが、会員891名に対して91名が参加。もっとも総会後の懇親会には100名以上が参加していました。ラストは一本締めではなく、大阪らしく大阪締めで終わりました。

高速道路が通るビルで研修

osaka20140127.jpg大阪の福島近くにある高速道路が通るビルで研修。いつ見てもシュールですね。 

認定支援機関向け経営改善・事業再生の研修で、今回は実践力向上編(2日間コース)を受講中。全国各地で行われた研修も、この大阪の研修で、すべて終了だそうです。 

【経営改善・事業再生研修】 
・基礎編(2日間) 
・実践力向上編(2日間) 
・個別分野コース 経営改善等計画策定演習(1日) 
・個別分野コース 計画策定後のフォローアップ等(1日) 

とりあえず「個別分野コース 計画策定後のフォローアップ等」以外はすべて受講。講師は監査法人トーマツで、受講料は無料です。 

いずれの研修も事業がうまくいっておらず負債が多い企業をケースに、グループで討論しながら課題をこなしていくスタイルです。今回のグループは5人で税理士さん3名(内2名はTKC)、金融機関(地銀)、中小企業診断士(1名)という構成です。さあ、明日もがんばろう! 

神社は百貨店より専門店?

isikiri201401.jpg松の内も終わりなので注連縄を納めに枚岡神社へ。境内は初詣やお祓いの人で賑やかでした。

枚岡神社から枚岡公園を通って、参拝客で賑わう石切参道商店街から石切神社へ。神社の入口に着いたら、すごい初詣客で、鐘を鳴らしてお参りするためにすごい行列が出来ていました。神社入り口の鳥居を超えて山門まで続く行列で、こんなん行列に並んでおられないと脇からお参りしてきました。それにしてもすごい参拝客です。 

この地域で神社としての格が一番高いのは河内一宮である枚岡神社。石切神社は社格としては枚岡神社より低いのですが参拝客では雲泥の差になっています。 

石切神社は「デンボ(腫れ物)の神さん」として有名ですが枚岡神社は特に特色はなく、家内安全、無病息災、厄除けんど、なんでも揃う百貨店型、石切神社はデンボに特化した専門店型で参拝客の差はこんなところに出るんですかねえ。デンボは関西弁でデキモノのこと。 

石切の切からデンボの神様になったという説もありますが、物部氏の氏族である木積家(石切神社の社家)に代々伝わった伝法(秘法)から、どうもデンボになったようです。 

えべっさんにお参り

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    「えべっさん」です。 

    関西では1月9日、10日、11日が「えべっさん」で、商売繁盛のお参りをします。9日が宵戎、10日が十日戎、11日は残り福になります。 

    戎神社で有名なのが兵庫県西宮にある西宮戎。兵庫県には他に尼崎えびす神社があります。大阪では今宮戎、堀川戎。京都には京都ゑびすがあります 

    今日は残り福なので家から歩いて5分の所にある額田戎へ行ってきました。工場地、住宅地の混在地域なんですが、この3日間は「商売繁盛で笹持ってこい!」の音が町中に鳴り響きます。またスピーカーを乗せたバンが「商売繁盛で笹持ってこい!」と流しながら、町内を練り歩きます。 

    額田戎神社は江戸時代に西宮のヱビス神を勧請してできた神社です。まずはお参りして商売繁盛をお願いします。次に社殿の裏側へまわって、再度お願いします。額田戎の場合は社殿の裏に木の板がありますので、たたいて商売繁盛をお願いします。えべっさんは耳が悪いためなんですが、今宮戎の場合はドラになっています。 

    お参りが終わったらお神酒をいただいて、甘酒を飲んで、縁起物を買います。笹は場所をとるので毎年、熊手を買っています。これで金運をかき集めなきゃあ(笑) 

    戎神社ですが、この3日間以外はいつも閑散としていて、商売繁盛をお願いしていて大丈夫かいないといつも思っています。(笑) 

年越大祓 よいお年を

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    近くにある石切神社へ行ってきました。 

    切るという名前からデンボ(できもの)の神様で有名ですが、正式名称は石切劔箭神社で、祭神は饒速日命(ニギハヤヒノミコト)。物部の神様です。古代からある神社で、歴史はメチャクチャ古いですね。 

    9月末に夏越の祓という上半期の罪や穢れを祓い清めるために茅の輪をくぐる行事が各地でありますが、年越大祓は夏越の大祓から年末までの罪や穢れを祓い除ける神事です。夏越の祓と同様に茅の輪を3回くぐります。先導は笛を吹く神官で、後ろにホウキをもった神官と巫女さんが続きます。その後を一般参拝者が続いて茅の輪くぐりをします。 

    これで今年の罪や穢れを祓い清めましたので、清々しく新年を迎えられます。 
    皆さん、よいお年を!

ラバーダック

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    大阪に時たま現れるラバーダック。 

    オランダの芸術家が作ったアヒルのでかいおもちゃです。高さは10メートルほどあります。時たま大阪のいろいろなイベントに登場しています。先日、堂島近くを歩いていたら、アヒルがいました。(笑) 

    場所は田蓑橋と玉江橋の間で「中之島ウエスト冬ものがたり2013 水と光のフェスティバルタウン」という長たらしい名前のイベントの一環。25日(水)まで展示されています。対岸に見えるのはダイビル本館や関西電力本社の明かりです。 

    二等身のずんぐりむっくり体型がいいですねえ。大阪日日新聞を見ていると住之江にある会社が所有しているそうで、それで大阪の川にちょくちょく登場するんですね。

永遠のゼロ 百田尚樹

fuguhisa201312.jpg「おやぢの会」なる秘密結社があり、私は親父じゃないんですが時たま呼ばれて会合に参加しています。今日の会合は鶴橋。鶴橋と言えば焼肉というイメージですが、知る人ぞ知る「ふぐ久」があります。てっちりやフグ鍋をいただいてきました。 

おやぢの会は昭和30年代生まれが多いので、どうしても古い話に。同志社大学出身者もいるので「八重の桜」の話から田辺キャンパス移転時のバリスト(バリケード・ストライキ)からテレビの話に。メンバーの一人がABC放送に「ラブアタック」の企画を売り込んで放映されるようになったという話から百田尚樹の話に。 

※ラブアタックというのは大阪のABC放送が放映していたゲーム形式の恋愛バラエティ番組。毎回、かぐや姫を巡って各大学の学生がアタックします。一度、下宿の先輩が出るということでスタジオまで応援にいきました。横山ノック、上岡龍太郎、和田アキ子が司会をしていました。 

百田尚樹と言えば、「永遠のゼロ」の作者。放送作家から転身したと言う話は知っていましたが、きっかけはラブアタック。そういえば学生服姿でよく「みじめアタッカー」で登場していた同志社の学生の名前が百田尚樹。よく見ていました。同志社大学のキャンパスも同じ学生服姿で歩いていたそうです。 

ええ~!永遠のゼロの百田尚樹って、あの「みじめアタッカー」の百田尚樹と同一人物なの!知らなかったあ! 

ビルの中を高速道路が通る

umeda201312220.jpg経営革新等認定支援機関向け研修が西梅田であり参加してきました。会場はTKP大阪梅田ビジネスセンターで、高速道路がビルの真ん中を通ることで有名です。まあ、こんなビルは日本広しと言えども、ここだけですね。 

研修は経営改善計画のモニタリングで、計画通りにうまくいっているケース、少し下振れしているケース、大幅に下振れしているケースの3ケースについて皆で議論しました。基礎編の研修に参加した時はほとんど税理士さんでしたが、今日は金融機関、支援機関、社労士、経営コンサルタントなどと、けっこうバリエーションに富んでいました。 

研修が終わってから堺筋本町のマイドーム大阪へ移動して大阪中小企業診断士会の交流会。一杯やりながら商品開発グループについて話し合い。終わってから地酒がおいしい越冬というお店で飲んで帰ってきました。よく飲んで、よく食べました。