午前中はLEC梅田でお仕事。
お昼に仕事が終わったのでミナミへ出て、黒門市場へ。年末になると東京のアメ横と並んで必ず中継される大阪の台所です。今日も人が多かったですね。忘年会の会場は黒門場にあるお寿司屋さん「すし処 黒門 寿恵廣(すえひろ)」。ネタは黒門市場から仕入れていますので新鮮で豊富。定番メニュー以外にその日、おすすめの手書きメニューがあります。
14時から中小企業診断士の集まりであるファイティング・コンサルタンツの忘年会を開催。毎年、このお店で開催しています。2階の座敷でブリしゃぶを中心にいただきましたが、おすすめが半熟卵が入った赤だしで、これは他のお店で見たことがなく絶品です。
結局、18時頃まで飲んでおりました。
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堂島 古河ビル
堂島へ行く用事があったので懐かしい古河ビルへ寄ってきました。サントリー本社のすぐ近くにあります。
新卒で入った会社が株式会社SRA。当時はソフトウェア・リサーチ・アソシエィツという長たらしい名前でした。西日本営業所があったのが、堂島グランドビル。1階には第一勧銀と本屋・オーム社が入っていて銀行や本屋にすぐ行けて便利でした。特にオーム社は仕事で使うコンピュータ系の本が揃っていてよかったですね。地下には紅茶専門の喫茶ムジカがありました。
当時は阪急京都線・上新庄に住んでいたので阪急梅田駅で降り、地下街を20分ほど歩いて堂島グランドビルまで雨に濡れずに行くことができました。梅田のだっだ広い地下街は初めて行ったら絶対に迷いますね。あまりにすごいので「梅田地下オデッセイ」(堀晃)というSF小説までありました。
堂島グランドビルの5階か6階に会社があったのですが、手狭だったこともあり、すぐ近くの古河ビルにもオフィスを借りていました。プロジェクトによって移動したのですが古河ビルにいることが多かったですね。古河ビルは地下街と直結しておらず、サントリー本社近くに地下街への降り口があり、雨が降っていたら古河ビルの入口まで走らないといけませんでした。
プロジェクトが佳境に入ると深夜まで仕事をすることもしばしば。そのまま古河ビルに泊まり込んでしました。冬で寒いからリストを体に巻きつけて寝たこともありましたが、リストはゴワゴワするだけで、暖かくないことを学習しましたね。古河ビルの地下には床屋、郵便局、歯医者があり、こっちも便利なビルでした。
石切神社 日下(くさか) 神武天皇の上陸地
真田幸村 最後の地
先日、四天王の古書市へ行ったついでに安居神社へ寄ってきました。四天王寺・西大門から西にずっと坂になっていて、坂の途中に安居神社があります。ちょうど一心寺の前になります。
一心寺の裏側が天王寺公園になっていて、公園の中に茶臼山古墳があります。大阪冬の陣では茶臼山一帯が徳川家康の本陣となり、大阪夏の陣では真田幸村の本陣となって「茶臼山の戦い」が行われました。
茶臼山の戦いでは真田幸村の突撃で、家康軍は総崩れ、旗本も逃げ出し、この時に本物の家康は死んだという説があり、 堺市の南宗寺には「家康の墓」があります。大阪人は太閤さんを滅ぼした家康を嫌いなので、プリンセス・トヨトミめいた話がまことしやかに残っています(笑)。
真田軍の攻撃であわてふためいた家康の本陣は大混乱。三方ヶ原の戦いで信玄に敗れて以来、倒れることがなかった旗指物が倒れてしまいました。大久保彦左衛門が家康からの質問に「いいや、倒れなかった」と頑固に主張して徳川家の名誉を守った逸話が残っています。
後詰がない真田軍も追撃が続かず、真田幸村はこの地で討ち取られました。境内には真田幸村戦死跡之碑が残り、六文銭の旗がはためいていました。
真田幸村の突撃は敵方の多くの書物に残されており、島津は「真田は日本一の兵」と記録しています。
枚岡神社 秋郷祭り2012
今日、明日は河内一ノ宮・枚岡神社の秋郷祭り。河内のお祭りは「だんじり」か「ふとん太鼓」が定番ですが、枚岡は「ふとん太鼓」です。祭は14日、15日の曜日固定ですので、平日にあたることも多く、今年は日曜にうまい具合にあたりました。
祭が平日になると近辺の企業はもちろんお休み。従業員が、ふとん太鼓を担ぎますので仕事になりません。さすがに小学校や中学校はやっていますが、担ぎ手になっている子供たちは早退したり、休んだりします。先生もよくわかっているので見て見ぬふりとなります。(笑)
枚岡神社は生駒山の裾野にありますが、けっこう高台です。麓の一の鳥居から急な坂を登るのですが難所の一つが枚岡駅の線路越え。近鉄の係員がダイヤ表を片手に少し長めの間隔の時にふとん太鼓を一気に通します。踏切を抜けるとまた急坂が待っていて登り切るとようやく枚岡神社です。この踏切を23基通しますので、大変です。
電車は徐行になりますが、なんで駅にこんな人だかりが出来ているんだと怪訝そうな顔をする乗客ばかりですね。
グスコーブドリの伝記
なんばパークスへ「グスコーブドリの伝記」を奥さんと見に行ってきました。
映画「銀河鉄道の夜」と同様にますむらひろしが猫のキャラクターで宮沢賢治の世界を描いています。最後のラストが唐突で、小説のような情感がなかったのは残念ですが、映像は実にきれいでしたね。特にイーハートーブの都市描写はすごかった。
また浅草にあった12階(凌雲閣、東京タワーのような高層建築で関東大震災で折れてしまいました)によく似た建物が出てきますが、最後のテロップ
を見ると資料提供で浅草12階とあり、やはりモチーフにしたんですね。でもあれは気がつかない人が多いでしょう。あと山師がヒデヨシそっっくりで、なかな
かいいキャラクターでした。
最後のテロップを見ているとアニメ制作は中国が中心なんですね。時代は変わりつつあります。
食品サンプルの発祥は大阪
船場総研のメンバーと平野へ出かけました。船場総研とはパソコン通信Nifty-Serveにあった中小企業診断士のオフライン勉強会「船場勉強会」のOB、つまり中小企業診断士で組織している研究会です。年に何回か研究会を開催しています。
JR平野駅に集合して歩き出したのですが、先導メンバーが迷子になってしまい、結局、駅から10分で着くところに30分かかったたどりつきまし
た。おかげで平野の中小企業の様子がよく分かりました。たどりついたのは森野サンプルという食品サンプルを作っている会社。体験コースがあり、ケーキやパ
フェが作れます。
私はケーキを選択。土台に実際のケーキを作るようにクリームを塗って、その上にイチゴなどをトッピングしていきます。最後にイチゴなどにニスを塗って完成。これでラシク見えるのがすごいですねえ。
体験コースは一人3000円で自分が作った作品を持ち帰れます。本日参加していたのは30名で、9万円の売上。またワケありの食品サンプルなども
安く売っており、こちらの売上もあり、なかなかうまいビジネスモデルになっています。メルマガ会員向けの特別講座の案内もあり、なかなかうまい経営をして
います。
食品サンプルを誰が始めたかは分かりませんが、広めたのは「いわさき」という大阪の会社で森野サンプルの先代も「いわさき」で丁稚奉公しながら学
んだそうです。食品サンプルって大阪の地場産業だったんですね。海外でも台湾や中国で出来始めていますが、日本のような繊細なモノはできないそうです。
国道308号線 暗峠
健康のために時間があると家の近くを散歩していますが、今日は久しぶりに生駒山へ
生駒山へ登るにはいくつかハイキングコースがあるんですが、枚岡神社の上から神津岳コースを選択。中高年のグループが多いのですが、ファッショナブルな山ガールの一団もおります。こちとら散歩なので普段着にタオルという格好で登っています。
神津岳には枚岡神社の元の場所があり、奥宮が建っています。神津岳の頂が平らな丘であったことから「平岡(枚岡)」の社名となりました。ただ、こ
んなう山の上までお参りに行くのは、かなりハードです。この奥宮が出来たのは神武天皇が盾津から奈良へ攻め込んだ時なので、神代の時代ですね。現在の社殿
に移ったのは白雉元年(650)です。
なるかわ園地の休憩所へ行くと、生駒山上へ向かう道は落石などで通行止めになっていて、少し迂回しないといけないとあり、方針を変更。そのまま国道308号に出て、暗峠を目指します。古代からある奈良と大阪を結ぶ街道があり、奈良と大阪の境目が暗峠です。
暗峠へ行く道は国道308号になっていますが、幅も狭く、急勾配になっています。一番通るのはハイカーですね。無理をしたら車でも登れますので、もの好きな車がたまに通りますが、皆、道を間違えています。
写真の左側の細い道が国道308号で住宅地を通って暗峠へ向かう道なんですが、皆、間違えて右側の生駒縦走路(ハイキングコース)に入って行けず
に戻ってきます。ここから暗峠まで車がすれ違う余裕があるところはありませんので、対向車がこないことを祈るしかないですね。ワイルドーだぜえ!
枚岡公園 椋ケ根橋(くらがねばし)
家で仕事をしていると全然、出歩きませんので最近は枚岡神社、枚岡公園、ホテルセイリュウ前、石切商店街、石切神社を巡って1時間ほど散歩しています。
枚岡神社からホテルセイリュウ前までは大阪平野を眺めながらのコースになります。写真は枚岡公園と暗がり峠へ向かう国道308号が交差しているところで椋ケ根橋(くらがねばし)の側には茶屋があります。
一応、国道ですが勾配がきつく車幅も狭いので4駆などでないと通るのはしんどく一番多いのは歩いているハイカーですね。
枚岡神社 小太鼓祭り
5月5日「子供の日」ということで枚岡周辺では小太鼓祭りが開催されました。各町内に太鼓台があるのですが、今日は小太鼓だけが枚岡神社に宮入りしての祭りです。ウチの奥さんは朝から炊き出しのカレー作りに行っておりました。
秋郷祭りの小型版ですが、枚岡神社境内には各地域から12の太鼓台が集まっていました。小さいと言ってもけっこう重く、中学生や高校生を中心に40名ほどで担ぎます。枚岡一帯は生駒山に向かって坂になっていますから、重い太鼓台を担いで登るのも下るのも大変です。
宮入りから帰ってきたのか、さっきから町内に太鼓の音と「チョーサジャ、チョーサジャ」の声が響いています。この「チョーサジャ」という掛け声ですが、河内地域のだんじりなどでも広く使われているようです。