丸善がジュンク堂書店を吸収合併する形で、ジュンク堂書店は解散することになりました。
報道によるとジュンク堂書店の売上は503億1000万円、営業損益が9500万円の赤字。書店は委託販売制度があるので粗利は2割しかありません。以前の大型書店はワンフロアが主体でしたので商業施設などがビルの上に本屋を誘致していました。本好きはビルの一番上でも本屋に来てくれ、帰りに他の階で買ってもらうシャワー効果が期待できるからです。
ジュンク堂が仕掛けた面が強いのですが、さらに大型店化し今やビル全体が本屋。しかも立地のよい駅前などにあるので賃料はかなり高くなるでしょう。また電車に乗るとスマホでニュース、漫画、FBを見る人が多く、以前のように読書している姿はなかなか見かけなくなりました。そんなことも影響しているんでしょうねえ。
神戸の震災の時、ジュンク堂のいち早い復活が話題になりましたが、なんとか生き残ってほしいですね。誰が買うんだというような仏典全集がずらっと棚をしめているのは、やはりジュンク堂です。山城の品揃えも悪くはないんですが、もうちょいですねえ。
スーツで登れる筒井順慶陣城(名張)
名張川の北側にある山を切り開いてできた住宅地が梅ヶ丘。けっこうな高台になっていて、梅ヶ丘の住宅地から山に分け入ると山城「短野(みじかの)城」が残っています。山道は伐採されていて藪がほとんどなく、スーツ姿でも楽勝でした。短野城には郭が2つあり、主郭は虎口に横矢がかかるよう土塁が飛び出していて見ごたえがあります。空堀跡もしっかり残っていました。
短野城は信長軍の筒井順慶が本陣をおいたと伝わる山城です。天正伊賀の乱で信長軍と伊賀勢最後の拠点となった柏原城(赤目)の攻防戦があり、この時に使われたようです。横堀の外側に広い平坦な土地があり、軍を逗留させるには最適で、けっこうな人数を収納できたでしょう。尾根沿いに伊賀勢の黒田城がありますので、この短野城から攻め入ったかもしれません。伊賀の城を巡ると主郭に青いプレートがつけられていますが、短野城にもしっかりついていました。
筒井順慶は大和の国人で、筒井城、大和郡山城を根城にしていましたが、秀吉の時代に伊賀へ国替えとなります。伊賀上野城にはちょっと分かりにくいところですが、筒井時代の天守閣跡が残っています。
ファイティング・コンサルタンツの忘年会
毎年おなじみファイティング・コンサルタンツ(中小企業診断士の集まり)の忘年会。
場所は、大阪の台所、黒門市場にある寿恵廣という寿司屋さんで、毎年ここの2階で忘年会をしています。黒門市場、歳末シーズンはメチャクチャ賑わいますが、今日もけっこう人出が多かったです。もっとも聞こえるのは中国語か韓国語で、黒門市場はすっかり観光地化しています。
ブリ・シャブをメインにヒレ酒をけっこう飲みました。最後のシメはお寿司と玉(ぎょく)。玉は玉赤(ぎょくあか)とも言いますが、半熟卵入りの赤だしのことでシメの定番です。以前にケンミンショーでやっていましたが、玉赤って関西の寿司屋さんしかないんですねえ。
もっとも東京の寿司屋へ行く機会がないので確かめたことはないのですが。
壊すのは簡単だ
昨日、夜にテレビやっていたのが映画「プリンセストヨトミ」。
秘密国家・大阪国があり豊臣秀頼の子供、国松の後裔を大阪中の人間が守っているという物語。会計検査院・松平と大阪国総理大臣・真田が対峙するシーンがあり、真田が発する台詞が「壊すのは簡単だ。ただし一度、壊れてしまったら二度と戻すことはできない。」この映画、涙なしには見れませんね!
大阪にはかって関西電子共和国という国家がありました。1995年4月1日に建国した仮想電子国家で、流行りはじめたインターネットを活用し様々な実験をしていた国家です。本邦初の電子選挙を行い、中島らも大統領を選んだりしておりました。私は関西電子共和国のコスモタウンに住んでいました。
紆余曲折があり、関西電子共和国はなくなってしまいました。確かに、「壊すのは簡単だ。ただし一度、壊れてしまったら二度と戻すことはできない。」です。やはり涙なしでは見られない映画です。でも、そんな感情移入しながら映画を見ている人間って、まずいませんでしょうなあ(笑)
中小企業診断士 口述試験対策
LEC梅田本校で朝から夕方まで「中小企業診断士 口述試験面接対策」。
口述試験は明日、行われますので、本当の直前対策です。土曜なので普段着でかまわないのですが、ほとんどの受講生がスーツを着込んで模擬面接に臨んでいました。
2次試験の第一問は研究開発企業で公的助成金を受けたと事例にあり、ちょっと質問をひねって、「研究開発型企業のA社が受けるとしたら、どんな助成金を受けたと考えられますか」と質問したところ、まともに答えられたのは約半分でした。
ところが中にとても詳しく説明する受講生がいて、あとで聞いてみたら経済産業省に2年間出向していて「ものづくり補助金」の担当をしていたとか。そら、詳しいはずです(笑)
講座が終わってから桃谷駅へ出て、船場勉強会(中小企業診断士の勉強会。私もここの出身です)の総合科目(いわゆる飲み会)に久しぶりに参加してきました。
「営業力・販売力をアップするための講座」が終了
4回シリーズで開催した「営業力・販売力をアップするための講座」が本日で終了。
最終日でしたので受講者の皆さんに時間を差し上げて自己PR大会。前回、チラシを配ろうが何をしてもPRになればよいと伝えておきました。今日はチラシなどをもってきた人が多かったのですが、移動販売の方がシフォンケーキをチョコ屋さんがチョコを持ち込んで休憩時間は茶話会になってしまいました。(笑)
こんな講座ばっかりだといいのですが。さらにお酒が出ればもひとつよいのですが(笑)
講座前に筒井順慶の陣城跡に登ってきました。写真は城へ向かう途中にある沈下橋です。
ITC三重 忘年会
三重県産業支援センターでITC三重の定例会を開催した後、アスト津地下にある萬力屋に移動して忘年会。
ITC三重とは三重県内の企業・自治体等の戦略的情報化を支援するためのNPOで、ITコーディネータを中心に組織しています。(NPO化してからITコーディネータの方以外も参加されています)。
三重県は車社会なので、定例会が終わってもすぐに車で帰るというパターンが多いのですが、1年に1回、忘年会は実施しています。皆さん飲む気満々で参加(笑)。
忘年会場所はいつも萬力屋さん。消費税の影響で若干値上げして一人4,309円で、飲み放題&食べ放題。店にあるメニューはほぼ全て注文することができます。というわけで大いに飲んで食べて大阪に戻ってきました。
東海地域の味 スガキヤラーメン
東海地域のラーメンといえばスガキヤラーメン。
子供の頃、津新町駅に近鉄百貨店があって、百貨店内でスガキヤラーメンをよく食べていました。あの独特のスープの味(和風とんこつ味)がすっかり刷り込まれているので、スガキヤの店を見つけると入ってしまいます。どことなくリンガーハットのチャンポンのスープ味に似ています。
またフォークとスプーンが一体になったラーメンフォークで有名ですが、あれ食べにくいので、いつも箸を使っています。
スガキヤで頼むのは焼豚と半熟玉子が入った特製ラーメン。最近は豚カルビ丼をセットにした、いわゆるラーメンライスです。最近は関西にも進出していますが、大阪はやっぱり店が少ないですねえ。
東大阪はイオン東大阪店のみでした。イオン東大阪店は荒本駅近くにあった元カルフールで、今度、大阪府立図書館か東大阪市役所へ行く用事があった時に寄ってみよっと。
中小企業診断士 口述試験対策
久しぶりにLEC梅田でお仕事。
中小企業診断士の2次筆記試験の合格発表が金曜日にあったばかりですが、1週間先の12月21日(日)に口述試験が行われます。はやい話が面接試験で2次試験で出た4事例を題材に10分間お紺われます。
今日からLECでは模擬面接が始まりました。
昼から夕方までやっていたのですが、模擬とはいいながら汗ダラダラで緊張しまくっている受験生もおりました。口述試験は基本的に落とす試験ではないので、大船に乗ったつもりで試験にのぞめばよいのですが、受験生にとってはそうはいかないのでしょうね。
なかには19歳(大学2回生)でストレート合格した学生もいて、私が大学の頃には中小企業診断士なる資格があることさえ知らなかったのに、優秀な学生もいるものです。
夕方には終わったのでホワイティ梅田を歩いているとヨネヤの立ち飲みコーナーでちょうど一人分のスペースが空いているではないですか!というわけで久しぶりに串カツとビールを堪能してきました。
スーツで登れる青蓮寺城(青木城)
名張駅からバスに乗って百合が丘へ。丘の上に造成された団地で、けっこう高低差があり、こんな所で自転車通勤になったら、とっても大変。巡回バスの最終である百合が丘で降りると、すぐそばに小高い丘があり、ここが青蓮寺城(青木城)跡です。
丘の上に地蔵院があり、地蔵院を囲むようにコの字型の土塁と空堀が巡っています。遺構が見事に残っていて、しかも土塁は高い所なら8メートル以上もあります。よく現代まで残りましたね。一帯は青蓮寺公園になっていて地蔵院まで階段もあり、スーツ姿で登れる山城です。写真は「コ」の字の角部分。土塁の高さは3メートルほどです。
最期の城主は青木信定という人物で、近くの城と連携作戦をとりながら織田信長勢と戦いましたが落城しました。近くには織田軍と伊賀の国人衆との最後の決戦が行われた柏原城があるので決戦間近だったのでしょう。