生前贈与するなら120万円贈与するのがコツ
ITC三重の定例会&忘年会
定例会のメインコンテンツは時節柄、年末調整や控除の話を税理士法人あおぞらの岡山所長(ITC)にしていただきました。その中で出てきたのが相続税。都会に家があると路線価がけっこうしますので、ひっかかるケースがあります。
■120万円を生前贈与する
そこで有効なのが生前贈与。ただし亡くなった年から遡って3年間の贈与は相続税の計算上、相続財産に加算して計算されます。余命3年と宣告されてからバタバタせず、その前から準備しておいた方がよさそうです。
生前贈与は110万円が基礎控除額になるので無税なのですが、通帳に毎年110万円振り込まれたとしても本当に贈与なのかどうかは分かりません、時たま税務署にとやかく言われます。特に孫などに生前贈与した場合、孫は本当に贈与されたことを認識しているのかつっこまれます。そこで有効なのが120万円を贈与します。贈与税は基礎控除を引いた10万円の10%になるので1万円です。
確定申告で、この贈与税1万円を申告しておくと、いわば税務署が贈与されたことを第三者保証したことになるので、後で税務署にとやかく言われることはありません。1万円がもったいないなら111万円にして1000円の贈与税を払ってもかまいません。なるほど!
■忘年会
定例会が終わってからアスト津地下にある萬力屋で忘年会。3,990円で飲み放題、食べ放題のお店です。店にあるメニューは何を頼んでもOKという剛毅な店です。
三重県は車社会ですので、会が終わってから飲み会があるのは忘年会ぐらいですね。皆さん、気合をいれて参加されています。(笑)
食べ放題はいいのですが日本一辛い担担麺を頼んだ御仁がいて、えらい目にあいました。ほんまに激辛でした。
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B言語の後にできたからC言語と名づけられた
C言語という言葉を聞いたことはありませんか。システムを作るにはプログラムが必要。プログラムはプログラミング言語を使って作ります。C言語はプログラミング言語のひとつです。
■中学でプログラミングが必修に
学習指導要領が改訂され、2013年度から中学の技術・家庭ではプログラミングが必修になりました。今年度から中学の保健体育でダンスが必修になり、”ヒップホップなんてやったことない”という先生がダンススクールに通う羽目となりましたが、今は、”机は作れるがプログラムなんか作ったことがない”という技術の先生が頭をかかえています。いずれにしても数年後にはプログラミングを習った世代が社会に出てくることになります。
プログラミング言語にはそれぞれ得意・不得意があります。例えば蓮舫議員の”2位じゃダメなんですか”で有名になったスーパーコンピュータ「京」では科学技術計算が得意なFORTRANというプログラミング言語が使われています。事務処理が得意なプログラミング言語はCOBOLです。50年以上も前に作られやプログラミング言語ですが、いまだに現役で家電通販最大手のジャパネットたかたの販売管理システムはCOBOLで作られています。
■B言語の次に開発されたのでC言語と名づけられた
学生でもプログラミング言語を作ることができるので星の数ほどのプログラミング言語が生まれます。しかしプログラマが実際に使い、生き残っているプログラミング言語はそれほど多くありません。よく使われるプログラミング言語のひとつがC言語。AT&Tベル研究所のケン・トンプソンが開発したB言語を改良して作られたのでC言語と名づけられました。C言語が普及したためB言語は絶滅してしまいます。
B言語の前にA言語があると話が面白いのですが、実はBCPLという言語が元になり、先頭のBをとってB言語と名づけられました。C言語の命名は、アルファベット順でなく、「BCPL」の2文字目だという説もあります。
A言語はありませんがD言語はあります。C言語の後継を目指した言語ですが、あまり普及していません。アルファベットとしては、かなり飛んでQ言語(日立の汎用機で使われた簡易言語)、R言語(統計解析向け言語)があります。
■JaveはC言語から生まれた
C言語はOSを作るために開発された経緯もあり、プログラマの多種多様な要求に応え、何でもできるプログラミング言語となっています。この何でもできるというのがクセモノで、ポインタを使ってメモリー上の特定の番地にアクセスできます。便利な機能なのですがプログラムミスをすると簡単にメモリー上にあるシステムを破壊できます。
Javaというプログラミング言語はこの危険な「ポインタ演算」をできなくした言語で、C言語などを元にして生まれましたのでC言語の親戚です。
Javaは開発メンバーがよく出入りしていた近くのコーヒーショップのJavaコーヒーから名づけられました。プログラマはコーヒー好きということもあり、プログラマに好まれるようなプログラミング言語にしようという願いからです。そしてJavaのマークはコーヒカップになりました。
黒門市場で忘年会
午前中はLEC梅田でお仕事。
お昼に仕事が終わったのでミナミへ出て、黒門市場へ。年末になると東京のアメ横と並んで必ず中継される大阪の台所です。今日も人が多かったですね。忘年会の会場は黒門場にあるお寿司屋さん「すし処 黒門 寿恵廣(すえひろ)」。ネタは黒門市場から仕入れていますので新鮮で豊富。定番メニュー以外にその日、おすすめの手書きメニューがあります。
14時から中小企業診断士の集まりであるファイティング・コンサルタンツの忘年会を開催。毎年、このお店で開催しています。2階の座敷でブリしゃぶを中心にいただきましたが、おすすめが半熟卵が入った赤だしで、これは他のお店で見たことがなく絶品です。
結局、18時頃まで飲んでおりました。
長久手古戦場
午前中に仕事が終わったので、以前から気になっていた長久手古戦場に出かけてきました。歴史で学んだ小牧・長久手の合戦の舞台です。
地下鉄東山線の終点「藤が丘駅」から愛知万博で有名になったリニモに乗り長久手古戦場駅へ。3つ目の駅が長久手古戦場駅。それにしてもすごい駅名をつけましたね。分かりやすくっていいんですが。
駅のすぐ近くに古戦場公園があります。ここが池田恒興や森長可が戦死した場所で、塚が残っています。公園内には郷土資料館があって小牧・長久手の戦いの展示があるのですが、展示を見ると戦は広範囲に行われていました。藤が丘駅からリニモ沿線が全部、戦場だったんですね。
長く陣がのびた秀吉軍は家康軍から攻撃を受け、各個撃破されてしまいました。第3隊の堀秀政だけは、いち早く丘の上に陣地を家康軍を蹴散らし、これが唯一の勝ち戦になりました。
桶狭間と同じで、当時のものは何も残っていませんが、歩くと実に起伏の多い土地だと分かります。少し高い丘などは、両軍どちらかの陣地で御旗山という家康が陣を置いた山に登ると長久手が一望できました。それにしても古戦場なので香桶や血の池公園などと物騒な地名も残っています。
名古屋大学・食堂
名古屋大学へ
名古屋市新事業支援センターで来年1月25日(金)に大学発ベンチャー ビジネスプラン・グランプリ発表会を行いますので、名古屋大学へ打ち合わせに行ってきました。発表会の場所は名古屋市中小企業振興会館(吹上)。
名古屋大学ですが台地の上にあるので、けっこう起伏があり、いたるところに坂があります。打ち合わせが終わったら、ちょうどお昼前でしたので、そのまま学食へ。入ったのは丼、麺専門のこじんまりとした学食。広いキャンパスなので、食堂もいろいろな所へ分散しているようです。頼んだのはから揚げネギ丼(380円)+サラダ(84円)。おいしゅう、いただきました。
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中小企業診断士試験 口述模擬面接
12月7日(金)に中小企業診断士試験・2次筆記試験の合格発表があり、残すのは12月16日(日)に実施される口述試験。今日はLEC梅田校で口述試験の模擬面接を行ってきました。
口述試験は、筆記試験の事例などをもとに出題さて、試験時間は、1人当たり約10分間。資料も持ち込みはできませんので受験者は筆記試験の事例問題をしっかり見直さなければなりません。質問に対して2分程度で答え、標準では5問質問されます。
そうはいっても皆さん、模擬試験でさえも緊張するのか、回答時間は短め。想定の5問が終わると、回答に対してつっこみ質問をして、少ししどろもどろになるなど色々と楽しませていただきました。(笑)模擬試験が終わったら講評してフィードバックします。
毎年、この時期にLECで模擬試験の面接官をやっているんですか、いつもはところどころに空きがあり一服できる時間帯があるんですが、今日はビッシリのスケジュール。さすがに休憩なしは、疲れますね。
申し込みが多い背景ですが、今回の筆記試験の合格率は25%で、例年に比べ5%ほど高くなっています。3次実習の受け入れ人数がある程度決まっていますので、例年と違って5%ほど口述試験で落とすのではないのかというまことしやかな噂が流れていることも影響しているようです。