ご縁があって、本日から「ひょうご産業活性化センター」で窓口相談を担当しています。
週1回木曜担当ですので、兵庫県の企業の皆さん、ぜひご活用ください。初日で、事務処理などの説明を受けている間もなく、相談者がいらっしゃって、そのまま夕方までずっと相談の連続。初日からハードでした。
ひょうご産業活性化センターは三宮駅近くの神戸サンパルの6階にあります。かなり古いビルで以前は古本屋さんが集結していました。ワンフロアをほとんど使って伊勢の万葉書房も入っていたんですが残念ながら閉店。今、残っているのはロードス書房だけになってしまいました。
変わった店も多いのですが、不思議なのがエスカレーター。2階から別のビルに行くことができるのですが、そのまま1階に降りると、そこは店の中(笑)。文具の富士商会という安く文房具を売っているお店です。文房具に囲まれた通路を出て店の入り口から1階へ出るというかなりシュールな造りになっています。
親魏倭王

マンション内の敷地にある桜も満開に。桜の花を見ていると桜の麓に輝くモノを見つけ、なんだろうと掘り出してみたら小さな印鑑のようなモノ。長い間、土に埋まっていたようで、なかなか汚れが落ちず、黒ずんだままですが表面には何か文字が書いてあるます。つまようじで汚れを掘り出してみると「親」という字が見えます。他は画数の多い漢字と倭王という文字。
これは、もしかして!
東大阪と言えば物部の土地だし、 物部氏の祖先は「ニギハヤヒ」で神武東征以前に大和をおさめていた別の政権ですので、もしかしたら...邪馬...。
あわてて、知り合いの奈良大学教授に連絡。それは正規の大発見ということで、新聞社やテレビ局を読んで、記者会見の真っ最中。まもなく臨時ニュースでテロップが画面に流れる模様です。
これで畿内説は確定ですなあ。
※エイプリールフール・ネタです(笑)
1級販売士試験 面接
窓口相談は全業種対応なんですが、時たま小売業の相談があるので知識補充もかねて1級販売士試験を2月に受験してきました。
販売士試験の問題はカリアックが発行している販売士1級ハンドブック(9800円)から出るんですが、これが分野別に5冊もあるので大変。もっとも中小企業診断士試験の企業経営理論、運営管理とけっこう内容がかぶっているので、その点では覚えやすいです。 ライリー・コンバースの公式(小売吸引力の法則)なんて久しぶりに覚えました(笑)
筆記試験に合格すると面接試験があります。というわけで試験会場の大阪商工会議所へ行ってきました。
大阪商工会議所の敷地内には商工稲荷神社があります。 大阪商工会議所初代会頭の五代友厚が祭った神社なので、商工会議所へ行くたびに商売繁盛を祈願しています。
さて面接ですが中小企業診断士試験の面接と違って、試験問題については質問されないんですね。やっている仕事の内容や志望動機を聞かれた後に、専門がITということでFacebookの話ばかりしていました。(笑)
年度末
今年度、三重県産業支援センターの総合相談窓口へ行く日数はクリアしていて、今日は休んでのんびりするはずだったのですが、予算調整で1日多く出てくれと言われて、出ておりました。
明日が年度末なので、支援センターの中はドタバタしています。異動する人や退職する人は机の荷物や種類の片付けと引き継ぎの段取り。フロア内の一部では模様替えも始まっていました。
支援センターに出ている時は大概、一緒にお昼を食べにいっていた職員も明日で退職ということで、一緒に食べに行くのも今日が最後。最後の昼食なんですが、ウナギなどを食べに行くわけではなく、いつもの店でいつもの日替わり定食でした(笑)
三重県産業支援センター送別会
年度末となり異動のシーズン。
名古屋市新事業支援センターに出るのも今年度は本日が最後。名古屋市新事業支援センターを辞められる方、異動される方に挨拶。
夕方、名古屋から津まで戻って三重会館横にある都ホテルへ。夜は三重県産業支援センターの送別会です。
三重県では外郭団体の見直しが行われ三重県産業支援センターへ出向している県職員は3年かけて引き上げることになったため、今年度は大量の異動になりました。工業研究所からの出向組は工業研究所へ戻ります。また定年などで退職される人もいて、ごそっと人材が抜けることになります。花束贈呈も大変でした。こりゃ、残った職員は大変ですねえ。
それにしても四日市市役所からの出向組がいたとは、全然知りませんでした。プロパーやら公務員やら私みたいに民間から入っているのもいる混成部隊ですので、出身母体がどこか大体は分かりますが正確には把握していません(笑)
エル・おおさかで窓口相談

「小規模事業者のための経営・出口戦略、債務圧縮 一日相談会 きっと何とかなる」という長たらしい名前の一日相談会に窓口相談を担当してきました。
場所は天満橋近くのエル・おおさかで、主催は大阪府商工労働部。金融円滑化法が3月末で切れますので、その対応のための相談会です。相談は少ないかなと思ったら、終了の17時までみっちりありました。都合、5件ほどあったのですが全部、建設業でした。皆さん、厳しい環境の中で事業をされていますので資金相談が多かったのですが、どう事業を立て直していこうかを中心にアドバイスさせていただきました。
飯盛山城
昨日は野崎城を見た後、そのままハイキングコースに入って飯盛山頂上へ登ってきました。
天気予報は曇りでしたので、雨はそのうち止むだろと思っていたら、だんだんひどくなってきます。引き返すのもしゃくだし、ぬかるんだ山道をえっちら登っておりました。さすがに誰も登っていません。
飯盛山山頂には四条畷の戦いで戦った楠木正行の銅像が建っています。この頂上付近が飯盛山城の本丸で、郭跡が残っていますが、飯盛山城は連郭式になっていて、かなり広大。所々には崩れた石垣が残っていました。
こんな日に誰もいないと思っていたら雨の中をもう一人登っているおじさんがいて、一般人は絶対に気にしない郭跡などを見ていました。飯盛山城を見にきたようで同好の士ですなあ(笑)
飯盛山城は河内平野を見下ろす山城のため、太平記の時代からありました。有名な四条畷の戦いもここが舞台の一つでした。飯盛屋城は歴史の舞台にたびたび登場し、信長よりも先に京都を掌握した三好長慶の居城になったり、最後は織田信長によって落城させられ廃城になったようです。
野崎城
野崎と言えば桂春團治の十八番「野崎詣り」、上方落語の舞台です。野崎観音のある慈眼寺への参詣を野崎詣りと言いました。
JR学研都市線の野崎駅から少し歩くと野崎詣りの慈眼寺があります。。寺の入口はえっちらおっちら石段を登った高台にあります。寺の裏側からハイキングコースがあり、寺の裏山へ登ることができます。少し登ったところにあるのが野崎城跡。野崎詣りをする人は多いのですが、こんな雨の日に城跡に登っている酔狂な人間はさすがにいませんね(笑)
城跡は何も残っていないんですが郭跡などはそのまま見晴らし台になっています。堀切があるのですが、かなり深くなっていました。
太平記に南朝側の楠木正行に対峙するための北朝側が陣をひいたと記録があります。戦国時代にもいろいろな文献に登場しますので合戦の舞台によくなったようです。確かに城跡からは四条畷や野崎が一望でき、戦略上の要害だったようです。
チャウチャウちゃうんちゃう?
名古屋市新事業支援センターや三重県産業支援センターなどで窓口相談を担当していると、時たま「関西生まれですか?」と聞かれます。
おかしいなあ、本人は標準語をしゃべっているつもりなんですが(笑)。
名古屋では「おみゃあよ~」と、どっかの市長をマネないといけませんなあ。もともとは津市生まれなんで、伊勢弁のはずなんですが大阪生活がないので、関西弁にそまっています。
伊勢弁をいくつか紹介すると
「チャウチャウちゃうんちゃう?」の意味は「チャウチャウ(犬)と違うんじゃない?」で、違うは伊勢弁で「ちゃう」と言います。
他にも下記のようなものがあります。
運ぶ → つる 「机をつって」
触る → いろう 「そんなもん、いろうたらあかん」
疲れた → えらい 「あーえらかった」
混んでいる → つんどる 「車、つんどっだ」
あと捨てるは「ほる」と言いますね。「捨てといて」は「ほっといて~」と言います。
伊勢美し国十二景
埼玉県新座市にある立教大学・映像身体学科では大学生が映像制作を学んでいますが、伊勢や伊勢神宮を訪れてオムニバス形式の映像、「伊勢美し国十二景」がWebで公開されています。
全部で十二景あるんですが、なかなかの秀作ですね。個人的によかったのが第六景の「かつて路面電車が走っていた」です。
伊勢には神都線と言う路面電車が走っていました。伊勢市駅・宇治山田駅から内宮や二見浦を結んでいた路線。
伊勢市駅から外宮へ続く、参詣道を路面電車が走っていたのは知っていたんですが、宇治山田駅は現在の伊勢うどん「ちとせ」のすぐ近くにあったんですね。伊勢商工会議所でIT窓口相談があると、大体「ちとせ」に寄って伊勢うどん定食(750円)を食べているんですが、狭い通りで、こんなところを路面電車が走っていたんですね。
第八景が「伊勢うどんと伝統のタレ文化」で、山口屋の製麺風景が出てきます。お店に伊勢うどんを食べに来た人が特徴を説明しているのですが、よく見たら菱田建材の社長夫妻(笑)。ビデオ撮りに駆り出されたんですね。
伊勢神宮に興味のある方は第一景から、ぜひどうぞ!伊勢をよく知っているという人にも楽しめる内容です。第五景「建物でめぐる伊勢の街」もなかなか貴重ですね。
▼伊勢美し国十二景
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