ITC三重 定例会

itc20110217.jpg三重県産業支援センター会議室でITC三重定例会を開催

2ケ月に1回開催しています。ITコーディネータの集まりでITC三重の会員は20名ほど。三重にITコーディネータは少ないのです。

今日のメインは「自治体営業のすすめ」でITCであり株式会社サンアイの多湖克典代表にお話いただきました。事業仕分けが行われていますが、市町村の削減で有効なのが情報システムの見直し。

全国に数多くの市町村があり、同じようなシステムが個別開発されています。住民票システムにしても市によって、それほど差がないので統一システムを作ってしまえば税金はずいぶん助かるのですが、試みはあっても結局、元の木阿弥に戻っているケースがほとんど。

担当者に知識がない、責任を取りたくないなどできない色々な理由がありますが住民が気がついておらず声を上げていないという点が大きいでしょうね。マスコミも不勉強な記者が多いので、こういった視点の報道はほとんどありません。

創業のための銀行融資ノウハウ取得セミナー

seminar20110216.jpg三重県総合文化センター(津市)で「創業のための銀行融資ノウハウ取得セミナー」を開催。

事業仕分けで今年度になくなる「みえ応援センター事業」でのセミナーです。安直にビジネスプランを作り、銀行に融資を申し込んでもダメだったいう方がけっこう多いので、そのために企画したセミナーです。参加は20名。

第一部は日本政策金融公庫。津支店の遠藤融資課長に「金融機関は創業企業のどこに着目しているか」というテーマで話をしてもらいました。
三重県の創業融資件数は220企業で平均融資額は468万円。(平成21年度)創業融資が多い業界ベスト3が美容業、居酒屋、中古自動車小売業でした。

融資を断るケース
1.自己資金が少ない 通帳で自己資金を確認しますがコツコツ貯めていることが重要。タンス預金などで一気に記帳してあるような場合はアウト。
2.創業動機があいまい 結局、事業は長続きしません
3.裏付けのない収支計画
4.事業に関する経験が少ない
5.公共料金や住宅ローンで遅延がないこと
6.負債がないこと
7.家族の理解が得られていること

第2部は井上経営コンサルタント事務所の井上所長にお話いただきました。テーマは「銀行から融資を受けるためには」で事業を大きくしていくために民間の銀行から融資を受けるための話です。

まず融資するかどうかは担当者がその気にならないといけないので正確な情報を担当者に届け、良好な関係を作っておくことが肝心。運転資金を申し込むと銀行は目的が赤字補填ではないか不良債権処理ではないかいろいろ判断しています。また返済が難しくなった場合はメイン銀行に相談しないといけませんが、銀行との付き合いは3行ぐらいまで、1行をメインとして不動産担保をメインだけにいれるとかメイン銀行との関係をしっかり作っておく必要があるというお話でした。

終わってからの質疑応答もなかなか活発なセミナーでした。

雪の伊賀へ

 
iga20110215.jpg大阪から近鉄で伊賀神戸駅へ

西大寺、八木経由で行きましたが奈良は雪一面でなかなか幻想的。途中の榛原はまるで雪国のようでした。昨日は止まっていた伊賀鉄道は動いていました。昨日は雪の影響で停電となり、しばらく不通になったようです。駅に張り紙がしてありました。

雪の原野の中を走る2両編成の伊賀鉄道はなかなかオツですね。伊賀の街に着くと、晴れていたので屋根の雪からポタポタ雫が落ちていましたが、盆地のせいか、けっこう雪が残っています。城下町ですので、なんだか雪の飛騨高山を歩いているような印象でした。

大阪へ戻ってきましたが奈良や大阪はすっかり雪は消えていました。

大雪

tsu201102.jpg津は朝、晴れていたのですが、だんだん曇ってきて14時くらいから雪に。見る見るうちに積もり始め積雪が5cmほどに。

東大阪へ戻るため津駅から近鉄電車に乗ると、大雪の影響で電車は遅延。名古屋線、大阪線、京都線とも特急などが連絡しているので遅れが全路線に伝播。

それにしても青山高原から榛原あたりは、雪国のような様相でした。伊賀神戸駅には伊賀鉄道の電車が止まっていましたが、中は真っ暗で学生が20名ほど乗っていました。駅のアナウンスで「伊賀鉄道は大雪で止まっています」と流れていたので再開を待っているのでしょう。

大和八木あたりまで戻ってくると雪も少なくなり、大阪も降ったのですが積雪はなくなっていました。結局、30分ほど遅れて到着。

焼肉が突き出しの上杉屋(京橋)

kyobasi201102.jpg大阪産業創造館で開催されたWeb屋のための起業塾(2008~2009年)。

卒業生や講師と京橋で新年会。お店は株式会社コミュニケーター横井社長行きつけのお店「上杉屋」。京橋の商店街にあり、コミュニケーターのすぐ近くにあるお店で、去年もここで開催しました。

昭和レトロのお店なんですが、すごいのが突き出し。席にバーベキューセットが置いてあり、ウィンナーや焼肉、野菜などが並んでいます。乾杯し、まずは焼肉を食べてから初めて注文です。お酒の種類も豊富で、なんと獺祭まで置いています。

卒業生の女性陣に圧倒されながら、食べて飲んで、おいしかった!

IT経営実践セミナーを開催

it20110210.jpgIT経営応援隊という経済産業省が推進している事業があります。紆余曲折があって2年ほど前から三重県産業支援センターが三重県の事務局をやっています。

昨日、四日市(塩浜)にあるAMIC(高度部材イノベーションセンター)でIT経営実践セミナーを開催。講師はITコーディネーターの浦田さんにやっていただきました。IT経営を進めていきましょうという入門セミナーで、セミナー後は個別相談会を開催で3社が参加。ITコーディネーター4名に対応してもらいました。

事務局なんで事前準備やアンケートの集計、報告書作成など、細々した事務作業がたくさん。こりゃ講師をやっている方がよっぽど楽ですねえ。(笑)

あとは22日の中部IT経営力大賞2011の表彰式(名古屋)が終われば、今年度のIT経営応援隊事業は全部終了。

インド・ネパール料理パルガティ

lunch201102.jpg忍者の里 伊賀の佐那具へ

今日は企業相談で伊賀へ。
お昼はいつも行っている定食屋さんが定休日で休みだったので、近くにあったインド・ネパール料理パルガティへ。25号線の幹線道路沿いにあって、黄色のなかなか派手な外見のお店です。

入ると、ネパール人のお姉さんがメニューを持ってきてくれました。けっこういろいろな料理がありましたが、ランチメニューからBセットを頼むと、まずはサラダとスープが出てきました。サラダもおいしかったのですが、スープが絶品ですね。続いてチキンカレーとナンが登場。このナンがめっちゃ大きく、皿からはみ出すので折りたたんでありました。めちゃくちゃボリュームがあります。おいしかった。最後は飲物までついていたのでコーヒーを頼んで、全部で 840円。こりゃ、安い!

注文は全部、日本語でOKです。でも東京などでは流行るけど、伊賀ではどうなんでしょうかねえ。
そうそう、ちゃんと仕事はしていました。(笑)

日本のドメインはjpではなかった

jmotto2011.jpg土日とも晴れて外はなかなかよい天気でしたが、ずっと家にこもってパソコンに向かって原稿作成。

さっきAllAbout「企業のIT活用」のガイド記事を作成して送ったので、ようやく一杯やっています。まあテレビで「たかじん」を見ながら作成していたので効率が悪いこと。(笑)

昨日はJ-Motto(グループウェアのサイト)の経営コラムを作成していました。AllAboutは9年ほど連載していますがJ-Mottoも長く7年ほど連載しています。ここ4年ほどはずっとITにまつわるトリビアの泉シリーズをやっていて2月のテーマは「日本のドメインは”jp”ではなかった」

ドメインとはインターネットの住所でSONYならsony.co.jpとなります。一番右側のjpをトップドメインといいますが、昔はjpではありまんでした。日本のインターネットの歴史は意外と古く1984年にスタートした研究ネットワークJUNETが起源です。日本電信電話公社いわゆる黒電話の時代です。この時に使われていたトップドメインは”junet”。アメリカと日本しか大規模ネットワークしかなく、”junet” は”com”、”org”と同様に扱われていました。

これからインターネットが世界に普及していくには国別コード(日本はjp)を使った方が望ましいと考え、1989年からjpドメインの登録が始まります。既存のjunetドメインからjpドメインへの切り替えが行われ、あわせて企業ならco.jp、大学ならac.jpという属性をつけました。3ケ月かかりましたが検索エンジンがない時代だからこそできた切り替えでした。

西岐阜

gifu201101.jpg西岐阜駅へ

駅から岐阜県庁経由で岐阜県産業経済振興センターまで「ふれあいバス」という無料のシャトルバスが出ているのですが、ちょうどよい時間帯がなかったので振興センターまで歩いていきました。ちょうど25分くらいです。振興センターは14階建のビルで眺めは最高。東側を見ると岐阜城や名古屋駅前のツインタワーが見えます。

写真は西側で雪で真っ白になった伊吹山と関ヶ原方面。大垣の少し先にあるのが南宮山で、関ヶ原の戦いでは毛利軍が展開していましたが、吉川広家軍の裏切りで参戦できなかったところです。

今日は振興センターで四支援機関合同連絡会。四支援機関というのは岐阜県産業支援センター、あいち産業振興機構、三重県産業支援センター、名古屋市都市産業機構のマネージャや職員が集まって意見交換する場です。年に数回持ち回りで開催しており今回で19回目。東海三県はけっこう近いので県域をまたがった中小企業支援などに有効です。

もともとはあいち産業振興機構の神部プロジェクトマネージャーの発案で生まれました。マネージャは任期があるのでメンバーは交代となるのですが、ずっと続いています。

終わった後は懇親会。名鉄岐阜駅から少し行った割烹平八というお店。けっこう飲んだのですが名古屋経由で津へ戻ってくる間にすっかりさめました。

忍者の里 伊賀へ

kayamati201101.jpg朝から近鉄で伊賀へ

伊賀神戸で2両編成の伊賀鉄道に乗り換えて上野へ向かいます。上野市駅の一つ手前の広小路駅で降りると昔の大和街道がそのまま商店街になっています。。伊賀は盆地なので京都と同じで底冷えしますね。さすがに雪はありませんでした。

大和街道は奈良から伊賀を経由して伊勢に通じる道で途中で分岐して江戸へ向かう道でもありました。この街道筋にあった鍵屋の辻で江戸へ向かう河合又五郎を仇討したのが渡辺数馬と荒木又右衛門。曾我兄弟、赤穂浪士の討ち入りに並ぶ日本三大仇討ちの一つです。今は資料館や碑が残っています。

用事をすませて、茅町から伊賀鉄道で帰ってきました。伊賀神戸、上野市は終着駅なので駅員がいますが、他に唯一駅員がいるのが茅町駅。伊賀鉄道はワンマンカーなので、無人駅は先頭のドアだけ、ここだけは全ての車両のドアがあきます。