お江のノボリ

go201010.jpg津城近くの丸の内商店街や四天王寺にずらっとお江のノボリが並んでいました。来年の大河ドラマが「お江」なので、津市では「ゴーちゃん」というキャラクターを作って地域起こしに取り組んでいます。

お江は浅井長政とお知の方の子供で近江の小谷城で生まれましたが、生まれた年に織田信長によって小谷城は落城。助けられたお市の方、姉の淀君と供に信長の弟(信包)のいた津に落ち着きました。織田信包は信長のお母さんの土田御前をその前から引き取っています。土田御前はそのまま津でなくなり、お墓は四天王寺にあります。

お江が落ち着いたのは津の北部にある伊勢上野城という高台にある城で、目の前には伊勢湾がひろがっています。ここに7歳までいて、その後、織田信包が現在の津城に移ったので、津城に9歳までいました。そしてお市の方が柴田勝家と再婚したので福井の北庄城に移ります。

お江は幼少期、ずっと津にいて伊勢湾を眺めていたはずなんですが、NHKの脚本家はたぶん琵琶湖を眺めるようなシーンにしてしまうんでしょうね。