天王山(山崎城)

yamazaki201206.jpg毎年、この時期に行なっている京都橘大学の集中講座がスタート。講義は午前中だけですので午後は山崎で下車。

秀吉と光秀がぶつかった山崎の合戦の舞台で、天下分け目の天王山と言われます。行楽シーズンになると高速道路の天王山トンネルの渋滞でも有名なところです。この天王山ですが、山の中腹にある山崎天王社に由来するんですね。

山崎駅から急坂を登るとハイキングコースになっています。月曜の午後にハイキングしている人なんていないだろうと思ったら、けっこうハイカーとすれ違いますね。クールビズとは言いながら皮靴で登っているので、周囲からは浮いています。

天王山の頂上に登ると、小学生の一団がワイワイやっています。この頂上付近は山崎城の跡地で光秀を破った秀吉が山崎城を作り、大坂城に移るまで利用していました。現在も曲輪の後などが残っています。

頂上付近をウロチョロしていたら、小学生に「おじさん、何してんの?山登り?」と尋ねられました。

「チャウチャウ、このあたりは昔の城跡なんだ」

「エー、ほんま」

そら小学生から見たら、ただの空き地にしか見えないでしょうなあ。