昨日、夜は津駅前にあるアスト津で建設業経営研究会があり参加してきました。
三重県中小企業診断協会で昨年からはじまった研究会で隔月で開催しています。内容は昨年、東紀州で行った建設業なんでも相談会の事例報告と三重県の建設業を取り巻く環境変化などです。
マクロ的にみると
・建設業全体のピークは平成4年の84兆円、底は平成22年の40兆円で半減
(民間工事は平成2年がピーク、公共工事は平成7年がピーク)
・仕事が半減しているのに建設業者数は1割しか減っていません
(大きな事業所がつぶれても個人や2~3人で独立するため事業所数が減らないことがあります)
三重県の建設業者(経審を行っている3000社)に対するアンケート調査を行った結果のサマリー報告がありました。
経営状況の見通し
・存続が心配など高い危機感をもっている(51%) 中堅企業に多い
・何とか乗り切れる(49%) 大手、父ちゃん母ちゃんの零細企業
という企業規模によって面白い結果も出ています。
今年も三重県内15ケ所で建設業向けなんでも相談会を開催していますので、県内の建設業の方はぜひ、どうぞ!
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タグ: 中小企業診断士
関西を元気にする国際フォーラム
マイドーム大阪(堺筋本町)で開催された「関西を元気にする国際フォーラム」 に参加してきました。
海外進出や海外人材をどう活用するか等、盛りだくさんの内容で、なかなか勉強になりました。海外進出、人材活用、共に相手は異文化なので多様性を理解することが重要。
専門学校で教員をやっていた頃、中国からの留学生も受け入れていたため、異文化にとまどう連続でした。ある日、専門学校へ警察から電話がかかってきて、「おたくの学生が自転車を無燈で走っていた」とのこと。留学生に聞いたら、バイトへ自転車へ行く途中で警官につかまったけど、なんで、つかまったのかよく分からないようでした。
「夜はちゃんとライトをつけて乗らないといけないよ」と言ったのですが、その後、留学生の出身地である瀋陽へ行ったら、誰もライトをつけて走っていません。そもそも自転車にライトがついていませんでした。(笑)大連へ行ったら、こっちは自転車で走っている人は誰もいません。坂だらけの街なので、誰も自転車に乗らないそうです。多様性を理解するって、やっぱり難しいですね。
木木会 中小企業診断士の交流会
中之島図書館 無料経営相談会
大阪府立中之島図書館の別館へ
中之島図書館入口の反対側、中之島公会堂横に別館があります。来週、9月21日(土)から中之島図書館と大阪中小企業診断士会とで毎月、第三土曜日に無料経営相談会を行いますので、その打ち合わせ。
▼中小企業診断士による「ビジネス 起業・開業・経営相談会」
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相談を担当いただく先生方と大阪市役所で待ち合わせをしたのですが、ちょうど「大阪クラシック ~街にあふれる音楽~」というイベントをやっている最中で、久しぶりにクラシックの生演奏を聴きました。ラッキーですねえ。市役所だけでなく街の至ることろでクラシック演奏をしているそうです。中之島公会堂近くでは結婚式の撮影をやっていました。中之島は大阪では珍しく、なかなか絵になるところですね。
さて無料経営相談ですが、中之島図書館ではビジネス支援に力をいれており、その一環で大阪中小企業診断士会に話があり、実現しました。大阪中小企業診断士会というのは中小企業診断士の会である大阪府中小企業診断士協会とは別で、いわゆるプロコン(独立したプロのコンサルタント)で組織されています。
今年度からこの士会の世話役をやっていて、無料経営相談事業は私の担当になっちゃったもので、一銭にもなりませんんが事業がうまくまわるように走り回っています。(笑)
木木会 中小企業診断士の交流会
木木会 中小企業診断士の交流会
宗右衛門町で総会
建設業経営研究会
津駅前のアスト津で三重県中小企業診断協会・建設業経営研究会が開催されました。
BLAST研究会
2002年度大阪地区で実務研修した仲間が中心となってスタートした中小企業診断士の勉強会。11年続いて、今回が37回目。
1次試験がマークシート試験に変更となった新制度の中小企業診断士で構成しています。関西一円のメンバーが多いのですが、遠くは東京にもメンバーがおり、今日も東京から参加されていました。BLASTとは『一吹きの風』を意味し、沈滞化の激しい日本経済に吹き抜ける『一吹きの風!』という気持ちを込め命名されています。
研究会に出るメンバーは独立組が多いというのが特色ですね。終わった後の懇親会では、企業内診断士に対して「独立しなよ、いいよ」と悪魔のささやきが行われ、信じて独立すると、「早まったな」とオチを入れる、なかなかおそろしい研究会です(笑)
企業診断研究会
夜は津駅前にあるアスト津で三重県中小企業診断協会の「企業診断研究会」。
朝から伊勢の企業へ行っており、帰りに参加してきました。本日の参加者は13名。
講師はコマダ商事の駒田さんで、テーマは「印刷業の外部環境変化と今後の展望」です。印刷業の業界構造などについて興味深いデータをまじえてお話しいただきました。
統計のよると用紙使用量は変わっていませんが、印刷物の出荷額は落ちています。高性能なプリンターの登場などで内製化の動きがすすみ、従来は印刷屋さんに出していた仕事が家や企業内でやっています。そういえば三重県産業支援センターも名刺印刷専用機を購入し、内製化しています。毎年、異動が多く、組織名もよく変わるので自ら印刷機を持った方が安いからでしょう。
三重県内の市別出荷額を見ると松阪市が半分近くを占めています。凸版印刷の松阪工場と新日本工業という大手企業があるからのようです。昔は津市の出荷額も多かったのですが官公庁の印刷需要が減少したこともありシェアがだいぶ減っています。意外に名張市も多いですね。