「半分の月がのぼる空」の映画化の話を家でしていたら、子供が図書館で1巻を借りてきてくれました。電撃文庫という聞いたことがない出版社ですね。読みだしたら1時間ほどで読破。パッと読めますが、登場人物のキャラクターはなかなか面白いですね。
伊勢が舞台といいながら、あまりそれらしい描写はありません。入院しているのは山田赤十字病院のようで、実際の病院は伊勢市駅から一駅行った宮町駅のすぐ近くにあります。
主人公が病院から抜け出して砲台山へバイクで向かうシーンが出てきますが、この時に通るのが新道商店街。私も伊勢から山田赤十字病院に入院していた知り合いを見舞うのに、ずっと新道商店街を歩いてからJRと近鉄の踏切を通って病院へ行きましたので、なかなか正確です。それにしても小説は8巻まで出ているんですね。
それから省略は「ハンケツ」ではなく。「ハンツキ」なんだそうです。「ハンケツ」の方がインパクトがあるのに(笑)