中部イノベーション・パートナーシップ事業という舌をかみそうな事業があるのですが、その事業の一環でITベンダー向け研修が三重県産業支援センターでスタートしました。
去年までは経営者を集めた経営者研修を4日間講座で行っていましたが、今年は対象をシステム会社などのITベンダーにした3日間講座で三重県では始めての開催です。講座はケース企業をもとにMBA方式で進めますが、ケース企業の題材は実在の企業をモデファイしたものです。受講者はモデル企業の経営幹部になった想定で、経営戦略を作りIT戦略へおとしていきます。バランススコアカードなどろいろな分析手法を課題を通じて学べます。
経営戦略は正解がない世界ですので、グループで議論して作り上げていきます。バックボーンの違う人間が集まっていますので多彩な意見が出て、これが値打ちがあります。ユーザー企業がどういう思いでIT戦略を立案し、ITベンダーに発注しているかを体感してもらうのを目的にしています。
なかなかお値打ちな講座なのですが、ちょっと集客に苦労し最後は一本釣り(笑)
ようやく12社14名集め、3グループで研修はスタートしました。事務局が講師をするわけにいかないので講師は外部のITコーディネータ仲間に依頼してやっています。来週火曜日はTwitterセミナーをやらないといけないし、知的生産の技術研究会・関西のセミナーが金曜にあるし、最近はセミナー準備ばかりやっています。