西大寺で日本最古の金庫が見つかった!

saidaiji201005.jpg大学からの帰り、西大寺駅で下車し駅近くの西大寺へ。

東大寺は全国的に有名ですが、平城京の反対側にあったのが西大寺。創建当時は金堂、東西の五重塔などが立ち並ぶ壮大な伽藍でした。今はほとんどが住宅街と近鉄電車の線路になっています。

西大寺の愛染堂で、係の人に聞いたのが西塔跡近くでのお宝騒ぎ。昭和初期、住宅建設中に開基勝宝という日本最古の金貨が見つかったそうです。開基
勝宝は恵美押勝(藤原仲麻呂)の命により鋳造された金貨。他にもあるのではないかとお宝騒ぎとなり、実際いくつか見つかったそうです。東塔は本格的な発掘
調査をしていないので、たぶんお宝が眠っているのではという話でした。

愛染堂は少し暗く観光客が少ないと、係員が懐中電灯で照らしながら説明してくれるのですが百万塔陀羅尼があり、西大寺にはわずか2つしか残っていないと説明してもらいました。

百万塔陀羅尼とは恵美押勝の乱を平定した称徳天皇が鎮護国家を祈念するため陀羅尼経をいれた百万塔を文字通り百万作ったものです。10万づつ10の寺に奉納され、その一つが西大寺。10万が、今は2つだけです。

この陀羅尼経は世界最古の印刷物でもあります。実はこの百万塔陀羅尼、古書目録で売りだされたことがあります。(反町茂雄の弘文荘待賈古書目)係の人に古書目録の話をすると、そんな話は初めて聞いたと、お返しに金貨の話をしてもらいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です