昨夜は大阪産業創造館で知研関西セミナー。講師は株式会社ミカサスポーツの梅原店主です。
近鉄郡山駅前のグラブ製造販売メーカー「BBA」を経営されています。最初に放映されたのが東北地域で家もグラブも流されてしまった野球少年、少女のため
に1500個の中古グラブを集めて被災地に送るニュース画像。夏休みには復興記念大会も開催しました。久しぶりのグラブに飛びついてキャッチボールを始め
る子供たちのシーンが印象的でした。
奈良県は大正時代から国産グラブを80%以上作っているグラブ産業のメッカ。 しかし2000年頃から大手企業が人件費の安い海外生産に踏み切り壊滅状態に陥りました。
生き残りをかけ、いろいろと模索する中で商品のブランドを上げるより人のブランドを上げる方がまだやりやすいことを示唆され、ストーリーを作り小冊子を作
成。プレスリリースなどを続けているうちにベースボールマガジンへの連載につながります。今やグラブ代よりも高い交通費をかけて遠くからグラブを買いにお
客さんが来店します。
セミナーでは自らの体験をもとにいかに夢を考え、どう達成していけばよいか、いろいろと教えていただきました。
セミナーの様子です。