-
京都橘大学の講義が午前中だけでしたので午後は尼崎へ行ってきました。
尼崎は阪神工業地帯に位置する工業地帯で工場萌えの世界ですが、江戸時代は城下町でした。
尼崎城があったのは阪神尼崎駅のすぐ近くに。遺構は何も残っておらず模擬城壁があるだけです。尼崎駅のホーム下を川を流れていますが、これが三の丸の外を流れていた堀。本丸には四重の天守閣が建っていました。
沖からみると城全体が海に浮かんでいるように見えたそうで、「琴浦城」の名称もついています。
城跡近くに契沖生誕地の碑がありました。日本史で学んだ僧・契沖でしたが尼崎出身だったんですね。
月: 2013年6月
KDDIウェブコミュニケーションズ 大阪オフィス開設
女性起業家向け助成金
中小企業円滑化法のその後
三重県中小企業診断協会の企業診断研究会に参加してきました。場所は津駅前にあるアスト津。
講師は井上経営コンサルタント事務所・所長の井上先生です。
中小企業金融円滑化法が2回にわたり延長されましたが、2013年3月末で終了。中小企業支援を行う受け皿として経営革新等認定支援機関や経営改善センターなど新しいスキームがスタートしています。そんな金融情勢を取り巻くなかで銀行の内情がどうなっているかのお話です。
■金融庁の検査以外に日銀も検査に入る
銀行には金融庁から検査が入ります。例えば7月に検査が入るとなると、事前に銀行に対し5月末を基準日として自己査定しておきなさいと通知があります。貸付金などの債務者区分をきちんとしているかチェックしますが、基準日は修正が可能な未来の日ではなく過去の日付が指定されます。この準備作業が銀行にとって大変な作業。また金融監督庁だけでなく日銀の当座預金があると日銀考査が入ります。
問題が少ないと2~3年に1回程度、国が資本注入しているような銀行には毎年、検査が入ります。
■再生支援協議会の活用
銀行が再生支援協議会に持ち込む案件は破綻懸念先(債務者区分)が多くなります。破綻先、実質破綻先(ジッパと呼びます)の場合、既に破綻しており、銀行としてもなんともしようがありません。破綻懸念先を事業再生して要注意先に格上げできないか再生支援協議会に持ち込みます。うまく要注意先に格上げされると銀行が積まないいけない貸倒引当金の額を減らすことができ、自己資本が増えるメリットがあります。
夕刊フジに掲載
知り合いが夕刊フジで「熟年起業」というコーナーを連載さしているんですが、「活用したい都道府県等中小企業支援センター」というタイトルで取り上げていただきました。
なんせ三重、名古屋市、兵庫で窓口相談ばかりやってますもので(笑)
実際、定年になってから起業相談に来る方は少なく40代後半から50代で自分のやりたいことで起業したいという方が多いですね。本日(6月5日)の夕刊フジです。津駅の売店で買ってきました。