近鉄名古屋駅に丸い柱と四角い柱がある理由

nagoya20140115.jpg近鉄名古屋駅の普通や急行が止まるホームは丸い柱になっており、奥の特急乗り場のホームは四角い柱になっています。 

現在の地下鉄の駅ができたのは戦前の昭和13年。当時は関西急行電鉄の時代で、あまり金がなかったので1面1線の配線にする予定でしたが、将来の発展を見込んで3面3線の駅にしました。この時に工事をして出来たのが丸い柱。 

ところが戦後、輸送量が増えたこともあり1967年(昭和42年)に4面5線への拡幅工事を行います。この時に工事で増えたホームが四角い柱になりました。奥が特急乗り場になっていますが、何とか8両編成が止まるようになっています。 

手前の急行の乗り場はホームの端まで止めて、やっとさ6両編成が止まります。名古屋駅以外の急行が止まる駅は8両編成でも大丈夫なんですが、名古屋線は名古屋駅のせいで朝夕、混んでいても6両編成になっています。 

奈良と大阪難波を結ぶ奈良線は10両編成の急行が走っているのですが、奈良駅が名古屋駅と同じ地下駅で余裕がないので、西大寺駅で電車をつないで難波まで10両で走らせています。名古屋線の場合は名古屋へ行く通勤・通学客が多いので、途中で車両を減らすわけにはいかず、ずっと6両編成のままでしょうね。 

吹上 弁当三国志

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    名古屋市新事業支援センターが入っている名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)の周りに飲食店はほとんどなく、ラーメン屋さんと喫茶店ぐらい。 

    歩いて10分ほどの地下鉄・吹上駅周辺にもほとんど店がありません。そこで、お昼はもっぱら日替わりの配達弁当になります。多店舗展開している2つの弁当屋さんが入っていて、ずっと300円だったのですが、昨年、片方の弁当屋さんが諸物価高騰ということで340円に値上げしました。ただし、オカズも少し豪華になったので、私はもっぱら340円弁当を頼んでいます。 

    そこへ先週、天白区にある弁当屋さんが営業に来られました。食べてみないと分からないということで試食に持ってきた弁当が写真の弁当(価格は300円)。これで名古屋市中小企業振興会館では三つ巴の戦いに突入してしまいました。 

    食材費以外に配達や引き取りの人件費やガソリン代もかかりますので、利益は50円もあればよい方でしょう。10個で500円。100個でも5000円という薄利多売。千個で5万円ですが、多く作ると、今度は廃棄の問題が出てくるので難しいところですね。どれぐらいのロットを作っているのでしょう。東京には1日6万食の弁当を配達している玉子屋というとんでもない弁当屋さんもあります。

大阪府中小企業診断協会 新年互礼会

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    大阪府中小企業診断協会の新年互礼会に参加してきました。 

    場所は大阪駅の上にあるホテルグランヴィア大阪20階の宴会場。三重県中小企業診断協会は母数が100名ほどですので新年互礼会には30名ほどの参加ですが、さすがに大阪は母数が多いので150名ほどの参加でした。 

    出し物も豊富で、バンド演奏もあり、恋するフォーチュンクッキーの中小企業診断士バージョンなんてのもやっていました。踊っていたのは、「走る診断士」という診断協会の秘密結社が中心のようです。 

    中締めは大阪らしく大阪締めです。もともとは江戸時代に北浜に合った米相場の間で取引が成立した証としてお互いに手打ちを交わす習慣として生まれたものが、大阪の商売人に拡がりました。生国魂神社に伝わる櫓太鼓の打ち方と掛け声をなぞったものとも言われています。 

    3本締めと掛け声が違っていて 

    「打ちまーしょ」 チョン、チョン 
    「もう一つせぇ」 チョン、チョン 
    「いおうて三度」 チョン、チョン、チョン 

    ビールやらワインやら日本酒やら、よく飲みました。(笑)

神社は百貨店より専門店?

isikiri201401.jpg松の内も終わりなので注連縄を納めに枚岡神社へ。境内は初詣やお祓いの人で賑やかでした。

枚岡神社から枚岡公園を通って、参拝客で賑わう石切参道商店街から石切神社へ。神社の入口に着いたら、すごい初詣客で、鐘を鳴らしてお参りするためにすごい行列が出来ていました。神社入り口の鳥居を超えて山門まで続く行列で、こんなん行列に並んでおられないと脇からお参りしてきました。それにしてもすごい参拝客です。 

この地域で神社としての格が一番高いのは河内一宮である枚岡神社。石切神社は社格としては枚岡神社より低いのですが参拝客では雲泥の差になっています。 

石切神社は「デンボ(腫れ物)の神さん」として有名ですが枚岡神社は特に特色はなく、家内安全、無病息災、厄除けんど、なんでも揃う百貨店型、石切神社はデンボに特化した専門店型で参拝客の差はこんなところに出るんですかねえ。デンボは関西弁でデキモノのこと。 

石切の切からデンボの神様になったという説もありますが、物部氏の氏族である木積家(石切神社の社家)に代々伝わった伝法(秘法)から、どうもデンボになったようです。 

えべっさんにお参り

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    「えべっさん」です。 

    関西では1月9日、10日、11日が「えべっさん」で、商売繁盛のお参りをします。9日が宵戎、10日が十日戎、11日は残り福になります。 

    戎神社で有名なのが兵庫県西宮にある西宮戎。兵庫県には他に尼崎えびす神社があります。大阪では今宮戎、堀川戎。京都には京都ゑびすがあります 

    今日は残り福なので家から歩いて5分の所にある額田戎へ行ってきました。工場地、住宅地の混在地域なんですが、この3日間は「商売繁盛で笹持ってこい!」の音が町中に鳴り響きます。またスピーカーを乗せたバンが「商売繁盛で笹持ってこい!」と流しながら、町内を練り歩きます。 

    額田戎神社は江戸時代に西宮のヱビス神を勧請してできた神社です。まずはお参りして商売繁盛をお願いします。次に社殿の裏側へまわって、再度お願いします。額田戎の場合は社殿の裏に木の板がありますので、たたいて商売繁盛をお願いします。えべっさんは耳が悪いためなんですが、今宮戎の場合はドラになっています。 

    お参りが終わったらお神酒をいただいて、甘酒を飲んで、縁起物を買います。笹は場所をとるので毎年、熊手を買っています。これで金運をかき集めなきゃあ(笑) 

    戎神社ですが、この3日間以外はいつも閑散としていて、商売繁盛をお願いしていて大丈夫かいないといつも思っています。(笑) 

木木会 梅田ナレッジサロン

umeda201401.jpg神戸・三宮にある「ひょうご産業活性化センター」で窓口相談。 

帰りに阪神電車に乗ると西宮戎のすぐ近くにある西宮駅は福笹をもった人でいっぱい。尼崎戎も尼崎駅近くにありますが電車から見るとたくさんの屋台が並んでいました。今日から3日間、関西は「商売繁盛で笹もってこい!」のえべっさんです。 

えべっさんは全国的な行事だと長らく思っていたんですが、名古屋や三重ではないようで、関西を中心とした行事のようです。阪神で梅田駅へ出て大阪駅をつっきってグランドフロント大阪へ。大阪駅寄りの建物はバーゲンをやっていて賑やかでしたが、奥に行くに連れてだいぶ閑散としています。飲食店もけっこう暇そうでした。 

土日は人出が多いでしょうが平日の夜はさすがに開業効果がなくなってきたようです。さて一番奥のビルの上にあるナレッジサロンへ。仕事などができる会員制サロンなのですが、会員がビジターを同伴する形で会議室などを活用できます。今日は大阪府中小企業診断協会の異業種交流会である木木会の会合。いつものマイドーム大阪が一杯だったようで、ナレッジサロンのおしゃれな会議室で開催しました。 

さらばアスキー

ascii201401.jpgJ-Mottoというグループウェアがあるのですが、そこの会員向けコラムを連載しています。2004年からですので、もう10年にもなるんですね。1月分の原稿を送ったのですがタイトルが「さらばアスキー」。 

去年の10月1日、角川グループの各社が合併、社名を「KADOKAWA」に統一しました。合併したのはアスキー・メディアワークス、角川書店、中経出版など。これで長らくパソコン雑誌を出し続けていた「アスキー」という社名がなくなりました。 

■アスキー創業、月刊アスキー創刊 
「アスキー」という社名は日本のパソコン発展と共にありました。アスキーの創業は1977年。王選手がホームラン世界記録を達成し国民栄誉賞第1号を受賞した年です。翌年にキャンディーズが解散すると発表、「普通の女の子に戻りたい」という言葉が流行語となります。創刊当時はパソコンではなく、まだまだワンボードマイコンの時代。 

やがてパソコン時代がきますが、パソコン本体が40万円、モニターやプリンターを揃えると60万はしましたので、せっせと月刊アスキーで情報収集するのがマニアの王道でした。 

残念ながら月刊アスキーに記事を書いたことはないのですが、月刊アスキーがリニューアルされた「アスキービジネス」や「インターネットでお店やろうよ!」、「インターネット販売活!」にはいくつか記事を書かせてもらいました。 

昔の写真を探したら、編集者の所へ打ち合わせに行った時に撮影したアスキーの受付が出てきました。貴重な写真になってしまいましたね。さらばアスキー! 

人は見たいものしか見ない 鷹尾城跡

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    20代の頃、阪急・上新庄駅近くに住んでいたので、休みになるとハイキングに出かけていました。よく行ったのが阪急・芦屋川駅から高級住宅街を歩き、城山(鷹尾山)、岩梯子、荒地山、雨ヶ峠、東お多福山から六甲山を超えて有馬温泉へ向ける縦走ルート。有馬温泉で市営の有馬温泉会館に行って、金泉、銀泉に入り、帰りは六甲ロープウェイとケーブルで帰ってきました。最後に温泉でさっぱりできるので、なかなかおすすめのハイキング・コースです。 

    城山(鷹尾山)は芦屋の住宅街から見えている小山で何度も登っているのですが、ここに城跡があったとは全然気づかず、先日確かめるために登ってきました。山頂近くのハイキングコースの近くにあったのが二重の堀切。土橋もしっかり残っていました。何度も通っている道なのに全然、気がつかないものなんですね。人は見たいものしか見ないというのはまさしくです。 

    室町幕府の時代、摂津守護の細川高国が1511年に瓦林正頼に命じて造らせた城で、築城後すぐに赤松氏に攻められ(芦屋河原の合戦)、落ち延びることになります。

春日大社 初詣

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    1日は自宅近くの枚岡神社へ初詣へ。 

    2日、3日は興福寺のすぐ近くにある飛鳥荘という旅館に宿泊。奥さんの親戚関係が集まって毎年、泊まっています。朝6時になると興福寺の鐘の音が聞こえ、起床。朝風呂に入っていました。至福の時ですなあ。 

    春日大社に初詣に行ってきました。枚岡神社を勧請してできた神社なのに本家以上に賑わっています。社殿に入る参詣道では毎年、入場制限が行われています。制限といっても、ちょっと待ったら入れますので伊勢神宮ほどひどくはありません。 

    帰省している息子が25歳の厄年で、厄落としをするとか言い出すので、春日神社の祈祷所に行ってきました。正月のせいか、たくさんの人が祈祷していました。神主が唱えている内容を聞いていると厄落としやら商売繁盛などのほかに大阪大学合格祈願という切実なもののありました。 

    神楽などがついて大体30分ほど。1回あたり20名ほどで、小祓いが5000円、大祓いは10000円でした。20名で5000円としても1回あたり10万円。入れ替えなどがありますから45分かかるとすると1日あたり10回ほど可能ですから、ざっと100万円。人件費は神官3名&巫女2名分です。祈祷所さえできてしまえば、お守り代と人権費だけですみますので、なかなかいいビジネスモデルですね。