塩浜

塩浜
三重県よろず支援拠点の出張相談でAMIC(高度部材イノベーションセンター)へ。
AMICの最寄駅は塩浜駅になります。全国各地に塩浜という地名がありますが、塩浜の地名があったところは昔、塩田がありました。塩浜には揚浜式・入浜式の2種類があります。
■入浜式とは
揚浜式は海から汲んで来た海水を塩田に丹念にまいていく方式で、けっこう重労働。入浜式は潮の満ち引きを利用して海水を自動的に浜に引き入れます。楽なんですが浜に堤防(プール)を作る設備投資が必要で資本がいります。
二見町にある伊勢神宮の塩田は入浜式になっています。入浜式は遠浅の干潟があるような海岸で、潮の干満があうという条件が整わないと難しいですが瀬戸内海が条件にあっていました。なかでも赤穂の塩は最高級品で赤穂の討ち入りの原因の一つではないかと言われています。
塩は生活物資なので戦国時代には甲斐の武田信玄を苦しめるために経済封鎖が行われました。

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