黒門市場で惜別の宴

寿恵廣
寿恵廣

ファイティング・コンサルタンツ、メンバーの一人が都落ちすることとなり惜別の宴です。赴任先は東人が住む太田道灌の地、つまり坂東です。

唐人や韓人が多く集う黒門市場の寿恵廣で惜別の宴が開催されました。”いっそうのこと宮仕えを辞めて独立しろ”という建設的な意見にも耳をかさず転勤していくこととになりました。

時に、初夏の令月にして、気淑く風和ぐ...。令和の元となった大伴旅人の大宰府での宴では寂しい歌がいくつか上がっていますが、それもそのはず、宴の前年に起きたのが長屋王の変です。藤原四兄弟には権力を握っていた長屋王排斥の動きがあり、長屋王側であった大伴旅人を大宰帥として遠くに追いやるための人事だったと言われています。さて、今回の転勤人事には何が隠れているのでしょうか。

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