メールの「Re」はラテン語

新型コロナウイルスのウイルスの語源はラテン語のvirus(ビールス) です。テレワークで危惧されているコンピュータウイルスなどコンピュータの世界ではラテン語が割と使われています。

ラテン語
ラテン語

■メールの返信 ReはReplyじゃない!
メールで相手から返信があると自分が送ったタイトルに「Re:」がついて返ってきます。この「Re」って、Reply(返事)の略だと思っていませんか。もちろんResponseやReturnの略でもありません。

実はラテン語です。ラテン語の「について」を意味する前置詞にres(レース)があり、これが英語のre(レー)に変化しました。17世紀以前から英語圏では「re」が文通の返信で使われており、現在でもビジネスレターでは「...について」という意味でタイトルに使われる時があります。この古風なビジネスレターの慣習が、電子メールの策定時に持ち込まれ今も使われています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です