中山道・番場宿から尾根道を1時間ちかくエッチラオッチラ登ると鎌刃城へ着きます。
尾根の一つが岩だらけの細尾根になっていて、ここに7つほどの堀切があり、遠くから見ると刃こぼれした鎌の刃のようで、ここから鎌刃城という名前になったようです。なかなか、見ごたえのある堀切でした。
「今井軍記」によると、今井氏が堀氏が立て籠もる鎌刃城を攻めており、鎌刃城の城主は堀氏だったようです。浅井氏に仕えていましたが調略によって織田軍に内応したところ浅井氏に攻められたようです。
主郭の虎口は石垣造りになっていて、観音寺城によく似ていますね。国の史跡になっていますが、よく整備されていて石垣、堀切、郭などが見事に残っています。西山腹には大石垣があり、北尾根は大堀切が残っています。