公園を散歩していると三味線の音色が。誰かが練習しているようです。
学生時代、丸太町通りにあった古本屋に入ると、店番のオバサンが三味線を奏でていました。
「いいな~あ。本に囲まれて優雅な生活だな~あ。古本屋さんになろうかな~あ」
と考えて色々と調べると、とてもそんな簡単なものではありませんでした。志多三郎氏の「街の古本屋入門」という名著があり、古本屋経営についていろいろと書かれていますが古本屋は仕入れが命。
オバサンが三味線を弾きながら店番をしている最中、きっと店主は仕入れに駆けずり回っていたはずです。というわけで古本屋さんになる夢はあえなく潰え、システムエンジニアになることになります(笑)。