奈良盆地の西側にあるのが、なだらかな馬見丘陵。
馬見丘陵には広大な馬見丘陵公園があり、敷地内にいくつもの古墳があります。その一つがナガレ山古墳。全長103メートルの前方後円墳で、5世紀前半ごろに造られたと考えられています。大王墓は百舌鳥古墳群、古市古墳群に造られエリア的なの違いがありましたので、被葬者は葛城氏だと考えられています。
ナガレ山古墳は半分を葺石を葺いて築造当初の姿に復元しています。残り半分は芝生を張った形で整備されていて2つの姿を楽しめるようになっています。上に登ると眺めはいいですね。ずらっと並ぶ円筒埴輪が壮観です。