炬口(たけのくち)城

炬口城 虎口

炬口は石清水八幡宮の荘園である炬口荘があったところで中心になるのが炬口八幡神社です。神社の北側にある万歳山山頂に炬口城があります。築城したのは淡路水軍を率いた安宅(あたぎ)氏です。安宅氏は最初の天下人となる三好長慶と組み、三好政権を支えますが、織田信長の台頭により没落していきます。

■炬口城へ
事前に調べると炬口八幡神社の裏手から登山道があるという情報を発見。さっそく登り始めますが藪だらけで本当に登山道があるのか確認できず、いったん麓に戻へ。よく藪を見ると地面に木の階段になっているようなところが見えます。やはり登山道だということで藪に突入。登山道とは名ばかりで、ほぼ木の階段は崩壊しており、藪だらけの道でした。さすがに頂上近くになると藪は減りましたが、今度は道がなくなります。しかたないので直登すると城の虎口がありました。

炬口城に中に入ると2つの郭から構成されていて高い土塁に囲まれています。ただ郭の中は藪だらけなので土塁の上を巡っていくことに、見事な畝状竪堀までありました。堀切も大きいですね。帰りは尾根沿いの道なき道を下っていくと麓近くで山道を発見。あとで調べると洲本市のホームページに城への行き方が掲載されていて、少し遠回りして炬口城へ行ける山道があったようです。炬口八幡神社からは行けませんとも書いてありました。先に言ってよ(笑)。もっとまめに事前調査しないと。

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