尼子城

【尼子城】
大内氏、毛利氏と死闘を続けた尼子氏ですが本貫は近江・甲良にある尼子です。前回、行った時は彦根が大雪の時でリベンジしてきました。雪の下で見られなかった尼子城の土塁や堀跡が見られました。

尼子城
尼子城

尼子城は婆娑羅大名として有名の佐々木道誉の孫にあたる高秀の四男高久が甲良荘尼子郷を領有して築城したものです。高久の次男が出雲・守護代となり出雲国に移り、こちらが月山富田城を本拠地に戦国大名で有名な尼子氏になっていきます。

長男は近江尼子氏と継ぎましたが、次の代で京極家の有力連枝旗頭として重きをなしながら戦乱のなか落城しました。近江尼子氏も没落してしまい、これで尼子城は忘れられた存在になったのですが近年、土塁と堀跡が発見され、今は公園として整備されています。室町時代は広大な平城だったようです。尼子から山側に行くと勝楽寺城があり、尼子城は前衛の城のような位置づけだったのでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です