夜は津駅前にあるアスト津で三重県中小企業診断協会の「企業診断研究会」。
朝から伊勢の企業へ行っており、帰りに参加してきました。本日の参加者は13名。
講師はコマダ商事の駒田さんで、テーマは「印刷業の外部環境変化と今後の展望」です。印刷業の業界構造などについて興味深いデータをまじえてお話しいただきました。
統計のよると用紙使用量は変わっていませんが、印刷物の出荷額は落ちています。高性能なプリンターの登場などで内製化の動きがすすみ、従来は印刷屋さんに出していた仕事が家や企業内でやっています。そういえば三重県産業支援センターも名刺印刷専用機を購入し、内製化しています。毎年、異動が多く、組織名もよく変わるので自ら印刷機を持った方が安いからでしょう。
三重県内の市別出荷額を見ると松阪市が半分近くを占めています。凸版印刷の松阪工場と新日本工業という大手企業があるからのようです。昔は津市の出荷額も多かったのですが官公庁の印刷需要が減少したこともありシェアがだいぶ減っています。意外に名張市も多いですね。