昨夜は大阪産業創造館で知的生産の技術研究会・関西セミナー。
7月は日本ウクライナ文化交流協会会長で先日、キエフから戻られた小野さんに現地の写真もふまえて最新のウクライナ情勢について話をしてもらいました。またキエフ大学を卒業されたエフゲーニヤさんにウクライナ人の考え方などについてもうかがいました。
■印象的だった話
・ロシアがジョージア(グルジア)侵攻するSF映画を作っているが、馬鹿なジョージア人をきちんと統治してあげるんだという、ひどい内容。ロシアがジョージア(グルジア)へ進攻したのは、ウクライナ侵攻の予行演習だったとウクライナ人は考えている。
・ロシア人、ウクライナ人の夫婦も多く、問題は複雑(ウクライナ、ロシア、ベラルーシは東スラブで同根)
・ウクライナ人のユーモアセンスはすごくプーチンの顔を印刷したトイレットペーパー(プーチンの□□野郎と書かれている)やクレムリンの形のバーベキューセット(シャシリクという)が販売されています。バーベキューをするといかにもクレムリンが燃えているように見えるのがミソ。
・戦争中のキエフ周辺の不動産価格は下がっていますが東京の不動産会社が、そういった不動産を買っているそうで、戦争が落ち着いて値上がりしたところで売るつもりとか、もちろん中国人もたくさんキエフに来ているそうです。
・6月5日に安倍首相がキエフを訪れ、約2300億円の支援を表明日本の首相が初めて訪問したが現地の報道は少なかったそうです。同時期にウクライナからの移民が多いカナダ首相がウクライナを訪問しており、ロシアはけしからんと発言していたことから報道はこっちばかり。