三重県内のITコーディネータなどで組織されているのがITC三重です。
ITC三重は法人との契約などができるようNPO法人化していますので、毎年、総会を開催しています。もっとも20名たらずの小規模組織なので決算や予算審議もあっという間。
雑談で最近のセキュリティの話になり、ランサムウェアにやられた事例などがいくつも紹介されていました。ランサムウェアにやられるとファイルなどが暗号化され、被害者はランサムウェアの作者にランサム(身代金)を支払うよう要求されます。パソコンがやられ、そこからファイルサーバーがやられてしまうこともあり、日頃からバックアップをしっかりとっておかないと復旧できません。また最近はファイルを暗号化する時に「○○の端末」と、どのパソコンから攻撃したかも書き込まれますので、誰がやられたかがすぐに分かります。こうなると会社でいたたまれなくなりますね。
標的型メール攻撃などはウイルス対策ソフトで防げませんので、社員一人一人に対する教育が重要です。”そんな怪しい添付ファイルを開くか!”と考えられないことをするのが人間です。会合ではウイルス対策ソフト以外に「未知の脅威」に対抗できる新しいタイプの標的型対策ソフト「Yarai(やらい)」などを導入しないといけない時代になったと話題になっていました。