ツンドクの整理中。今回は「わたくしが旅から学んだこと」 (小学館文庫) です。
日曜日の朝、よく見ていたのが「兼高かおる世界の旅」。芥川隆行との掛け合いが面白かったですね。まだまだ海外旅行が高根の花だった時代、当時の若者は小田実の「何でも見てやろう」、五木寛之の「青年は荒野をめざす」に影響されていました。トーマスクックが破綻する時代がくるとは思ってなかったですね。
映画「80日間世界一周」のむこうをはって行ったのが「80時間世界一周」。東京-マニラーバンコク-カラチ-ローマ-チューリヒ-デュセルドルフ-コペンハーゲン-アンカレッジ-東京と巡るコースで1958年に兼高かおるさんが73時間9分35秒で世界最速記録を作ります。この記録は今も破られていません。なぜならプラペラ機の記録だからなんだそうで(笑)。