相撲神社

山辺の道から離れて丘を登っていくと穴師坐兵主神社があり、ここの摂社が相撲神社です。

穴師坐兵神社
穴師坐兵神社

垂仁天皇の時代、力自慢の当麻蹴速(當麻在住)がいて俺より強いやつはいないと豪語していました。そこで出雲から野見宿禰を呼び出し試合をさせたのが日本最初の展覧相撲となりました。出雲は出雲国と言われていますが一説には長谷寺の手前にある出雲ではないかと言われています。最初の相撲が行わわれた場所が穴師ということで相撲神社が作られました。

勝ったのが野見宿禰で当麻蹴速は殺されてしまいます。ローマ帝国の剣闘士みたいですなあ。野見宿禰は垂仁天皇に仕え埴輪を作る土師氏の子孫となります。土師氏はやがて菅原氏となり一族からは菅原道真も出ます。

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