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昨夜はマイドーム大阪・会議室で大阪中小企業診断士会・第9回交流会。
大阪中小企業診断士会とは大阪府中小企業診断協会会員の中の独立コンサルタント組で組織されて窓口相談やセミナーなどいろいろな事業をやっています。コンサルティングファーム&シンクタンク組織です。無料経営相談も実施していますので、ぜひご活用ください。
▼無料経営相談
http://www.osa ka-shin danshi. org/act ivity/c onsult/
大阪中小企業診断士会では2ケ月に1回ぐらい交流会を開催していますが、なにもないと集まりが悪いので、昨日はみずほ銀行と提携した話(経営改善計画書作成支援)やミラサポの話をしていただきました。参加は20名。
ミラサポとは中小企業・小規模事業者の未来を支援するサイトということで名づけられ、公的機関の補助金・助成金などの情報提供や、経営の悩みに対する先輩経営者や専門家との情報交換の場を提供しているサイトです。中小企業はミラサポを通じて無料で専門家派遣を受けることができます。
大阪中小企業診断士会は地域プラットフォーム事業も行っており、ミラサポを通じて専門家派遣を行っているため、その報告をしていただきました。話の後は、交流会。一杯やっていました。
投稿者: mizutani
ものづくり補助金の募集がはじまりました
「中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」という長たらしい名前の補助金募集が始まっています。
小企業・小規模事業者が取組む、試作品・新サービス開発、設備投資等による新しいチャレンジを支援するための補助金です。けっこう勘違いしている方が多い、期間と資金調達の注意点です。
締切は2回あります。
一次締切:平成26年3月14日(金)
二次締切:平成26年5月14日(水)
事務局を行っているのは企業組合などの支援を行っている中小企業団体中央会で、各都道府県にあります。提出先は各都道府県の中小企業団体中央会にあります。
■注意 補助対象経費の期間
注意点はまず採択時期。
一次締切りは4月中
二次締切りは6月中となり、この頃が交付決定日になります。
補助金の対象となる経費は
交付決定日~平成27年4月30日まで(一次締切)
交付決定日~平成27年6月30日まで(二次締切)
ですので、交付決定日までに使ってしまった経費は対象外になります。
■注意 自己資金、つなぎ融資などが必要
補助金が支払われるのは補助事業実績報告書の提出を受け、補助金額の確定後の精算払となります。例えば平成27年4月末で事業が終わって5月に報告書を出せば、チェックなどに1ケ月ぐらいはかかりますので早くて6月に支払になります。
一般型だと補助率2/3で上限1,000万円ですから、満額の補助金なら1,500万円の事業となり、自己資金や銀行などからのつなぎ融資で資金手当てをしなければなりません。
尾頭塚(金山)
金山・尾張元興寺跡のすぐ近くにあるのが尾頭塚。
鎮西八郎と呼ばれた源為朝の墓なんだそうです。源為朝は保元の乱では崇徳上皇方に属して戦いましたが敗れ、伊豆大島へ流されます。ところが伊豆大島で暴れて、島を事実上支配したので、追討を受け自害しました。
為朝には義経と一緒で英雄生存説があり、伊豆大島を脱出して琉球に渡り、琉球王になったという小説が滝沢馬琴の「椿説弓張月」。小説のもとになったのが琉球王国の正史「中山世鑑」でここに書かれていたのをネタにしたようです。この小説に熱田大宮司の藤原季範(為朝の親族)に船で会い、熱田の地に来ることを勧められます。誘いは断りましたが、子供を季範に託す話が出ています。
どうも金山駅近くの古渡の地は源氏との関わりが昔から深かったようです。実際、大島、大矢、磯部という姓の住人が多く、これらの名前は為朝の一番信頼の置ける従者の名前でした。
そういえば熱田神宮の前で源頼朝が生まれましたが、これはお母さんが季範の娘だったことからです。源氏との深い結びつきから為朝塚が作られたのでしょう。尾張元興寺も為朝の子である尾頭義次によって再興されました。尾頭橋などの名前はこの義次が由来になっています。
尾張元興寺
午後は名古屋ソフトウェアセンターで会議。日本一分かりにくい名鉄名古屋駅ホームから金山駅へ出かけてきました。東に向かう名鉄電車は全て金山駅に停車するので、とりあえず来た電車に乗ればよく、これなら迷うことはありません。
金山駅のすぐ近くに尾張元興寺があります。元興寺というと奈良町にある寺が有名です。蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最初の仏教寺院・法興寺が前身で、平城京遷都に伴い、法興寺を移転したのが元興寺と言われていましたが、どうも飛鳥の法興寺は移転せず、そのまま残って今の飛鳥寺になったようです。
元興寺と言えば、有名なのが鬼。敏達天皇の頃。尾張国の農家に落雷と共に子供の姿の雷神が落ちてきました。やがて農夫の妻が、雷神の申し子とでも言うべき子供を産み、この子供が奈良の元興寺の童子となりました。元興寺の鬼退治をして、その後、出家し法師になったという伝説があります。
日本霊異記などに書かれている話ですが、この法師が故郷の尾張・古渡に帰って建てたのが尾張元興寺。発掘調査では飛鳥地方と深い関係のある瓦が出土していて名古屋に初めてできた寺の一つです。金山駅周辺は高台になっていますので、ここに伽藍が建っていたらランドマークとなり、目立ったでしょう。、
芥川山城 天下人・三好長慶の城
雪の上津部田城(津市)
2013年度電子申告(E-Tax)が終了
支払調書がようやく揃ったので午後は書類片手に電子申告(E-Tax)を開始。
水谷IT支援事務所 2013年度(第12期)分の申告です。まずは弥生の青色申告ソフトを起動して決算締切を行い、青色申用の各種帳票を出力。ボタン一発でできるので便利ですねね。
国税庁の電子申告のサイトにアクセスして帳票を見ながら入力していきます。電子申告がスタートした当初は使いにくかったですが、年々改善されていますね。昨年のデータが残っていると支払調書の支払先や住所などはそのまま引き継がれますので、金額を入力するだけですみます。もちろん新規取引先は一から入力しなければなりません。
青色申告が終了したら、次は所得税の申告。医療費控除や生命保険料控除などを入力していきます。ところが最後の最後でにっちもさっちもいかなくなって画面が前にすすみません。住基カードはICカードリーダーにきちんと接続しているし、おかしいなあと色々と確認。よく考えたらブラウザーにGoogleクロムを使っていました。サポートしていないんですね。インターネット・エクスプローラでやってみたら、すぐに終わってしまいました。
電子申告した申告書を印刷して、データを保存し電子申告(E-Tax)は終了。飲みながらやっていたのですが最後でトラぶったこともあり2時間ほどかかりました。E-Taxは帳票を送らなくてもすむのがいいですねえ。ただし時たまチェックが入り、一度、支払調書を送ってくださいという連絡がありました。
今年の窓口での確定申告は2月17日から3月17日までです。電子申告は既に始まっており締切が同じ3月17日になります。やらないといけない方はお早目に!
ファイティング・コンサルタンツ研究会 2012年8月
昨日は中百舌鳥でファイティング・コンサルタンツ研究会。
ファイティング・コンサルタンツ研究会は2002年に設立された中小企業診断士のグループ。当初はコンサルティングファーム(コンサルティング専業会社)作りを目指していた研究会です。創設メンバーではないのですが、最初の頃に誘われて大阪駅前ビルで行っていた研究会にちょいちょい顔を出していました。当時はメンバーが10名ほどいて、毎回熱い議論をしていました。
研究会を続けているうちに、だんだん方向性が変わり、またメンバーも変わって、谷町四丁目のエンクルを根城にしていた頃は自社の銀行格付け業務など事業を行う方にシフト。
天満橋の会計事務所を根城にしていた頃は、中小企業診断士の実務ポイントを取得支援をする事業をやっていました。谷四の頃から、研究会よりも終わってからの飲み会の方が長くなる傾向になっていきます。
最近は中百舌鳥にあるセレソヴイー株式会社が根城になっています。昨日、集まったメンバーは4名。まあ、10年以上、よく続いていますなあ。あいかわらず研究会の時間と飲み会の時間が変わらない状況が続いています(笑)