八雲立つ
八雲立つ、出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
というわけで出雲へ来ております。仕事ではなくて旅行です。奥さんが出雲大社に行きたいと言い出して、遷宮だし、まあいいかというわけで出かけてきました。平日だというのに観光客が多いですね。
出雲大社の本殿にお参りしてから裏側にまわって 須賀社へ。スサノオを祭った社なんですが一説の夜とスガはソガに通じ、蘇我氏は出雲族じゃなかったのかと言われています。となると蘇我氏の大元がここになります。
出雲は三輪山に出雲の神様が祭られているほど、ヤマトに貢献しました。紆余曲折があり没落してしまいます。欽明天皇の時代に復活します。そこから「我、蘇り(われ、よみがえり)」と蘇我氏になったという話があります。
木木会 中小企業診断士の交流会
谷山浩子コンサートに学ぶオペレーション
日曜日に谷山浩子コンサートが神戸・酒心館ホールであり、奥さんに連れられて行ってきました。コンサートは面白かったのですが、知っている曲がなかった(笑)
17:30開園でしたが17時になったらホール前に並び始めます。と言っても列ができているわけではなく、適当に立っているだけ。「10分ぐらい前に入ったらええやん」と奥さんに言ったら、なんと自由席制。17時から整理番号順に入って、自分の好きな席に座るという方式でした。そんなコンサートもあるんだあ。
■スタッフは最少人数
入口で整理番号を呼んで、中に案内する男性スタッフが2名。中でチケットを確認したり半券をちぎる女性スタッフが2名。グッズ販売が2名。ここまではバイトで可能。
音響1名、照明1名で専門職が必要ですがホールの関係者に頼んで神戸で確保できるでしょう。ピアノの弾き語りなので演奏スタッフはゼロ、しかもピアノはホール据え付けのようですので搬送スタッフもいりません。途中でリクエスト・タイムがあったので楽譜を管理してタイミングよく持ってくるスタッフ1名が必要。
グッズを次のコンサート会場に送れば、楽譜管理のスタッフと歌手の谷山浩子さん2名で移動すればOKです。なかなかコスト・パフォーマンスがいいですね。
■コンサートは2部構成
1時間&10分間休憩&1時間の構成で、テーマは「物語のある曲」。小説など物語に触発された歌で選曲されていましたが膨大な歌のストックがあるのでできる技。前半1時間は後から考えると軽めの曲が多く、途中で会場から4曲を聴衆とのジャンケン大会で選んでやっていました。ですので楽譜管理のスタッフが必要です。トークも面白かったですねえ。あとで奥さんに聞いたら、全部リクエストというコンサートもあるそうで、そりゃすごい!
前半で聴衆をつかんでから、後半は割と重い曲が多く、ゲド戦記の王国など歌もすごいですがピアノ演奏が迫力ありました。流れがなかなかうまいですね。セミナーでリクエスト・タイムを作るのは難しいですが構成の組立方などは大変、参考になりました。
なんでも相談会(松阪商工会議所)
年1回開催している松阪商工会議所のなんでも相談会。例年、10月の土曜日に開催しています。最近はほぼ毎年、相談を担当しています。
相談がワンストップでできるのですが、土曜なので事業者よりも一般の方の相談が多いですね。
相談項目は法律、税務、登記、多重債務、測量(境界)、不動産鑑定・地価、建物・耐震、労働(年金、社会保険)、金融(日本政策金融公庫、東海労働金庫)、特許、医療・介護などなど、私は新規開業・経営相談を担当しています。弁護士相談は2階でやっているので、混雑具合が分からないのですが、列ができていたのが司法書士の相談コーナー(法律相談)、大変な人が多いんですねえ。
ひょうご産業活性化センター 窓口相談
遷御の儀 内宮のお引越
名古屋城 本丸御殿
枚岡薪能
見ていながら見ていない
20代で、もう少しスリムだった頃、阪急芦屋川駅から城山、打越山、六甲山を超えて有馬に降り、金湯・銀湯につかって汗を流してからロープウェイでよく帰ってきていました。いわゆるハイキングです。
芦屋川駅を降りて川沿いの道を歩いて、まず向かうのは城山なんですが、兵庫県の山城を調べると、この城山が鷹尾城だったことが判明。遺構はだいぶ失われていますが堅堀や土橋は残っているようです。若い時に何十回も登った城山だったのに全然、気がつきませんでした。大体、地名が城山なのに(笑)、20代の頃は山城には興味がなかったですからね。
見ているはずなのに見ていないことってよくありますね。
創業相談をたくさん受けるようになると、ランチを食べに入った店でお客さんの数、席の数をざっと見て、メニューから平均単価を割りだし、回転率から日の売上を計算するようになっちゃいますねえ。20代の時はお店に入っても何を食べようかしか考えてなかったのですが、同じものを見ているはずなのに見ていないことは多いです。まだまだ気がついていない見方がたくさんあるのでしょう。