松江城

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せっかく出雲まで行ったので荒神谷遺跡まで足をのばそうという話があったのですが出雲大社横の島根県立古代出雲歴史博物館へ行ったら、荒神谷遺跡の鉄剣がずらっと壁一面に並んでいました。おまけに加茂岩倉遺跡の銅鐸も勢揃い。こりゃ、現地まで行かなくてもいいなとなったので行先を松江に変更。
まずは定番の松江城へ。昔、三重県中小企業診断協会の旅行で松江へ行ったのですが時間の都合で城が見られなく、そのリベンジです。もっともAll Aboutのガイド記事「戦国武将とシステム作り」シリーズのイメージ写真になりそうな所ばかり撮っていました。

八雲立つ

出雲
八雲立つ、出雲八重垣 妻籠みに 八重垣作る その八重垣を
というわけで出雲へ来ております。仕事ではなくて旅行です。奥さんが出雲大社に行きたいと言い出して、遷宮だし、まあいいかというわけで出かけてきました。平日だというのに観光客が多いですね。
出雲大社の本殿にお参りしてから裏側にまわって 須賀社へ。スサノオを祭った社なんですが一説の夜とスガはソガに通じ、蘇我氏は出雲族じゃなかったのかと言われています。となると蘇我氏の大元がここになります。
出雲は三輪山に出雲の神様が祭られているほど、ヤマトに貢献しました。紆余曲折があり没落してしまいます。欽明天皇の時代に復活します。そこから「我、蘇り(われ、よみがえり)」と蘇我氏になったという話があります。

木木会 中小企業診断士の交流会

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ひょうご産業活性化センターの窓口相談が終わってから堺筋本町のマイドーム大阪へ。
本日は大阪府中小企業診断協会の交流会「木木会」。大阪は日中も夜も暑く、しかも冷房が止まっていて汗だくのなかでの交流会になりました。
発表はインタープレイコンサルティング株式会社代表の柴崎 知己さん。今年、中小企業診断士を取得され、現在、事業戦略を見直し中で、その取組などを紹介いただきました。
もう一人は田尾 慎一さん。大阪府中小企業診断協会・青年部には「走る診断士」という変な集団がいて、田尾さんもその一員。もうじき行われる神戸マラソンに参加されるそうで、昼休みなどを活用して練習中。その取組やホノルルマラソン参加などを紹介いただきました。
マラソンを始めてから肝臓などがかなり健康になったそうで、うーん、やっぱりやめとこ(笑)

谷山浩子コンサートに学ぶオペレーション

kobe20131007.jpg日曜日に谷山浩子コンサートが神戸・酒心館ホールであり、奥さんに連れられて行ってきました。コンサートは面白かったのですが、知っている曲がなかった(笑) 

17:30開園でしたが17時になったらホール前に並び始めます。と言っても列ができているわけではなく、適当に立っているだけ。「10分ぐらい前に入ったらええやん」と奥さんに言ったら、なんと自由席制。17時から整理番号順に入って、自分の好きな席に座るという方式でした。そんなコンサートもあるんだあ。 

■スタッフは最少人数 
入口で整理番号を呼んで、中に案内する男性スタッフが2名。中でチケットを確認したり半券をちぎる女性スタッフが2名。グッズ販売が2名。ここまではバイトで可能。 

音響1名、照明1名で専門職が必要ですがホールの関係者に頼んで神戸で確保できるでしょう。ピアノの弾き語りなので演奏スタッフはゼロ、しかもピアノはホール据え付けのようですので搬送スタッフもいりません。途中でリクエスト・タイムがあったので楽譜を管理してタイミングよく持ってくるスタッフ1名が必要。 

グッズを次のコンサート会場に送れば、楽譜管理のスタッフと歌手の谷山浩子さん2名で移動すればOKです。なかなかコスト・パフォーマンスがいいですね。 

■コンサートは2部構成 
1時間&10分間休憩&1時間の構成で、テーマは「物語のある曲」。小説など物語に触発された歌で選曲されていましたが膨大な歌のストックがあるのでできる技。前半1時間は後から考えると軽めの曲が多く、途中で会場から4曲を聴衆とのジャンケン大会で選んでやっていました。ですので楽譜管理のスタッフが必要です。トークも面白かったですねえ。あとで奥さんに聞いたら、全部リクエストというコンサートもあるそうで、そりゃすごい! 

前半で聴衆をつかんでから、後半は割と重い曲が多く、ゲド戦記の王国など歌もすごいですがピアノ演奏が迫力ありました。流れがなかなかうまいですね。セミナーでリクエスト・タイムを作るのは難しいですが構成の組立方などは大変、参考になりました。


とってもまったりとしたコンサートでした。

なんでも相談会(松阪商工会議所)

松阪商工会議所
年1回開催している松阪商工会議所のなんでも相談会。例年、10月の土曜日に開催しています。最近はほぼ毎年、相談を担当しています。
相談がワンストップでできるのですが、土曜なので事業者よりも一般の方の相談が多いですね。
相談項目は法律、税務、登記、多重債務、測量(境界)、不動産鑑定・地価、建物・耐震、労働(年金、社会保険)、金融(日本政策金融公庫、東海労働金庫)、特許、医療・介護などなど、私は新規開業・経営相談を担当しています。弁護士相談は2階でやっているので、混雑具合が分からないのですが、列ができていたのが司法書士の相談コーナー(法律相談)、大変な人が多いんですねえ。

ひょうご産業活性化センター 窓口相談

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    木曜日は三宮・サンパル6階にある「ひょうご産業活性化センター」で窓口相談を担当しています。 

    相談時間は9:00~17:00で基本駅に予約制、1時間刻みになっています。最大、午前3件、午後4件の計7件の枠があるんですが、1時間で終わる相談もあれば1時間半かかる相談もあり、うまく時間コントロールしないと大変。 

    私の相談では最高は5件なんですが、相談者の入替時にトイレに走らないといけないし、終わってから報告書を書いていたら1日があっという間に終わってしまいます。 

    相談者は日替わりになっていて基本的に皆さん中小企業診断士で、なかには弁理士や社労士などの資格をプラスでもっている人が対応。私はIT担当なんですが、実際はIT以外の案件の方が多いですね(笑)今日も創業補助金のビジネスプラン・ブラッシュアップをしていました。 

    創業補助金の応募書類には金融機関と連携している認定支援機関の印鑑がいるのですが、金融機関の支店自体が認定支援機関になれますので、ひょうご産業活性化センターでブラッシュアップが終わったら、「近くの銀行に持ち込んで印鑑をもらって出して」と言っていますので、おいしい所は金融機関がもっていうという仕組みになっています(笑) 

    相談は兵庫県の事業者や創業者が対象ですが、窓口相談ですので兵庫県でなくてもよく、実際、会社は大阪だが住んでいるのが兵庫などで近隣の県や府からも相談に来られます。

遷御の儀 内宮のお引越

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    午後は伊勢商工会議所でIT窓口相談 

    宇治山田駅に着いたら商工会議所から電話。相談者から急なお客さんがきたとかで、相談時間を1時間ほどをずらしてほしいということで了解。 

    これ幸いと伊勢商工会議所のすぐ近くにある外宮へ参拝に行ってきました。伊勢の街は「祝、御遷宮」と書かれたのぼりがたくさん、はためいていました。 

    外宮入口の火除橋を渡り手水舎で浄めてから鳥居をくぐろうとすると入場制限になっていました。なにごとかいなと見ていると黒塗りの車が火除橋を渡ってきます。火除橋を車で渡るとなると皇族しか考えられませんので、 
    神宮祭主をつとめる黒田清子さんが乗った車のようです。鳥居を入ってすぐのところにある斎館に入られました。 

    外宮は団体客でわんさかわんさか。今日の午後から内宮の一般参拝ができませんので皆、外宮に参拝に来ているんですね。また礼服姿のお参りも多く、遷御の儀に出られる招待客でしょう。 

    外宮の遷御の儀は5日(土)で午後13時から翌朝5時まで参拝ができなくなります。内宮は明日の5時から参拝できますので、今頃、宇治橋の前にはずらっと並び始めているんでしょうね。 

名古屋城 本丸御殿

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    午前中、時間があったので名古屋城・本丸御殿へ行ってきました。公開がはじまっています。本丸御殿は昭和まで残っていたんですが空襲で天守閣と共に焼けてしましました。 

    復元が始まったのですが御殿の全部ができあがったわけではなく玄関と表書院の部分公開。第2期は対面所、第3期は上洛殿ができ、全て公開されるのは平成30年になります。 

    部分公開と言いながら、中は広いですね。総檜(ひのき)造りで、できたばかりですから廊下もピカピカ。玄関や書院には狩野派の絵師により描かれた障壁画が復元されていて、なかなか華やかです。竹に虎の構図やら、こりゃ猫かなと思ったら麝香猫(じゃこうねこ)の画もありました。 

    名古屋城内では「おもてなし武将隊」の前田慶次と兵卒の踊舞(とうま)が城内を歩いていました。名古屋は秋だというのに残暑が厳しく、この暑い中をなんぼ軽量とはいえ甲冑をつけて歩くのは「ゆるきゃら」並みに大変でしょうねえ。 

枚岡薪能

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    午前中は桑名で経営革新塾2回目。今日のテーマはプレスリリースで「自社の商売にキャッチフレーズをつけよう(販売促進を考える)」。 

    講師は「元新聞記者が教える マスコミが取材したくなる! プレスリリースの法則」(中央経済社)を上梓されたADACHI経営企画事務所の足立早恵子さんにお願いし、私はコーディネートだけでしたので楽でした。 

    桑名から東大阪へ戻って、夜、近くの枚岡神社へ行ってきました。 

    枚岡薪能が毎年、9月に枚岡神社境内で行われています。台風シーズンの季節なので、一昨年は狂言が終わったところで雨が本降りになり、屋外での能は延期になるなど、いろいろと波乱万丈の能です。 

    今日は風が少し強かったですが無事に開幕。枚岡神社は生駒山の麓で、すぐ裏は枚岡公園ですので、境内といっても木々の中にあり、虫の声が響く中、笛と鼓の音がこだまし、なかなか幽玄です。時たま近鉄電車のガタンガタンという音がするのはご愛嬌。 

    薪の火入れが終わったところで狂言がスタート。狂言は「神鳴」という都で目が出ずに地方へ営業に行く藪医者と空から誤って落ちてきた雷さんとの掛け合い漫才。 

    能は「百万」という題で、我が子と生き別れになった狂女・百万が、子を慕って狂い舞う能。能というと暗い話やおどろおどろしい話が多いのですが、珍しく最後は子供と再会してハッピーエンド。

見ていながら見ていない

20代で、もう少しスリムだった頃、阪急芦屋川駅から城山、打越山、六甲山を超えて有馬に降り、金湯・銀湯につかって汗を流してからロープウェイでよく帰ってきていました。いわゆるハイキングです。 

芦屋川駅を降りて川沿いの道を歩いて、まず向かうのは城山なんですが、兵庫県の山城を調べると、この城山が鷹尾城だったことが判明。遺構はだいぶ失われていますが堅堀や土橋は残っているようです。若い時に何十回も登った城山だったのに全然、気がつきませんでした。大体、地名が城山なのに(笑)、20代の頃は山城には興味がなかったですからね。 

見ているはずなのに見ていないことってよくありますね。 

創業相談をたくさん受けるようになると、ランチを食べに入った店でお客さんの数、席の数をざっと見て、メニューから平均単価を割りだし、回転率から日の売上を計算するようになっちゃいますねえ。20代の時はお店に入っても何を食べようかしか考えてなかったのですが、同じものを見ているはずなのに見ていないことは多いです。まだまだ気がついていない見方がたくさんあるのでしょう。