20代で、もう少しスリムだった頃、阪急芦屋川駅から城山、打越山、六甲山を超えて有馬に降り、金湯・銀湯につかって汗を流してからロープウェイでよく帰ってきていました。いわゆるハイキングです。
芦屋川駅を降りて川沿いの道を歩いて、まず向かうのは城山なんですが、兵庫県の山城を調べると、この城山が鷹尾城だったことが判明。遺構はだいぶ失われていますが堅堀や土橋は残っているようです。若い時に何十回も登った城山だったのに全然、気がつきませんでした。大体、地名が城山なのに(笑)、20代の頃は山城には興味がなかったですからね。
見ているはずなのに見ていないことってよくありますね。
創業相談をたくさん受けるようになると、ランチを食べに入った店でお客さんの数、席の数をざっと見て、メニューから平均単価を割りだし、回転率から日の売上を計算するようになっちゃいますねえ。20代の時はお店に入っても何を食べようかしか考えてなかったのですが、同じものを見ているはずなのに見ていないことは多いです。まだまだ気がついていない見方がたくさんあるのでしょう。
神様のお引越はもうすぐ
午後、伊勢商工会議所で窓口相談でしたので、昼休みに外宮へ行ってきました。外宮は伊勢商工会議所から歩いて5分ぐらいのところにあります。
今朝の中日新聞トップに伊勢神宮の参拝客が年間で900万人を突破し、過去最高になったと報道がありました。このままの勢いだと1300万人になりそうです。確かにすごい人ですね、平日、昼の外宮なんて、閑散としているはずなんですが今日は人だらけ、しかも団体客が3組ほどお参りしていました。
さて外宮の正宮へ行くと、いつもはない新しい宮への渡り廊下のようなものが作られていました。外宮には10月5日に遷御の儀、つまり神様のお引っ越しが行われます。内宮は10月3日です。午後8時に行われますが、関係者でないと見られません。外宮にある「せんぐう館」で遷御の儀の模型や様子が見られますがまさしく幽玄の世界。
知らない人も多いのですが、遷御の儀が行われる日の午後1時からは引越準備で参拝はできません。伊勢神宮の参拝を考えている人はご注意を。10月6日(日)午前5時から新しいお宮で参拝できますので、この日は参拝客でごったがえすでしょうね。
正宮に参ってから階段を上がって多賀宮をお参りしてきました。こちらも新宮が出来上がっていました。多賀宮は豊受大御神の荒魂(あらみたま)を祭っていて少々個人的お願いは多賀宮でお願いします。正宮は和魂(にぎみたま)を祭っていて、国家全体を祈願します。
昔の吹上ホール
大乗院庭園(奈良)
研究会と宴会時間が同じ ファイティング・コンサルタンツ研究会
ビジネスプラン発表会(名古屋)
名古屋市新事業支援センターとあいち産業振興機構の共催でビジネスプラン発表会を開催。今年で7回目です。
去年から名古屋市新事業支援センターのマネージャーを担当していますので私は今回が2回目。名古屋市新事業支援センター、あいち産業振興機構がそれぞれビジネスプランを募集し、書類選考、プレゼン審査を勝ち抜いた6社の発表です。
発表に向けて担当を決め、各マネージャーがそれぞれの発表のブラッシュアップを行い、本番にのぞみます。私も1社担当しましたが、なかなか大変ですねえ。
写真はあいち産業振興機構推薦の株式会社YPSテックさん。大きな土のうを一人で短時間で作れる補助器具「トンサポ」を実演しているところ。従来は3名ほどで作業していましたが、「トンサポ」を使えば1名ででき、土のうだけでなく除染作業でも使われているそうです。
終わってから有志で集まって駅前で飲んでいましたが、大阪まで戻らないといけないので途中で抜けて近鉄電車へ。家で飲み直しています(笑)
秀吉に学ぶシステム作り 一夜で墨俣城を築く
ヱヴァンゲリヲンと日本刀展
今日は朝から原稿書き。
ようやく一段落したんですが、もうちょっとやっといた方がよいのでお酒は我慢してコーヒー飲んでます。
昨日、中之島図書館の帰りによってきたのが大阪歴史博物館。ここの常設展は見応えがあって、最初のオープニングが何回見てもいいですね。難波京で橘諸兄が諸官の前で宣言するシーンがあるのですが、次に難波京を俯瞰するシーンになって、時代の流れとともにだんだんと現代の姿になります。そしたら窓が開いて、現在の難波京が同じように見えます。なかなか考えています。
常設展はそうでもなかったのですが、混んでいたのが「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」。ヱヴァンゲリヲンで使われている刃物などを日本刀の刀匠が再現したものです。ロンギヌスの槍は圧巻でした。作品はほとんど撮影OKなんだものですからカメラやスマホ片手の若者で混雑していました。
日本刀という異色のものとコラボレーションしたところがマーケティング的にうまいですね。海外で展示したら話題になるでしょう。
中之島図書館 無料経営相談会
大阪府立中之島図書館の別館へ
中之島図書館入口の反対側、中之島公会堂横に別館があります。来週、9月21日(土)から中之島図書館と大阪中小企業診断士会とで毎月、第三土曜日に無料経営相談会を行いますので、その打ち合わせ。
▼中小企業診断士による「ビジネス 起業・開業・経営相談会」
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相談を担当いただく先生方と大阪市役所で待ち合わせをしたのですが、ちょうど「大阪クラシック ~街にあふれる音楽~」というイベントをやっている最中で、久しぶりにクラシックの生演奏を聴きました。ラッキーですねえ。市役所だけでなく街の至ることろでクラシック演奏をしているそうです。中之島公会堂近くでは結婚式の撮影をやっていました。中之島は大阪では珍しく、なかなか絵になるところですね。
さて無料経営相談ですが、中之島図書館ではビジネス支援に力をいれており、その一環で大阪中小企業診断士会に話があり、実現しました。大阪中小企業診断士会というのは中小企業診断士の会である大阪府中小企業診断士協会とは別で、いわゆるプロコン(独立したプロのコンサルタント)で組織されています。
今年度からこの士会の世話役をやっていて、無料経営相談事業は私の担当になっちゃったもので、一銭にもなりませんんが事業がうまくまわるように走り回っています。(笑)
沢村栄治のお墓
沢村栄治といえば伝説の速球投手。プロ野球の最優秀投手には毎年、「沢村栄治賞」(沢村賞)が贈られます。
巨人軍で活躍した投手ですが戦争で右肩を痛め、日本に戻ってからは肩を痛めたのでサイドスローに転向。3度目のノーヒットノーランを達成しています。すごいですね。
また徴兵されて日本に戻ってきましたが体はボロボロ。巨人に復帰しましたが成績はふるわず巨人からは解雇されてしまいます。そして3度目の徴兵で戦死。
沢村栄治は伊勢市生まれで生家跡は近鉄・宇治山田駅の目の前にある明倫商店街を抜けたところにあります。商店街入口に「沢村栄治誕生の街」と看板があるし、商店街の中にも案内があるので、よく分かります。
実はお墓も伊勢にあります。実に分かりくいところで案内も何もありません。伊勢の企業へ行くついでに知り合いに連れていってもらいました。沢村栄治のお墓はボールの形で、前面に巨人の「G」、後面に沢村の背番号「14」が刻まれていました。27歳という若さで亡くなったんですね。