ワインの樽

taru201111.jpg今日はボジョレー・ヌーヴォーの解禁日。今頃、家にはボトルが届いているはずですが明日まで津なので土曜日までお預け。

昔、よくワインパーティをやっていて、ボジョレー・ヌーヴォーの日も知り合いの家に集まってワインパーティなどをやっていました。当時は独身で気
楽なものでしたので、先輩がいきなり送ってきたのがボジョレー・ヌーヴォーの樽。パーティの日に会場まで持ってこいというお達しつきでした。

樽についていた説明書を読むと、ワインはデリケートなものなので湿気などを保つよう毎日、樽をぞうきんで拭くこととありました。...毎日!

当時はシステムエンジニアでしたので、終電で帰ることもしばしば。毎日、帰ったらまずは樽を拭いておりました。パーティの日はバックパックに樽をくくりつけて電車で持っていきましたが、かなり奇異な目で見られましたね(笑)

いしきりんの日

isikiri201111.jpg家の近くに石切さんがあります。

正式名称は石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)で、剣の文字が入っていることからデンボ(オデキ)の神様として有名です。平日でも境内でお百度を踏んでいる人が多く、今日は日曜ということもあり50人ほどがグルグルお百度を踏んでいました。

石切神社の祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)。神武天皇よりも先にヤマトに降臨し、神武天皇を迎え入れた神様で日本書紀や古事記に登場しまISIKIRI2011111.jpgす。物部氏の先祖にあたります。東大阪、八尾の河内は古くから物部氏の拠点になっていて八尾には物部守屋の墓もあります。

石切さんから近鉄石切駅に向かって細い上り道の参道になっていて商店街になっています。たこ焼き屋やら八百屋などいろいろあるのですが、多いのが占いの館。陰陽道占いからタロット占いまで何でもあります。中には1ケ所に10ほどの占いコーナーが集まった一角もあります。

参道を歩いていると修験道の行者が法螺貝を吹いていました。なかなかディープなパワスポットです。この商店街のゆるキャラが「いしきりん」。金~日は「いしきりんの日」だということで参道を歩いていないかなと出かけてきました。

他のゆるキャラが応援に来ていて参道を歩いていたのが「えべっちゃん」〔兵庫県三田市)、「たいしくん」(大阪府太子町)、「キララちゃん」(京
都府京田辺市)、「やちにゃん」(滋賀県・彦根市)でお目当ての「いしきりん」はいませんでした。しょうがないので焼き鳥とビールを飲んで帰ってきまし
た。

織田信長が切り取った蘭奢待

syousou2011112.jpg正倉院展へ行ってきました。

土曜日の昼中はとんでもなく混雑していますので、閉館1時間半前から入れるオータムレイトチケット(割引チケット)を買って入館しました。

すっかり日が暮れた興福寺と春日神社の参道を通って奈良国立博物館前へ。少し切符売り場で並んでオータムレイトチケットを買い博物館入口へ。列は100メートルほどで、すんなり入れました。中はまだ混雑していましたが終了30分前になるとガラガラです。

入口近くにあった蘭奢待をじっくり見ておりました。蘭奢待とは香木で正倉院に伝わっています。蘭奢待の文字の中に”東・大・寺”が入っています。
この香木、天下を取った権力者が切り取ることで有名です。蘭奢待には3つの白い紙が貼られていて、足利義政、織田信長、明治天皇が切り取ったあとと書かれ
ていました。明治天皇まで切り取っていたんですね。しかも織田信長よりも大きく切り取っています。

以前、新聞に東大寺の大仏足元から明治時代に見つかった刀が1250年間行方不明だった宝剣「陽宝剣」「陰宝剣」とエックス線調査で分かったと報
道されましたが、光明皇后が献納したもので刀の名前が印された国家珍宝帳も出展されていました。いつもに比べると古文書の出展が少なかったですね、天平時
代の欠勤願いなど楽しみにしていたんですが。

写真は猿沢の池から見た夕焼けです。

四日市陣屋・伊勢暴動

四日市陣屋
今日の午後は四日市商工会議所で窓口相談
昼休みに近くにある四日市陣屋を見てきました。といっても小学校跡になっていて説明板があるだけで何も残っていません。四日市は徳川藩の天領で、天領を管理するために作られたのが陣屋です。
陣屋は東海道のすぐ近くにあります。初代代官は水谷光勝で、1600年に任じられていますので関ヶ原の合戦の年ですね。陣屋ができたのは3年後です。周囲には堀が掘られ土塁が築かれていました。
明治維新後は一時期、三重県庁がおかれていましたが明治9年の伊勢暴動で焼きうちにあい焼失してしまいました。伊勢暴動とは財政の安定を図るために明治政府が行った地租改正事業で、土地に対して3%増税になる施策です。
米価が下がって大変だった農民が何とかしてほしいと嘆願書を県の役人に出しましたが、無視。善後策をねろうと農民が集まり、結局これが暴動へ発展して三重県中にひろがり、軍隊が出動する事態になりました。この騒ぎの影響もあり税率は3%から2.5%へ下げられました。
四日市は楠町と合併して30万人都市になりましたので事業所税があらたに各事業所に発生します。三重県では初めての事態です。合併特例で5年間の猶予がありますが、これがいよいよ切れますので増税になります。
「なんで四日市は合併なんかしたんや!」という四日市の事業者の声をよく聞くようになりましたが、また伊勢暴動が起きなければよいのですが

津の古地図

津
冊子「古地図に見る津城下の変遷」を手に入れました。
書店には置いておらず津城横にあり藤堂高虎を祀った高山神社(こうざんじんじゃ)でのみ売っています。
古くからの津の古地図が収録されていて津の城下がどう変遷したかが分かる冊子です。一番古い地図は寛永中期(1630年)頃のものです。1600年の関ヶ原の戦い、1615年の大阪夏の陣が終わって、島原の乱が起きる前です。こないだ「こんなに変わった歴史教科書」を読んだら、今では島原の乱と教えておらず平成の教科書では「天草・島原の一揆」と言っているそうです。
古地図の津城を見ると本丸から西の丸(左側)と東の丸(右側)が出ているのですが、当時は東の丸から橋が出ていなかったんですね。藤堂高虎が築城していましたが大阪の陣が終わってしまったので東の丸は簡素なままになりました。
実家近くに伊予町と呼ばれる町があるのですが国替えとなった藤堂高虎に従って伊予から移ってきた人が住んだところです。ここには寺がいくつかあるのですが、この寺も伊予から移ってきたんですねえ。知らなかった!

長岡京ってめちゃくちゃ大きかったんですね

nagaoka201111.jpg午前中は京都の企業さんの経営相談へ、昼から時間があいたので長岡京へ行ってきました。

長岡京は陰陽師・安倍晴明でよく舞台になるところです。安倍晴明の相手役である早良親王が怨霊になった都で早良親王は謀反の疑いをかけられ配流さ
れる途中で自殺。その後、いろいろな変事が起きるようになり早良親王の祟りと大騒ぎになりました。上御霊神社などに祭られています。

長岡京は短命な都だったと歴史で勉強しましたが実に広大だったんですね。ずっと阪急長岡天神駅の周辺にあるものだと思っていたら大極殿は阪急西向日駅近くにありました。長岡って名前がついていませんがなあ!

大極殿跡の公園に都の様子が書かれた想像図がありましたが、羅生門の向こうはは石清水八幡宮。阪急で言えば、東向日駅、西向日駅、長岡天神駅、大
山崎駅と4駅にまたがる広大な都でした。大極殿跡には元日、7本ののぼり旗を建てた跡が残っていて復元されていました。少し離れたところには築地跡や朝堂
院跡、楼閣跡などもありました。なぜ10年という短い期間で平安京に遷都となったのか、いまだに分からないそうです。

不二屋の五目やきそば

fujiya201111.jpg久しぶりに松阪の企業サンへ。午後からでしたので、お昼は久しぶりに不二屋の五目やきそばにしました。

不二屋は松阪の中心市街地にあり、近くには高級松阪肉で有名な和田金やステーキハウスの三松がありますが、そんな高い店には行けませんので、もっぱら庶民的な不二屋です。

久しぶりに店に入ったら中がリニューアルされていました。入ると待合になっていて名前と人数を書いて待つ回転寿司システムになっていました。待合には15人ほど座れる席が用意されていました。一人なのでしばらくすると呼ばれてカウンター席へ。

不二屋は中華そばで有名なのですが、頼むのはもっぱら五目やきそば(800円)。サクサクのあげめんに具だくさんのあんがかかっています。けっこうボリュームがあって食べごたえがあります。

→ 不二屋の五目やきそば


灘 蔵巡り

senba20111101.jpg船場総研のイベントに参加しました。船場総研とはパソコン通信Nifty-Serveの中にあったFlic(資格試験)フォーラムの会議室「中小企業診断士試験」の勉強仲間(船場勉強会)OBで組織しています。船場勉強会は現在も続いていて日々、勉強しています。そのOB組織なので全員、中小企業診断士という集まりです。

今日はお昼に三ノ宮に集合。大阪からJRで向かおうとすると人身事故でストップ。仕方ないので阪神の特急で三ノ宮に向かいました。ペット向け真珠という新しいビジネスをしている経営者の話を聞きながら昼飯。その後は灘へ移動して、蔵めぐりです。

あいにくの雨ですが、なんのその、蔵に入って試飲の繰り返し。夜は蔵に併設されたレストランで宴会。よく飲んだ!電車に乗っている間にさめてしまったので家へ帰ってワインを飲んでいます。

すごい客回転の魚利食堂

三重県産業支援センターの担当者と桑名の企業へ。

それにしても今日は暑かったですね。11月になったのにクーラーをいれて車を走らせていました。待ち合わせは昼からでしたので、お昼は桑名市の魚利食堂へ行ってきました。桑名市立中央図書館の近くにあります。

ずらっとオカズが並んでいて、お盆に手で取る形式の食堂です。ご飯は大、中、小、小小があります。最初にお店に来た時、中を頼んだらいわゆる大盛りでした。最近は小小ばかり頼んでいます。汁物は赤だし、貝汁、豚汁があります。

10名ほど座れるテーブルが並んでいて席数は50ほど。空いている席に座り。食べ終わるとお姉さんを呼んで精算するシステムです。客の所要時間は10分ほどで12時前から12時30分にかけてはほぼ満員。4~5回転はしていますね。同じようなシステムのお店は全国にありますが、これだけ客回転しているお店は珍しいですね。

リーデイング産業展 2日目

leading01.jpgリーディング産業展2日目。今日は祝日でもあり、華族連れが多かったですね。

各ブース共に子供受けしようと趣向を凝らしていました。まずは桑名商工会議所のゆるキャラ「ゆめはまちゃん」。”その手は桑名の焼きハマグリ”と
言われるほど有名な桑名の蛤を売り出すためのゆるキャラです。桑名商工会議所に「ゆめはまちゃん」の大きな看板があるのは知っていたんですが、着ぐるみを
見たのは初めて。子供との2ショット写真に応じていました。

世界で初めて蛍光表示管(VFD)を作ったノリタケ伊勢電子ではお菓子が取れるUFOキャッチャーを設置。子供が列を作っていました。このUFO
キャッチャー、聞いたらレンタルではなく作ってしまったそうで、さすがにメーカーは違いますなあ。コントローラの説明画面には蛍光表示管が使われており芸
が細かい。

今、新商品をいろいろと開発していて展示ブースには電光表示器ユニット「i-Catch Liner」などが展示されていました。縦に並べると映画マトリックスのオープニングのようになります。NHKの番組などでも使われています。