水谷神社にお参り
初詣は奈良の春日神社へ
さすがに人が多く、本殿に入る前には入場制限もあります。境内はごった返しているのですが、境内のちょっと離れたところに水谷神社があります。
手向山八幡宮から若草山沿いに歩いて春日神社の神域に入ったすぐの所にある摂社です。水谷家の総本社でして、毎年お参りしています。
というのはウソで、本当は水谷神社(みずやじんじゃ)という名前。
素盞鳴命、大巳貴命、奇稲田姫命が祭られています。疫病難病をはらい病魔を退散する神様。近くを水谷川が流れていて川沿いに水谷茶屋が有り、川には水谷橋がかかっています。と、水谷がてんこ盛り(笑)。
WikiPediaを見てみると兵庫県養父市には本当に水谷神社(みずたにじんじゃ)があるそうで、こっちはぜひお参りしてみたいですね。
受講生からの手紙
毎年、この時期に届くのが認定看護師教育課程の受講生からの手紙。しかも自筆です!
京都橘大学・看護教育研修センターで認定看護師を養成しています。認定看護師認とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師を言い、京都橘大学では皮膚・排泄ケア分野の認定看護師を養成しています。
受講生は経験をつんだ現役の看護師さん。6月に入学し、6ケ月間学んだあと、試験に合格しなければなりません。
教育課程には情報処理があり毎年6月に担当しています。受講生は現役の看護師さんなので20代から50代まで年齢もバラバラ。一人、二人ですが男性の看護師さんもいます。
6月から半年たち12月の講座修了になると、講座に関わった各講師に自筆の手紙を出しており、毎年届きます。今回が第6期生。
受講生の皆さん、半年間お疲れ様でした。来年の試験、がんばってください!
お酒の飲みすぎで、みなさんのお世話にならないよう気をつけます(笑)
中小企業診断士制度のアンケート
LECから封書が送られてきたので、新しいパンフレットかなと開けたら、中に入っていたのは「平成24年度 中小企業診断士制度に関する実態調査」というアンケート調査。
中小企業庁の委託を受けてLECがアンケートを行いますという案内文も入っていました。アンケートですのでチェック項目が多いのですが、なかには、うまくいった支援事例やうまくいかなかった支援事例を書けという記述式もあって、回答するのはけっこう大変。
■背景にあるのが中小企業診断士の専門性強化
中小企業庁の入札情報を見ると9月下旬に入札説明会が行われ、10月中旬に委託事業者を決定したようで、これをLECが落札したんですね。
入札の要件もネットに出ていて、「中小企業500社以上(有効回答250社を想定)及び中小企業診断士300名以上(有効回答150名を想定)に対してアンケート調査を行う。調査対象の中小企業は、業種、事業規模、従業員数、地域のバランスを考慮すること。」とありました。
また「上記アンケート調査の結果を踏まえ、中小企業及び中小企業診断士に対して30件程度のヒアリングを行う。」とあり、それで最後にヒアリングさせてもらってもいいですかというアンケート項目があったんですね。
ちょっと時間がかかるアンケートですので中小企業診断士150名以上の有効回答を集めるのが大変。LECの講師なら協力するだろうと私のところへ送ってきたんですかね(笑)。アンケートの内容は中小企業支援の項目ばかりですので、個人事業か法人化している中小企業診断士を選んで送っているのでしょう。他の士業とのコンサルティングファームのような形態を問う設問もありました。
このアンケートの背景にあるのが、”ちいさな企業”未来会議の検討項目。いろいろあるのですが項目の中に「中小企業診断士の専門性強化」や「中小企業診断士の専門分野を明示し、選択しやすい制度にする」というのがあり、そのためのアンケートでしょう。
■株式会社を作る時の登録免許税・印紙税、事業所税がなくなる!?
中小企業庁の入札情報を見ていると10月ぐらいから、他にもいろいろと中小企業の実態調査に関わる委託事業がありました。テーマは事業承継、経営課題、個人保証制度など。
起業環境に関する調査もあり、おそらく”ちいさな企業”未来会議で、資本金2000万円未満の株式会社の設立時の登録免許税、印紙税の免除を考えていますので、その理由づけに使うのでしょう。現行では株式会社を作る時に登録免許税(15万円)+印紙税(4万円)+認証費用(5万円)の計24万円かかりますが、5万円で法人を作れることになります。
ネットで調べると「平成25年度税制改正に関する経済産業省要望」があり、中にに登録免許税、印紙税免除の要望が入っていました。
■事業所税もなくなる!?
他にも要望を見ていると人口30万人以上の市において課税されている事業所税の見直しが入っていました。(県税の事業税ではありません)市町村合併などで人口が30万人以上になると、急に税金が増えることになり企業にとってはたまりません。
合併後、5年間は課税猶予期間がありますが、楠町と合併して人口30万人以上となった四日市市はこの期間が切れ去年から課税が始まっています。市町村合併によって新たに事業所税がかかることを知らなかった企業からは当然、「なんで楠町と合併したんだ、元へ戻せ」などという声が出てきます。私も四日市市内のいろんな事業者から聞きました。
そんな声が多いため、四日市市では条例を決め、全国で初めて事業所税を5年間段階的に減免しています。こんなことをせずとも、抜本的に見直すべきでしょうね。
伊勢志摩のパソコン女将
生前贈与するなら120万円贈与するのがコツ
ITC三重の定例会&忘年会
定例会のメインコンテンツは時節柄、年末調整や控除の話を税理士法人あおぞらの岡山所長(ITC)にしていただきました。その中で出てきたのが相続税。都会に家があると路線価がけっこうしますので、ひっかかるケースがあります。
■120万円を生前贈与する
そこで有効なのが生前贈与。ただし亡くなった年から遡って3年間の贈与は相続税の計算上、相続財産に加算して計算されます。余命3年と宣告されてからバタバタせず、その前から準備しておいた方がよさそうです。
生前贈与は110万円が基礎控除額になるので無税なのですが、通帳に毎年110万円振り込まれたとしても本当に贈与なのかどうかは分かりません、時たま税務署にとやかく言われます。特に孫などに生前贈与した場合、孫は本当に贈与されたことを認識しているのかつっこまれます。そこで有効なのが120万円を贈与します。贈与税は基礎控除を引いた10万円の10%になるので1万円です。
確定申告で、この贈与税1万円を申告しておくと、いわば税務署が贈与されたことを第三者保証したことになるので、後で税務署にとやかく言われることはありません。1万円がもったいないなら111万円にして1000円の贈与税を払ってもかまいません。なるほど!
■忘年会
定例会が終わってからアスト津地下にある萬力屋で忘年会。3,990円で飲み放題、食べ放題のお店です。店にあるメニューは何を頼んでもOKという剛毅な店です。
三重県は車社会ですので、会が終わってから飲み会があるのは忘年会ぐらいですね。皆さん、気合をいれて参加されています。(笑)
食べ放題はいいのですが日本一辛い担担麺を頼んだ御仁がいて、えらい目にあいました。ほんまに激辛でした。
ICカードの全国相互利用サービスがまもなくスタート
B言語の後にできたからC言語と名づけられた
C言語という言葉を聞いたことはありませんか。システムを作るにはプログラムが必要。プログラムはプログラミング言語を使って作ります。C言語はプログラミング言語のひとつです。
■中学でプログラミングが必修に
学習指導要領が改訂され、2013年度から中学の技術・家庭ではプログラミングが必修になりました。今年度から中学の保健体育でダンスが必修になり、”ヒップホップなんてやったことない”という先生がダンススクールに通う羽目となりましたが、今は、”机は作れるがプログラムなんか作ったことがない”という技術の先生が頭をかかえています。いずれにしても数年後にはプログラミングを習った世代が社会に出てくることになります。
プログラミング言語にはそれぞれ得意・不得意があります。例えば蓮舫議員の”2位じゃダメなんですか”で有名になったスーパーコンピュータ「京」では科学技術計算が得意なFORTRANというプログラミング言語が使われています。事務処理が得意なプログラミング言語はCOBOLです。50年以上も前に作られやプログラミング言語ですが、いまだに現役で家電通販最大手のジャパネットたかたの販売管理システムはCOBOLで作られています。
■B言語の次に開発されたのでC言語と名づけられた
学生でもプログラミング言語を作ることができるので星の数ほどのプログラミング言語が生まれます。しかしプログラマが実際に使い、生き残っているプログラミング言語はそれほど多くありません。よく使われるプログラミング言語のひとつがC言語。AT&Tベル研究所のケン・トンプソンが開発したB言語を改良して作られたのでC言語と名づけられました。C言語が普及したためB言語は絶滅してしまいます。
B言語の前にA言語があると話が面白いのですが、実はBCPLという言語が元になり、先頭のBをとってB言語と名づけられました。C言語の命名は、アルファベット順でなく、「BCPL」の2文字目だという説もあります。
A言語はありませんがD言語はあります。C言語の後継を目指した言語ですが、あまり普及していません。アルファベットとしては、かなり飛んでQ言語(日立の汎用機で使われた簡易言語)、R言語(統計解析向け言語)があります。
■JaveはC言語から生まれた
C言語はOSを作るために開発された経緯もあり、プログラマの多種多様な要求に応え、何でもできるプログラミング言語となっています。この何でもできるというのがクセモノで、ポインタを使ってメモリー上の特定の番地にアクセスできます。便利な機能なのですがプログラムミスをすると簡単にメモリー上にあるシステムを破壊できます。
Javaというプログラミング言語はこの危険な「ポインタ演算」をできなくした言語で、C言語などを元にして生まれましたのでC言語の親戚です。
Javaは開発メンバーがよく出入りしていた近くのコーヒーショップのJavaコーヒーから名づけられました。プログラマはコーヒー好きということもあり、プログラマに好まれるようなプログラミング言語にしようという願いからです。そしてJavaのマークはコーヒカップになりました。
黒門市場で忘年会
午前中はLEC梅田でお仕事。
お昼に仕事が終わったのでミナミへ出て、黒門市場へ。年末になると東京のアメ横と並んで必ず中継される大阪の台所です。今日も人が多かったですね。忘年会の会場は黒門場にあるお寿司屋さん「すし処 黒門 寿恵廣(すえひろ)」。ネタは黒門市場から仕入れていますので新鮮で豊富。定番メニュー以外にその日、おすすめの手書きメニューがあります。
14時から中小企業診断士の集まりであるファイティング・コンサルタンツの忘年会を開催。毎年、このお店で開催しています。2階の座敷でブリしゃぶを中心にいただきましたが、おすすめが半熟卵が入った赤だしで、これは他のお店で見たことがなく絶品です。
結局、18時頃まで飲んでおりました。
長久手古戦場
午前中に仕事が終わったので、以前から気になっていた長久手古戦場に出かけてきました。歴史で学んだ小牧・長久手の合戦の舞台です。
地下鉄東山線の終点「藤が丘駅」から愛知万博で有名になったリニモに乗り長久手古戦場駅へ。3つ目の駅が長久手古戦場駅。それにしてもすごい駅名をつけましたね。分かりやすくっていいんですが。
駅のすぐ近くに古戦場公園があります。ここが池田恒興や森長可が戦死した場所で、塚が残っています。公園内には郷土資料館があって小牧・長久手の戦いの展示があるのですが、展示を見ると戦は広範囲に行われていました。藤が丘駅からリニモ沿線が全部、戦場だったんですね。
長く陣がのびた秀吉軍は家康軍から攻撃を受け、各個撃破されてしまいました。第3隊の堀秀政だけは、いち早く丘の上に陣地を家康軍を蹴散らし、これが唯一の勝ち戦になりました。
桶狭間と同じで、当時のものは何も残っていませんが、歩くと実に起伏の多い土地だと分かります。少し高い丘などは、両軍どちらかの陣地で御旗山という家康が陣を置いた山に登ると長久手が一望できました。それにしても古戦場なので香桶や血の池公園などと物騒な地名も残っています。