橘でWOC認定看護師コース

京都橘大学でWOC看護認定看護師コースを担当中。

情報管理の講座は全部で15講座あり、今日で12講座が終了。今週の水曜で私の担当分はすべて終わります。受講生(看護師さん)の皆さんも授業開
始から1週間たってだいぶ慣れてきた模様。全体の講座は12月まで7ケ月間続きます。すべての講座が終了すると排泄ケア分野を受験する資格が得られ、その
後に試験を受け合格しないといけないので大変です。

受講生は現役の看護師さんですので、女性がほとんどですが、男性も一人混じっていて、まさしく女の園ですねえ。(笑)毎年、男性の看護師さんが
1~2名受講されています。皆さん、社会人ですので取り組みは真剣。学生のように遅刻するような受講生はおりません。お子さんを郷里に残して下宿されてい
る人もいて、受講生も大変です。

私は病気じゃない!(WOC認定看護士)

今年も京都橘大学でWOC看護認定看護師コースを担当しています。

受講生は現役の看護士さんで、入学には5年以上の実務経験が必要。7ケ月間の講座で終了すると日本看護協会が行う認定看護師認定審査を受験する資格ができます。

今年も全国の病院から看護士さんが受講。関西にお住まいの看護士さんは大阪などから通学していますが、東北や四国など遠方の方は家族と離れて下宿しながら久しぶりの学生生活。

講座はみっちり詰まっていて、皮膚・排泄ケアに関する専門教育が目白押しです。ただ共通科目がいくつかあり、私の担当は情報管理。概説の話をしても面白くないので、病院に戻っても役立つ実践的な内容を心がけてやっています。

その一つにメールマナーに関する講座もあり、ひと通り講座が終わった後、夜中に受講生にメール。今年の内容は「主治医にストマ(人工肛門)をつけた方がよいと言われたのですが、どうしたらよいでしょうか」という患者を装った問い合わせメールです。

レポートの意図で送っていて、翌日の講座で「メールを送ったので、病院スタッフとして回答ください」と伝えたのですが、受講生は深夜や早朝にメールを見て、私が本当に相談していると思い込んで丁寧な返事。(笑)さすがに看護士さんです!

去年は「高血圧で困っています」という内容でメールを送ったら、ほとんどの受講生が私の体型を見て、課題ではなく本当の相談だと思ってしまったので、今年はストマ(人工肛門)にしたのですが、あきませんでした(笑)

お姉さま方への情報教育がスタート

kango201106.jpg朝から京都橘大学へ。

昨日から看護学科の認定看護師教育課程:皮膚・排泄ケア分野がスタート。認定看護師とは特定看護分野において、熟練した看護技術と知識を用い水準
の高い看護実践ができる人材のことです。半年にわたる教育を経て、難しい試験を突破しなければなりません。いくつかの分野があるんですが橘が担当している
のはWOC(皮膚・排泄ケア)分野。

来られているのは現役の看護士さんばかりです。私よりも年齢が高い方もいらっしゃいます。(笑)今年度は珍しく、男性看護士さんはおらず、お姉さま方ばかりですね。

今日から情報管理がスタート。皆さんレベルはバラバラですので、助け合ったもらいながら講義をすすめています。パソコン教室が一杯で冷房もまだ効いていないので、暑かったですねえ。

手書きの礼状が届く

封書が届きました。

差出人を見ると「認定看護師教育課程 皮膚排泄ケア分野 第三期研修生一同」とあります。今年の6月に京都橘大学で担当したWOC看護認定看護師の受講生の皆さんでした。

経験を積んだ現役の看護師さんばかりで、半年間の講座を受け、試験を突破するとWOC看護認定看護師となります。講座のカリキュラムに情報処理が入っており、講座がスタートした頃に講義を担当しました。

12月18日に全講座が終了したとのことで、その報告と講義のお礼が書いてありました。これがきれいな自筆で、便せん2枚にわたってびっしり。

こちとら自分が書いたメモも後で見返すと読めないのに、すごいなあ!ワープロという偉大な発明があり、重宝しています。(笑)

WOCからペパーミント風呂へ

京都橘大学へ。

本日はWOC看護認定看護師コースの最終授業です。コース全体ではなく私の担当分である「情報教育」の最終日でした。今日は皆さんにパワーポイントで認定看護師になってからの抱負をプレゼンしていただきました。

毎年やっていますので知らない間に「ストーマ外来」やら「オストメイト」やら専門用語を覚えてしまいました。(笑)

それにしてもどこの病院も看護師さん不足で大変なんですね。そんな中、先輩のWOC看護師や院長などに送り出されて6ケ月間みっちり勉強に来られています。

さて担当講義は午前中だけでしたので、昼過ぎには帰ってまずは家の掃除と晩飯作り。夕方からは隣のお湯場へ。さすがに平日はすいていますね。替わり湯はペパーミント風呂で甘い匂いがしていました。