昨日は大阪産業創造館でBLAST研究会を開催。第35回目です。
中小企業診断士の集まりで、もともとは2002年に試験制度が変わった時、実務補習を大阪で受講したメンバーを中心に組織しています。最近は年に3回ほど開催。
15日間の実務補習が無事に終わり、中小企業診断協会の主催で打ち上げパーティがあった時にBLAST研究会を作りませんかと呼びかけていたのが和歌山の濱田さん。これがきっかけで生まれた研究会。実務補習をしていた仲間とはあう機会がありますが、他の班との交流はほとんどないので、なかなかえがたい会です。よく10年続きました。
毎回とはいきませんが参加できる時は参加しています。昨日、大阪産業創造館の対面で研修室で同じ時間帯にやっていたのが情報診断士の会。中小企業診断士には勉強好きが多いんですなあ。(笑)
月: 2012年9月
ずっと飲んでいた新幹線0系食堂車
あおなみ線の終点が金城ふ頭駅。見本市などが行われるポートメッセ名古屋があります。反対側にあるのがリニア鉄道館。
軽便鉄道で使われていた蒸気機関車から超電導リニアまで展示されています。懐かしいのが新幹線0系。車両が二両展示されていて、1両は今と基本的に変わらない3列、2列の座席の車両ですが、もう1両が食堂車。4人席テーブル、2人席テーブルが並んでいました。
食堂車の外側に乗客が通れる通路があるのですが狭く、人がすれ違うのも一苦労。こんなに狭かったんですねえ。
新人で入社したITベンダーの本社が東京でしたので、研修などで時たま東京へ行く機会があり、出張では新幹線を使っていました。今みたいに日帰り出張という時代ではなく、1泊するのが基本でした。
利用は自由席が多かったのですが、同僚と東京から新大阪へ帰る時には、東京駅を出発すると、まず食堂車に行って、結局、京都をすぎるあたりまで延々と飲んでいましたね。いい時代でした。
前田利家の生誕地(荒子城)
午後から「あおなみ線」沿いの企業さんに専門家派遣で行く用事がありましたので、午前中に前から気になっていた荒子へ行ってきました。
前田利家が生まれた荒子城。城といっても戦国時代ですので堀で囲まれた館のようなもの。現在、城跡はなにも残っておらず、天満天神宮になっています。この天満天神宮は荒子城の中にありました。今は住宅街に囲まれた中にポツンと残っています。
すぐ近くにある近鉄・伏屋駅に前田という地名があり、こちらに前田城がありました。この前田城で前田利家が生まれたという説もありますが、中心になったのは荒子城でした。信長の清須城からもそれほど離れておらず、そばを流れている川沿いに清須まで移動することもできました。当時、海岸線がずっと内陸部でしたので、荒子城は海を守る南の拠点にもなっていたのでしょう。
前田利家は信長の命で越前(石川県)に移り、城を守っていた前田利長も越前に移ることtなり荒子城は廃城になりました。尾張荒子から前田利家に従って移住した人が住んだことから金沢に尾張町ができています。
英語の相談申込書
公的機関で窓口相談をしていると、時たま国際的な相談があります。
相談の多くは日本の商品を海外で売りたいという販路開拓や現地で販売代理店を見つけたいといった相談。そんな中、たまにですが外国人の創業相談があります。
外国人の場合はビザの問題があり、起業するには投資経営者ビザに切り替えなければなりませんので、けっこうハードルが高くなります。ビザの問題もあって外国人の相談はほとんどありません。かなり前にペルー人や中国人の創業相談に関わったことがあるぐらいです。
本日、相談申込があったのはインド人。名古屋市新事業支援センターでは事前に相談申込書を送ってもらっているのですが、申込書を見たら英語で書かれていました。「エー、英語で相談しないといけないの!」と暗い気分でしたが、話をしてみたら流暢な日本語で、助かりました。
無料経営相談(大阪中小企業診断士会)
本町にある大阪府商工会館で経営相談を担当。主催は大阪中小企業診断士会です。
大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会とは別に作らえた経営コンサルティングの専門機関(コンサルティングファーム、シンクタンク)で、私もメンバーになっています。と言っても5月に入会したばかり。経営相談も本日が初めてでした。
そうそう相談も来ないから楽だよと聞いていたのですが、事前に国際的な販路開拓相談やNEDOへの応募相談などが入り、事前調査するのが大変で、けっこうハードでした。
大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会の隣にあり、協会の壁には中小企業診断士1次試験の合格発表が貼りだされていました。発表を見に来た人は、この前で悲喜こもごもあったのでしょうね。合格者の皆さんは10月の2次試験に向けて頑張ってください!
八幡山古墳(鶴舞)
名古屋市新事業支援センターへ行く時、名古屋駅から地下鉄桜通線で吹上駅へ出るのですが、今日は桑名駅からJRに乗ったので名古屋駅で中央線に乗り換え鶴舞駅で下車。
鶴舞公園を抜けて、前から行きたかった八幡山古墳へ行ってきました。東海地方最大の円墳です。古墳というと木々が生い茂っていて、古墳だと分かりにくいんですが八幡山古墳は山の形がよく分かり、また円墳を取り巻く堀もくっきり残っています。戦時中、陸軍が高射砲陣地を造るために周囲の樹木は切ったそうで、それで山の形がよく分かるんですね。
八幡山古墳があるあたりは高台になっていて、住宅地などはかなりの坂になっています。御器所台地と呼ばれ、名古屋城や熱田神宮はこの台地沿いにあります。大阪で言えば四天王寺や難波宮がある上町台地のようなものですね。八幡山古墳以外にもたくさん古墳がありましたが名古屋刑務所を作る時に壊してしまったようです。
古墳周辺にはぐるっと回れるように道がついています。八幡山古墳を見た後に吹上ホールへ行こうとしたら、名古屋の道は東西南北がグチャグチャですので迷ってしまい、近所の人に道を聞いて、ようやく名古屋市新事業支援センターへたどりつきました。
桑名といえば歌行灯
本日の夜は三重県桑員トラック事業協同組合・青年部の研修会でFacebookセミナーを開催。事業協同組合では年2回、研修会を開催しているそうで、今年度の第一回目です。
実は2年ほど前にも講師で呼んでもらったことがあり、その時はホームページ・セミナーを開催。当時、参加されていた方も本日、出席しておられました。最初に聞いたらFacebookをされていない方も多かったので概説的な話から活用方法までお話をしました。
青年部と言いながら高齢化しているそうで、現在の上限は50歳になっているそうで、青年部ではなく壮年部だとおしゃっていました。本日は青年部メンバーのほぼ全員が参加しており、熱心ですねえ。
終わってから「歌行灯(うたあんどん)」へ移動して懇親会。歌行灯は桑名の老舗うどん屋さん。泉鏡花にはずばり「歌行灯」という題の小説があります。明治末年の伊勢路、桑名を舞台にした能芸道2人の滑稽なやりとりで進行していく物語で、東海道中膝栗毛をモチーフにしているようです。
三重県桑員トラック事業協同組合の皆さん、遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
早場米