古代、各国に置かれたのが国府です。どこにあったのか分かっていないケースがあるのですが、近江国府に関しては建物配置がほぼ完全に近い形で分かりました。まあ今でいうところの県庁です。場所は瀬田にあります。
京都橘大学の講義のついでに寄ろうと思っていたのですが、オンライン講義になってしまったので、国府跡を目指して出かけてきました。近江国府跡は少し高台になった所にあり、密どころか人っ子一人おりません(笑)。まあ国府跡といっても柱跡が示されているだけですからねえ。
近江国府は500年ほど続き、壬申の乱や藤原仲麻呂の乱も高台からよく見えたでしょう。