「7日間 ブックカバーチャレンジ」No3はMacPower創刊号(1990年2月)です。
■マックはパソコン界のポルシェだった
SEの仕事をしていた頃、上司がキャノンの知り合いでLisa(マッキントッシュの前身)を社内に1週間、持ち込んで「自由に使っていいよ。ただしレポートだけ書いてね」と言っておりました。ちょうどプロジェクトの合間で暇だったので業務が終わってから使ってましたが天地がひっくり返るほど驚きました!なんせ”コマンドを入れなくてもコンピュータが動く”というのは初めて地動説を聞いた時のようなものです。マウスを動かすと絵まで書けました(笑)!
このLisaは市場に出ましたが高すぎて失敗。やがてマッキントッシュが発売されますが、まだまだ高かったですねえ。知り合いがキャノンのゼロワンショップでMacPlusのセット1式を買っていましたが100万円ぐらいかかっていました。少したった1989年にMacSEを買いましたがハードデイスク40MBで47万円でした。日本橋でプリンタのイメージライターを買いましたが、こちらは67,800円。それからはMacLCやPowerBook、アキアの互換機まで手を出したバリバリのマック使いでした。
■MacLIFE、MacJapan、MacPower
当時、専門誌としてMacLIFEとMacPowerが出ていましたが、そこにアスキーから創刊されたのがMacPowerです。この3誌とも毎月、買っていました。雑誌代だけでも馬鹿にならなかったなあ。MacLIFEは版も大きく印刷も凝っていたので1200円もしました。他の2誌は800円~900円です。アスキーさんはその後、いろいろな雑誌に記事を書かせてもらったので、少しもとがとれたかなあ。
■リサはジョブズの娘の名前
マックの前身となったLisa(リサ)はスティーブ・ジョブズの娘の名前からつけられました。アップルは非合法的ビジネスからスタート、エクセルはマッキントッシュ版が最初だった、キヤノンがマック市場を切り開いた、スティーブ・ジョブズの右腕は沖縄出身などアップルにまつわるウンチクは
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