八幡山古墳(鶴舞)

kofun20120905.jpg名古屋市新事業支援センターへ行く時、名古屋駅から地下鉄桜通線で吹上駅へ出るのですが、今日は桑名駅からJRに乗ったので名古屋駅で中央線に乗り換え鶴舞駅で下車。 

鶴舞公園を抜けて、前から行きたかった八幡山古墳へ行ってきました。東海地方最大の円墳です。古墳というと木々が生い茂っていて、古墳だと分かりにくいんですが八幡山古墳は山の形がよく分かり、また円墳を取り巻く堀もくっきり残っています。戦時中、陸軍が高射砲陣地を造るために周囲の樹木は切ったそうで、それで山の形がよく分かるんですね。 

八幡山古墳があるあたりは高台になっていて、住宅地などはかなりの坂になっています。御器所台地と呼ばれ、名古屋城や熱田神宮はこの台地沿いにあります。大阪で言えば四天王寺や難波宮がある上町台地のようなものですね。八幡山古墳以外にもたくさん古墳がありましたが名古屋刑務所を作る時に壊してしまったようです。 

古墳周辺にはぐるっと回れるように道がついています。八幡山古墳を見た後に吹上ホールへ行こうとしたら、名古屋の道は東西南北がグチャグチャですので迷ってしまい、近所の人に道を聞いて、ようやく名古屋市新事業支援センターへたどりつきました。 

桑名といえば歌行灯

kuwana201209.jpg本日の夜は三重県桑員トラック事業協同組合・青年部の研修会でFacebookセミナーを開催。事業協同組合では年2回、研修会を開催しているそうで、今年度の第一回目です。 

実は2年ほど前にも講師で呼んでもらったことがあり、その時はホームページ・セミナーを開催。当時、参加されていた方も本日、出席しておられました。最初に聞いたらFacebookをされていない方も多かったので概説的な話から活用方法までお話をしました。 

青年部と言いながら高齢化しているそうで、現在の上限は50歳になっているそうで、青年部ではなく壮年部だとおしゃっていました。本日は青年部メンバーのほぼ全員が参加しており、熱心ですねえ。 

終わってから「歌行灯(うたあんどん)」へ移動して懇親会。歌行灯は桑名の老舗うどん屋さん。泉鏡花にはずばり「歌行灯」という題の小説があります。明治末年の伊勢路、桑名を舞台にした能芸道2人の滑稽なやりとりで進行していく物語で、東海道中膝栗毛をモチーフにしているようです。 

三重県桑員トラック事業協同組合の皆さん、遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました。

早場米

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松阪と伊勢との間にある明和へ行ってきました。中小企業支援ネットワーク強化事業の専門家派遣です。
三重県は早場米の産地で、ちょうど稲刈りシーズン。松阪から明和にかけて稲刈りが半分ほど終わっていました。三重の早いところでは7月に稲刈りをしている所もあるそうです。日本人の初物好きから「新米」と聞くと飛びつく人が多いんですね。もっとも私も先日から新米を食べています。
初物好きということで 「目には青葉山ほととぎす初鰹」、「女房を質に入れても食べたい初鰹」なんて言葉もあります。
三重はお茶の産地でもあり全国第三位です。第一位はもちろん静岡県。
では第二位は?
第二位は鹿児島県です。南に位置しているので新茶時期も早くなり、三重の新茶などが出まわる前に新茶として全国に出まわっています。先に市場に出されると新茶の売れいきが悪くなると三重のお茶農家さんが嘆いておりました。

商工会等職員専門スタッフ研修会

wakayama.jpg久しぶりに和歌山へ。 

和歌山県商工会連合会主催の商工会等職員専門スタッフ研修会。経営指導員向けの研修で商工会連合会主催が年2回、和歌山商工会議所主催が年2回で、和歌山では4回開催されるそうです。商工会議所、商工会の経営指導員であればどの回でも参加できます。 

今回の研修は本日、明日の2日間開催で、講師は4名。私は本日の後半担当で「中小企業支援とIT活用」という名前でセミナーをしてきました。例によって受講生を寝かさない鳴り物入りセミナーです。 

80名ほどの経営指導員が参加。くじらのまち太地町、那智勝浦町の南紀くろしお商工会などは3時間ほどかかって参加されています。和歌山県は三重県と同様、遠隔地は実に遠いのです。

午後からのセミナーで少し時間がありましたので、久しぶりに和歌山城天守閣へ。ここは模擬天守ですが連郭式になっていて、なかなか風情があります。平城ですが天守閣は小山の上にあり、さすがに汗びっしょり。さすがにスーツ姿で天守閣に登っているのは私以外にはいませんでした。(笑) 

ボン・ビーバン8・9月号に執筆しています

ボン・ビーバン
全国信用組合中央協会が発行している広報誌「ボンビバーン8・9月号」が届きました。
隔月に出ている雑誌で全国の信用組合の店頭などに置かれています。4・5月号から連載しているのですが、今回のテーマは「集客できるホームページの作り方」。
中小企業の多くは自社でホームページを作ることができないため、基本的にアウトソーシングしますが、自社の会社案内や写真を事業者に渡して作成依頼しています。これでは会社案内のようなホームページになってしまうのは当たり前。
顧客ターゲットをよく考えてキャッチフレーズや文章をしっかり考えて依頼しましょう。顧客ターゲットはなるべく細かく設定します。目的は、ホームページを作る時に表現がぶれないようにするためです。ラブレターを書くのと同じで相手の顔を思い浮かべながら文章を書けば、相手に届く言葉やメッセージになります。
といった内容です。信用組合などへ行かれる機会がありましたら、ぜひご覧ください。

ITC三重 定例会

itc20120823.jpg昨日の午後はITC三重の定例会で12名のITコーディネーターが出席。 

定例会は2ケ月に1回、第三木曜日に三重県産業支援センターの会議室で開催しています。ITC三重の会員は20名ほどで弱小団体です、三重県内のITコーディネーターはもっといるはずですが、名古屋のITベンダーなどで働いている人も多く、そうなると地元ではなくITC中部などに所属することになります。 

定例会の第一部はセミナーで日立システムズの大石氏に日立システムズが行なっている中小企業向けクラウドサービスDougubako(道具箱)の紹介をしていただきました。 

日立システムズには11000人ほどの社員がいるんですが、VMwareの技術者が3000人もいて仮想化に力をいれているそうです。ですのでクラウドも仮想デスクトップで提供されており、シンクライアントで使うことができます。ただITコーディネーターは49名しかいないそうです。(笑) 

第二部はメンバー全員での近況報告。ITC三重は今年度からNPO化し、仕事の受注を初めているのでメンバーそれぞれの強みを知ろうということではじめています。 

なぜ吹上ホールは15度曲がって建っているのか?

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5月から名古屋市新事業支援センターのマネージャを務めるようになり、吹上にある名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)へ週2回ほど行っております。以前から不思議だったのが振興会館の立ち位置。若宮大通(100メートル通り)沿いに振興会館があるので、大通に向けてまっすぐ建てるはずが、15度ほど斜めに建っています。大通沿いのコンビニやビルなどはまっすぐ建っていますが、振興会館だけが斜めです。
名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)は黒川紀章が設計したので、奇をてらって斜めに建てたのかと思っていたら、どうも違うようでスペースの問題だったようです。振興会館と隣の吹上公園は名古屋刑務所の跡地ですが、刑務所の形は正方形。正方形の一部が100メートル道路計画にひっかかったため斜めに削られることになりました。刑務所跡地の端が今も残っていて一つは吹上公園の角で、もう一つは道路になっています。吹上ホールのすぐ近くに直角に曲がった道がありますが、ここが刑務所の端。地図を見て、なんでこんな変な道があるのか不思議でしたが、これが端たっだんですね。
正方形の土地は100メートル道路から見ると30度ほど傾いていました。つまり刑務所の敷地にまっすぐに建てたのが今の振興会館(吹上ホール)というわけです。歴史的背景から言えば、振興会館が本家本元で100メートル道路が斜めに通っているだけなんですが誰もそうは思わないでしょうね。(笑)
さて吹上という地名ですが、昔は入海になっていて、風波が岸に吹き上げていたことに由来するです。古代は名古屋もこんな内陸部まで海だったんですねえ。

吹上観音

fukiage201208.jpg名古屋市新事業支援センターは吹上ホールの5階にあり、目の前は100メートル道路。100メートル道路とは太平洋戦争後の復興計画でできたもので吹上ホールの前を通っているのは若宮大通です。

片道4車線で真ん中には別に高速道路が走っています。道路幅は文字通り100メートルあり、徒歩で横断すると片側車線を通って高速道路の上を歩いている途中で信号が変わります。2回の信号でないと渡れません。

吹上ホールのすぐ近くにあるのが吹上観音。支援センターの皆さんに聞いても誰も知らなかったので、ネットで調べて出かけてきました。

100メートル道路から細い通りを入ったすぐの所にあります。この通りは旧愛知郡道で細い通りですが明治時代にこの辺りにあった愛知郡の村々を結ぶ主要道でした。いわば現在の100メートル道路ですね。

吹上観音は思っていた以上に大きく、中央には千手観音、他には地蔵菩薩、弘法大師像、おもかる地蔵が並んでいました。小塚村の守護仏として文政4(1821)年につくられそうです。地元の方がずっとお参りしているようで、法要の時の写真などが堂内に飾られていました。

吹上観音の目的はもう一つあり、この地にあった古墳の霊を追悼する意味がありました。茶臼山古墳と太郎塚と呼ばれる2つの古墳があったようですが名古屋刑務所を建設する時に古墳をどうも壊してしまったようですね。100メートル道路を作る時に名古屋刑務所が移転され、現在の吹上ホールや吹上公園になっていますので名古屋市新産業支援センターは古墳の上に建っているのかもしれません。

中小企業診断士講座説明

sindansi201208.jpg中小企業診断士の1次試験が先週終了しましたが、受験校では来年の試験に向けて講座が始まります。1次試験7科目と2次試験をひと通りやろうと思うと1年はかかりますので、時期的にはちょうどういいですね。

昼からLECで講座説明のためにセミナーを行なってきました。「中小企業診断士 資格の魅力・学習法まるわかり」というタイトルで40分ほどしゃべってきました。

今年の合格率などはまだ発表になっていませんが昨年の1次試験の合格率は16.4%、2次試験の合格率は19.7%ですので通しての合格率は3.2%ほど。100人受けて3人が受かる試験になっています。皆さん1年間、長丁場がんばってください。

セミナーが終わって、立ち飲み屋さんに立ち寄ろうと思ったら既に一杯。しょうがないので家へ帰って飲んでます。(笑)

ファイティング・コンサルタンツ研究会 2014年2月

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中百舌鳥にあるセレソヴィー株式会社でファイティング・コンサルタンツ研究会
中小企業診断士の研究会ですが、いつものように世間話からスタート。中小企業診断士の資格更新要件で理論更新研修を毎年1回受講しないといけませんが、大阪では複数回、開催されているのでいつ受講するのか、どの回が面白そうなのか討議。私は三重県の診断協会で早々と理論更新研修を受講済。三重県で
は年に1回しか開催されません。
本筋の議論はもうひとつの更新要件である実務補習。企業内診断士ですと、なかなか中小企業のコンサルティングできないので、その場を提供するビジネス。以前にファイティング・コンサルタンツ研究会で2回ほどやりましたので、それを復活させるためにメニュー設定などを行いました。
研究会が終わったら中百舌鳥で飲み会なんですが、いつも研究会の時間よりも飲み会の時間が長くなっています。