すっかり田植えが終わった三重の田んぼ

朝、大阪から三重へ移動。

近鉄で大阪から奈良を通り伊賀をぬけて津へむかいます。伊賀は盆地のため平野に比べると温度が低いこともあり少し田植えが遅くなります。ですが、ゴールデンウィーク中にはほとんど終わってしまいます。

早場米の産地ですので奈良なんかよりは1ケ月早いですね。和歌山との県境の紀宝町は超早場米で、田植えは3月末に行っています。

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写真の田んぼは伊賀上津駅(いがこうづ)近くにある大阪天満宮の田んぼです。神社に備えるお米を作るのでしょうが、なぜ伊賀なんでしょうね。

朝から乗り遅れる

地下鉄に乗ると「千日前線が人身事故で止まっています」というアナウンスが流れていました。大変だなと森ノ宮でJR環状線に乗り換えると、いつもの電車が来ない。

関空から阪和線経由で環状線に入ってくる電車で、「阪和線でトラブルがあり打ち切りにしました」というアナウンスが流れていました。オイオイ!

次に入ってきた電車に乗ると、京橋駅の手前で「京阪線が遅れています」とアナウンス。オイオイ、京阪もかいな!

大阪駅に着くと、いつも乗っている新快速は出た後。一つ後の新快速で山科へ向かいました。駅前からスクールバスに乗ると、今度は道が混んでいます。ようやく大学に着いたら、授業開始の直前。あわてて入ってなんとか間に合いました。やっぱり余裕をもって出ないといけませんなあ。

安岡正篤 旧宅

安岡正篤って、ご存知ですか?

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多くの政治家や財界人の精神的指導者で、吉田茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳などが薫陶をうけていました。今、我々が使っている「平成」の元号の発案者でもありますし、もっと前には玉音放送の原案を起草したのが安岡正篤です。

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大阪生まれで、小さい時に住んでいたのが東大阪の善根寺。今もその家は残っています。自転車で15分ほどのところですので、行ってみました。って、中には入れません。

東大阪の旭町図書館には司馬遼太郎コーナーに並んで安岡正篤コーナーがあります。

経営情報システム

今日はLEC梅田本校で経営情報システムの答案練習講座。

1時間問題を解いてもらった後に80分の解説です。受講生からは難しかったという感想があがっていましたが、去年は13,514人受けて519人しか通らなかった合格率3.8%という超難関科目でしたので、まあ順当な問題でしょう。

去年は経営情報システムで撃沈したとか、情報処理技術者試験の資格保持者が落ちたとか散々な経営情報システムでした。今年はさがすに難易度を下げるでしょう。

それにしても80分で25問の解説をするのは至難の業ですね。今日はウメチカの立ち飲み屋にも寄らず、まっすぐ帰って家でビールを飲んでいます。おいしいな~あ(笑)

お昼は伊勢うどん

午後から伊勢でしたので、今日のお昼は宇治山田駅近くの「ちとせ」で伊勢うどん定食(700円)。

伊勢うどんは軟らかく煮た極太緬で全然、コシがありません。たまり醤油をベースにした真っ黒いツユで食べる「うどん」です。江戸時代に生まれた日本最初のファーストフードです。

伊勢の手前の宮川の渡しを最盛期には1日15万人もが渡ったそうです。大きな鍋でうどんをゆがいて、たまり醤油をいれたお椀にうどんを入れればすぐに出せます。伊勢うどんは殺到する客に対応するために生み出されたものです。

三瀬谷へ

松阪から国道42号線をずっと尾鷲へ向かう途中にあるのが三瀬谷です。

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こんな山間にある企業さんへ行っておりました。会議室からは日本一の清流・宮川が見えています。この川がずっと伊勢まで続いて伊勢神宮・外宮の禊川となります。なんとも風光明美なところですね。

川に向かって木が生えているところに小さな石があって、宮川の対岸から逃げてきた平家がここで切られたんだそうで、こんなところまで平家伝説が残っているんですね。

まあ平清盛のお父さんの忠盛は津市が出身地で、伊勢の国は平家の本拠地ですので、まあありそうな話ですね。

春の大古書即売会

京都へ

京阪三条から岡崎まで歩いて、「みやこめっせ」で行われている春の古書第即売会へ。

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まずは入口で荷物を預けます。例年と違って預け場所は反対側になっていました。次に入口に山積みになっている黄色の買物カゴをとります。古書市で買物カゴを用意しているのは、この古書市だけですが、とっても便利です。さ~て、端の店から棚をざっと見ていきます。会場を行ったり来たりしますので、けっこう歩きますね。最後に会場奥にあるレジで清算。

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入口で荷物を受け取って本を入れると重さでずっしりと。買うのはいいのですが、はたして読むんでしょうかあ。(笑)

せっかく京都へ来たので、三条の王将へ行って餃子と炒飯。それにしても暑いですね。賀茂川から見ると川床も出ていました。

下鴨納涼古本まつりは8月11日~16日に開催です。

世界一古い会社

四天王寺の境内を出て谷町通りを歩いていたら金剛組の看板を発見。

これが金剛組かあ!と思わず入口の写真を撮りました。(笑)

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金剛組とは皆さん、よくご存じの世界一古い会社です。創業は578年。奈良で平城京遷都1300年をやっていますが、それよりも古く飛鳥に都があった敏達天皇時代です。

聖徳太子が百済から3人の宮大工を招いた一人が金剛さんで、この人が創業者になります。四天王寺や法隆寺を作りました。現在まで脈々と続き、宮大工専門の建設業です。

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日本は老舗企業の多い国で創業200年以上の企業が世界に7,200社ほどありますが、43%を日本の企業が占めています。また1000年以上続く企業が19社あります。

三重に漢方薬を作っている会社があるのですが、創業を聞いてみたら1570年でした。信長が姉川の戦いをしている年です。これでも440年前で金剛組に比べたらまだまだですねえ。

JR奈良駅にセント君

今日は伊賀の企業さんへ

連休明けに返済をリスケジュールするということで銀行向けに経営計画書作りをしているのですが、その打ち合わせです。もう少し新事業について詰める必要があるのですが、まずはキャッシュを確保しないといけないので時期的には連休明けですね。

関西線で行ったのですが、JR奈良駅にはセント君がいて愛想をふりまいていました。列車に手を振ったりしていましたが、写真を撮るのを忘れていました。

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写真は旧JR奈良駅です。現在は観光案内所になっています。

四天王寺の古書市

地下鉄谷町線で長い名前の四天王寺前夕陽ヶ丘駅へ。

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ここらあたりは上町台地、つまり高台の上になっています。谷町筋の隣の松屋街筋へは坂を降りていかなければなりません。昔の大阪は生駒山の麓まで海でしたが、この一帯だけは高台になっていて遣隋使船が日本へ着くと高台の上に四天王寺が輝いていました。夕日がきれいに眺めるので夕陽ヶ丘という地名がついていますが、もともとは藤原家隆の庵の名前。駅のすぐ近くには藤原家隆之墓もあります。

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今日は四天王寺境内一帯で古書市が行われていました。本日が最終日。少し高めの値付けですね。10冊ほど買ってきました。京都の下鴨神社や知恩院での古書市もいいですが、緑の下の古本市はいいですねえ。