ITC三重 定例会

多湖
三重県産業支援センターでITC三重 定例会を開催。出席は13名でした。ITC三重というのは県内のITコーディネータなどを中心に構成している団体。
■コミュニティFMのIT事情 株式会社サンアイ代表&いなべFM局長 多湖ITC
三重県の最北端にあるのが「いなべ市」で隣は岐阜県、滋賀県。
もともとは防災無線の老朽化からデジタル化しないといけないが多額な費用がかかるため、もっと安い方法はないかというところからコミュニティFM作りがスタート。しかし開局するには苦労の連続でした。そんな苦労話や放送の裏側などいろいろなお話しをうかがいました。
→ いなべFM サイマルラジオはインターネットで聞くことができます
■PIA評価について 三井システム企画 村阪ITC
「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用などに関する法律」(番号法)が成立したため各自治体には年1回、PIA(プライバシー影響評価)の政府に対する報告が求められるようになりました。PIAが求めるもの、ITコーディネータがどう関わっていくのかというお話。

ITC三重 定例会

ITC三重
ITC三重の定例会
三重県内のITコーディネータで組織している団体で、2ケ月に1回、三重県産業支援センターの会議室で定例会を開催しています。会員は20名で出席率は毎回よく今日も13名が参加していました。一番、出席率がよいのは12月の定例会で、終わってから忘年会があります。(笑)
今回はセミナー2本。
■医療系システムとITC ITC中部 伊藤さん
■企業(ITベンダ)内ITコーディネータ(ITC)最新事情
 東京におけるIT市場動向と企業内ITCが目指すべき役割~
  三菱電機インフォメーションシステムズ(株) 名山さん
東京はオリンピックの影響もあるのかITベンダーへの引き合いがすごくあり、案件を断っている状況なんだそうです。三重県とは違って東京は別世界なんですなあ。

ITC維新会361勉強会

ITC維新会
森ノ宮にあるアネックスパル法円坂という難波京の跡に建てられた会館でITC維新会361 第23回勉強会。
だいぶ前にインストラクターを担当したITコーディネータ研修生を中心に作られた勉強会です。幹事の尽力もあり23回も続いているのはすごいですね。時間がある時はなるべく参加するようにしています。
皆さん、ITベンダーでバリバリに活躍されている方ばかりなので現場のいろいろな情報が入るのがありがたいのです。発表が4本あったのですが興味深かったのが同志社女子大学の加藤先生のお話し。ICSBという中小企業を研究する国際組織があり、その日本委員会の副委員長を勤められています。大学の先生が中心になった組織で60ケ所以上にあるそうです。
日本全体の情報分野の開業率は4.7%で廃業率は6.7%あります。これを都道府県単位で分析されたデータを発表されていましたが、地域によっていろいろと特徴があるんですねえ。

ITC三重 月例会

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    ITコーディネータとは2001年に通商産業省による国家プロジェクトの一環として設けられた資格制度。経営に役立つIT利活用に向け、経営者の立場に立った助言・支援を行い、IT経営を実現する人材と定義されています。 

    各地でITコーディネータが集まり、グループは各地にあるソフトウェアセンターを止まり木にしています。三重県の場合は三重ソフトウェアセンターを止まり木にして月例会やIT経営応援隊事業を実施してきましたが、三重ソフトウェアセンターが2008年に解散してしまったので、それ以降は三重県産業支援センターを止まり木にしています。 

    現在は、2ケ月に1回の割合で月例会を開催。会員は20名ほどで、NPO化したこともありITコーディネータ以外にも広く門戸を開いて、三重県企業のや自治体のIT経営実現を支援しようと活動しています。三重県在住のITコーディネータはもっと多いはずですが勤務の関係などから、名古屋や愛知のグループに入っているようですね。

ITC三重 定例会&忘年会

manriki201312.jpgITC三重の定例会 

株式会社CIJネクスト 中部支社の川満勝一さんに「PMBOK(R)第4版と5版の違い」というタイトルでお話しいただきました。PMBOKというのはプロジェクトマネージメントに関する知識体系。システム開発だけでなく建設業などプロジェクトに関んする全てのものが対象です。 

川満さんは、このPMBOK第5版のレビューアーで日本人として参加されているのは川満さんです。ネットの掲示板で議論するのですが、もちろん英語なんだそうです。すごいなあ。 

PMBOKは中小企業診断士試験の経営情報システムでも出題されますが、9つの知識エリアに第5版ではステークホルダーマネージメントが加わって10になったそうで、講義する内容も変えないといけませんね。 

定例会が終わってから津駅前アストの地下にある萬力屋で忘年会。飲み放題、食べ放題、一応時間制限ができたようで3時間で3,990円。たらふく食べて飲んで大阪へ帰ってきました。 

ITC三重 イノベーションの方向性

itcmie201306.jpg三重県内のITコーディネータの集まりであるITC三重の定例会 

本日はセミナーを2本開催しました。 

一つ目はビジネスブレークスルー大学院大学 深尾教授による「企業のグローバル化に伴うイノベーションの新しい方向性」。ビジネス・ブレークスルー大学院大学は大前研一氏が作った実践型大学として有名です。深尾教授は長くアメリカでコンサルティングをされていた方。海外企業は自社だけでR&Dを行わず、外の意見をよく聞いてイノベーションを実施しているという話は新鮮でした。 

2本目はK&Weニシゾノ企画の西園代表による「情報システムのマスター鮮度管理について」。商品が設計変更されてもマスター変更を忘れていることがしばしば。マスターの情報項目をいかに鮮度よく更新するかというお話し。 

セミナー後にIT経営応援隊時代に行っていた経営者研修会をもう一度、やろうということで盛り上がり、次回にも続けて検討することになりました。 

NPO ITC三重の総会

itc201304.jpg本日はITC三重の総会。三重県内で活動するITコーディネータの集団です。

発足したのは11年前で、株式会社三重ソフトウェアセンター(第三セクター)を中心に活動していました。ところが2008年に三重ソフトウェアセンターが解散してしまったので、三重県産業支援センターに拠点を移動。

経済産業省などが行っていたIT経営応援隊事業なども行っていました。今までは任意団体でしたがNPO化し、今日が第一回目の総会で17名が参加。

またNPO化に伴い会員はITコーディネータだけでなく三重県内でITによる中小企業支援などをする人材に拡充しています。

ホームレスから上場企業社長へ OKwave

it201303.jpgウィンク愛知で開催された情報化サミット2013に参加してきました。中部IT経営力大賞の表彰式もあわせて行われました。基調講演がOKwave社長の兼元社長でした。名古屋市出身です。 

鳴海小学校、鳴海中学校出身。日本で生まれ育ったので韓国語もしゃべれないのに在日朝鮮人のため、いわれなき差別を受けます。愛知県立大学を卒業し、京都のデザイナーグループ会社に入社。順風満帆にデザイン畑を歩んでいましたが挫折。身一つで東京へ出ましたが家も仕事もなく、ホームレス生活へ転落します。土管の中で寝ながらパソコンひとつでデザインの仕事を受注しホームレス生活は2年続きます。 

誰にも相談できない中から思いついたのが「Q&Aサイト」これがOKwaveになります。今では月に5000万ユーザーが集まるサイトになっています。OKWaveは無料で使えますが、企業向けに売っているのがQ&Aサイトの仕組み。つまりFAQ(よくある質問)ですが、作るのはけっこう大変で、例えば回答がそれでよいのか上司が了承するためにワークフローがいります。 

現在はサポートが重要な時代になっており、例えばデルが経費削減のために大連へコールセンターを移しましたが、日本語が堪能な中国スタッフなので、受け答えは大丈夫ですが微妙なニュアンスが伝わらずソーシャルでたたかれることになります。結局、売上減になってしまいました。しっかりサポートできないと会社として生き残れない時代で、Q&Aサイトが必要とされています。面白い事例で、情報システム部のエンジニアがワードでの罫線の書き方を質問しているケースもあるそうです。情報システム部なのでパソコンでもなんでも得意というのは大いなる誤解ですね(笑) 

兼元社長は「グーグルを超える日」(ソフトバンククリエイティブ)という本を出されていますが、まだまだGoogleがメジャーな時代ではなく最初のタイトルは「Yahoo!を超える日」だったそうです。出版がソフトバンク系だったのでGoogleになったという裏話も披露されていました。

生前贈与するなら120万円贈与するのがコツ

itcmie201212.jpgITC三重の定例会&忘年会 

定例会のメインコンテンツは時節柄、年末調整や控除の話を税理士法人あおぞらの岡山所長(ITC)にしていただきました。その中で出てきたのが相続税。都会に家があると路線価がけっこうしますので、ひっかかるケースがあります。 

■120万円を生前贈与する 
そこで有効なのが生前贈与。ただし亡くなった年から遡って3年間の贈与は相続税の計算上、相続財産に加算して計算されます。余命3年と宣告されてからバタバタせず、その前から準備しておいた方がよさそうです。 

生前贈与は110万円が基礎控除額になるので無税なのですが、通帳に毎年110万円振り込まれたとしても本当に贈与なのかどうかは分かりません、時たま税務署にとやかく言われます。特に孫などに生前贈与した場合、孫は本当に贈与されたことを認識しているのかつっこまれます。そこで有効なのが120万円を贈与します。贈与税は基礎控除を引いた10万円の10%になるので1万円です。 

確定申告で、この贈与税1万円を申告しておくと、いわば税務署が贈与されたことを第三者保証したことになるので、後で税務署にとやかく言われることはありません。1万円がもったいないなら111万円にして1000円の贈与税を払ってもかまいません。なるほど! 

■忘年会 
定例会が終わってからアスト津地下にある萬力屋で忘年会。3,990円で飲み放題、食べ放題のお店です。店にあるメニューは何を頼んでもOKという剛毅な店です。 

三重県は車社会ですので、会が終わってから飲み会があるのは忘年会ぐらいですね。皆さん、気合をいれて参加されています。(笑) 

食べ放題はいいのですが日本一辛い担担麺を頼んだ御仁がいて、えらい目にあいました。ほんまに激辛でした。

ITベンダー座談会

itc201210.jpg三重県産業支援センター会議室でITC三重の定例会を開催。 

ITC三重の会員で地元のITベンダーに勤めておられる4人をパネラーにいろいろと質問をぶつける座談会を開催しました。 

20代の頃、大阪でシステムエンジニアやプロジェクトマネージャーをやっていましたが、三重県のITベンダーの状況についてはよく分かっていません。ですので前からいろいろ聞きたかったのですが、ようやく実現しました。企画の言いだしっぺでしたので私がコーディネータを担当。 

ITベンダーといっても様々ですね。大手はJ-SOXの関係で内部統制はしっかりしていますが、管理面ではコストがかかりそうです。質問はいろいろで業界標準に比べて安いのか高いのか、リーマンショックの影響はどうだったのか、ぶっちゃけ儲かっているのか等、いろいろお伺いしました。こりゃAllAboutの記事にもできそうですねえ。一番、タメになったのは私です。(笑) 

社団法人 三重県情報通信基盤整備協会が解散するので、三重県にはITベンダーの団体がなくなってしまいます。ITC三重は基本的にコンサルティングの集まりですし、情産協もないし、どうなるんでしょうね。