春の古書大即売会

昨日、ようやく時間が空いたので京都の古書市へ

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まずは阪急で四条へ出て、川端通りを鴨川沿いを北上。白川から右折して巽橋近くにある辰己大明神にお参り。ここらへんは観光客で一杯です。さて知恩院付近から白川を北上。柳が風情ありますが、ほとんど観光客がおりません。そのまま三条通りを超えて岡崎へ。京都市勧業館で春の古書大即売会の最終日です。

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入口で鞄を預けて、黄色いスーパーによくあるカゴをとって物色を開始。43軒の古書店が参加しているので一回りするのも大変です。会場の途中で、いつもお世話になっている其中堂の三浦店主をお見かけしたので挨拶。

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京都の古書市ですので外人さんや学生が多いのが特徴なんですが、今日は羽織姿の男性が本探しをしているのを何名か見かけました。さすがは京都と思っていたら隣で弓道の大会をやっていたんですね。会場の一角で京都本コーナーがありましたが、最終日は14:30終了ということで、まもなく終わりますというアナウンスにつられて黒山のひとだかりになっていました。

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さて収穫は17冊。京阪電車で帰ってきましたが荷物が重かった!
次会の「下鴨納涼古本まつり」は8月11日~16日に下鴨神社・糺の森で開催されます。

京古本や往来 特別号「紡」

仏教書専門書肆「其中堂」さんに「京古本や往来」を送っていただきました。

「京古本や往来」は京都の古本屋さんが集まった京都古書研究会が出していた機関誌で残念ながら100号でいったん休刊になっています。今年設立30周年記念ということもあり特別号「紡」として出されました。

表紙には1978年11月に百万遍・知恩寺で開催された青空古本まつりの写真が掲載されています。なんで第一回じゃないんだろうと思って中を読むと、第一回目は京都古書店地図を配って、各店で協賛のセールを行う形で実施されていたんですね。実質的な古書市は2回目からでした。

確かこの頃、新聞を見て「青空古本まつり」行った覚えがあるので、ひょっとすると初参加はこの第2回目かもしれません。単なる古書市ではなく京都らしく古本供養から始まり、境内で始まったオークションでは落札されると寺の鐘がゴーンとなって実に京都らしかったですね。

当時、学生でしたが集めていたSFマガジンの一括ものがオークションで出ていたので初参加ながらがんばって落札しました。重い目をして下宿まで持って帰った覚えがあります。落札し鐘の音を聞くのはなかなか風情がありました。

そうそう、昔、京都古書研究会20周年の「京古本や往来」に雑文を書いていたんですが、まだ京都古書研究会のホームページに残っていました。  >> 仮想古本屋の時代

糺の森の古書市

下鴨神社の糺の森へ行ってきました。下鴨納涼古本まつりです。
新古今和歌集にも歌われた小川が糺の森に今も流れており、その中での古書市です。糺の森の木漏れ日が差し込み、なかなか雰囲気がありますね。
店が多いので端から端まで見るには、けっこう時間がかかります。こっちは慣れているので、欲しい本がありそうな棚は大体分かりますので、ざっと見 ていきます。ところが、一緒についてきた息子がそこら辺の店に入り丹念に見ているので、時間がかかることに。そんなゆっくり見ていたら日が暮れますがな! 京都らしく浴衣姿も多かったですね。
大徳寺の大仙院へ行き、ついでに今宮神社へ。もちろん「あぶり餅」食べてきました。

納涼古本まつりの古書目録が届く

天気予報では曇とありましたが、薄日が出ているので朝から布団を干しています。それにしても暑いですな~あ。こういう時はきりっと冷やした日本酒が最適ですね。
さっきからもうじき始まる納涼古本まつりの古書目録を眺めております。寺町三条にある「書林 其中堂」さんに送ってもらいました。世界遺産である下鴨神社・糺の森で行われる古書市です。
日時:2007年8月11日(土)~16日(木)
   午前10時~午後6時
ただし最終日は午後4時閉店です。夜には五山の送り火があります。
古書業界では春の岡崎・勧業館の古書市、秋の百万遍・知恩寺の古書市とあわせて京都三大祭と呼んでいます。(笑)
主催は京都古書研究会なんですが、もう30周年になるんですね。京都古書研究会の古書市へ行ったのは25年ぐらい前の学生時代で知恩寺の古書市が最初でした。
境内の一角で本のオークションをやっていて、落札するとお寺の鐘がゴーンとなり、さすがに京都の古書市は違うなと感心しました。
さて、何とか糺の森に出かける算段をしないと。