日本政策金融公庫の創業融資の条件が本日から変更になりました。
■創業融資とは
創業して自分のお店を出すような場合、家賃、保証金、内装費、設備費、机や椅子代などけっこうな費用がかかります。自己資金で用意できればよいのですが、多くの場合、自己資金でまかないきれず資金調達が必要です。
ふつうの銀行では融資審査に決算3期分が必要になります。つまり事業を初めて3年以上たたないと借りることができません。なかなか借りることができない創業融資を貸してくれるのが日本政策金融公庫(100%政府出資の政策金融機関)です。
ただし決算書がないので、しっかりとしたビジネスプラン(事業計画書)を作らないと審査にとおりません。各都道府県にある中小企業支援センター、商工会議所、商工会などへ行けばビジネスプランのブラッシュアップ相談にのってもらえます。
■創業融資制度の条件がかわる
日本政策金融公庫の創業融資(新創業融資制度 創業後2期未満 無担保・無保証)が、本日(2014年2月24日)から条件が一部変わりました。
貸付限度額:1,500万円 → 3,000万円
自己資金要件:開業資金総額1/3 → 1/10
今までは1/3の自己資金が必要でした。例えば300万円の自己資金があれば、600万円を借りて900万円の事業を行うことができます。今回、1/10になりましたので90万円の自己資金
があれば810万円
カテゴリー: 三重県産業支援センター
リーディング産業展みえ
なんでも相談会(松阪商工会議所)
年1回開催している松阪商工会議所のなんでも相談会。例年、10月の土曜日に開催しています。最近はほぼ毎年、相談を担当しています。
相談がワンストップでできるのですが、土曜なので事業者よりも一般の方の相談が多いですね。
相談項目は法律、税務、登記、多重債務、測量(境界)、不動産鑑定・地価、建物・耐震、労働(年金、社会保険)、金融(日本政策金融公庫、東海労働金庫)、特許、医療・介護などなど、私は新規開業・経営相談を担当しています。弁護士相談は2階でやっているので、混雑具合が分からないのですが、列ができていたのが司法書士の相談コーナー(法律相談)、大変な人が多いんですねえ。
年度末
今年度、三重県産業支援センターの総合相談窓口へ行く日数はクリアしていて、今日は休んでのんびりするはずだったのですが、予算調整で1日多く出てくれと言われて、出ておりました。
明日が年度末なので、支援センターの中はドタバタしています。異動する人や退職する人は机の荷物や種類の片付けと引き継ぎの段取り。フロア内の一部では模様替えも始まっていました。
支援センターに出ている時は大概、一緒にお昼を食べにいっていた職員も明日で退職ということで、一緒に食べに行くのも今日が最後。最後の昼食なんですが、ウナギなどを食べに行くわけではなく、いつもの店でいつもの日替わり定食でした(笑)
三重県産業支援センター送別会
年度末となり異動のシーズン。
名古屋市新事業支援センターに出るのも今年度は本日が最後。名古屋市新事業支援センターを辞められる方、異動される方に挨拶。
夕方、名古屋から津まで戻って三重会館横にある都ホテルへ。夜は三重県産業支援センターの送別会です。
三重県では外郭団体の見直しが行われ三重県産業支援センターへ出向している県職員は3年かけて引き上げることになったため、今年度は大量の異動になりました。工業研究所からの出向組は工業研究所へ戻ります。また定年などで退職される人もいて、ごそっと人材が抜けることになります。花束贈呈も大変でした。こりゃ、残った職員は大変ですねえ。
それにしても四日市市役所からの出向組がいたとは、全然知りませんでした。プロパーやら公務員やら私みたいに民間から入っているのもいる混成部隊ですので、出身母体がどこか大体は分かりますが正確には把握していません(笑)
神戸ビジネスアライアンス
リーディング産業展2013
四日市ドームで今日、明日とリーディング産業展を開催中。
写真は株式会社ユナイテッドワークスの北川 風太社長。ブースでプレゼン中です。北川社長はウェブコンサルティングを行う株式会社ユナイテッドワークスを高校卒業後に設立。現在、26歳のイケメン社長です。
午後は四日市商工会議所でIT窓口相談でしたので午前中だけ展示会を見に行きました。四日市ドームには近鉄四日市駅から無料シャトルバスに乗って9時半頃に到着しましたが寒い!
8時頃から暖房を入れたそうですが、ドームが大きいので暖房が行きわたるまで時間がかかります。寒いからコートを着たまま会場をウロウロしていました。
リーディング産業展、今年はやり方を変えて、中小企業の商談に絞ったせいかシャープやホンダなどの大手企業の出展や地銀各行の展示もありませんでした。大企業は複数ブースを使って展示しますので、例年に比べると大企業分だけブースが減っていました。
情報化優良企業表彰
市ヶ谷駅近くにあるアルカディア市ヶ谷に出かけてきました。
各都道府県にある中小企業支援センターとタッグを組んで情報化に取り組んだ企業を表彰する情報化優良企業表彰という制度があります。もともとは全国中小企業情報化促進センター(NIC)が行っていたのですが全国中小企業取引振興協会に吸収合併されたので、現在は全取協の事業になっています。
鈴鹿で介護事業を行っているイトーファーマシーさんという事業者があるのですが、携帯電話を使ったシステムを開発して、3K職場であるヘルパー残業をゼロにする、先進的な取り組みをしています。
この取り組みと支援センターの支援状況について書類を作って協会に応募しておいたところ、最優秀企業賞(中小企業長官賞)を受賞。あわせて三重県産業支援センターも最優秀サポート賞を受賞しました。
最優秀企業は表彰式の後に事例発表をしないといけないのですが、支援センターもあわせて発表があります。イトーファーマシーさんに長めでお願いしますと依頼しておきましたが、事例発表前の日経コンピュータさんなどの講演が長引いたこともあり、時間はちょうどでしたね。今さら支援内容などを説明しても、しゃあないんで、遷宮の宣伝と三重に遊びに来るようお願いしておきました。
レセプションにも参加したのですが津波で大変な目にあった宮城の企業や遠くは沖縄の企業も参加しておりました。
四支援機関連携促進会議
四支援機関というのは東海地域にある愛知県、岐阜県、三重県、名古屋市にある中小企業支援センターのこと。道州制をふまえて「あいち産業振興機構」のプロジェクトマネージャの音頭でスタートした情報交換会です。2006年にスタートしました。各支援機関のプロジェクトマネージャやマネージャが参加しています。
今回、幹事が三重県でしたので塩浜にあるAMIC(高度部材イノベーションセンター)を会場にして開催。
セミナーとして桑名にあるアサプリ・ホールディングの松岡社長にお話しいただきました。逆風下の印刷業界の中でいかに生き残っていくか、すさまじい話でした。数管理などすごかったですね。パートのおばちゃんまで会社がどうなっているか把握できるシステムになっています。もっとも難しい話をして理解できないのでグループ企業内での取引増やすために家庭内マージャンを事例にするなど、よく考えられています。
てんこ盛りの机の上
3週間ぶりに三重県産業支援センターへ。
6月は大学の講座などがいろいろ入っていて、なかなか支援センターへ行けていません。予想どおり、机の上には回覧文章などがてんこ盛りになっていました。1時間以上かけて書類整理して、ようやく書類の下からパソコンが出てきました(笑)。
と思ったら電話。
「今日は支援センターにいてますかあ。今から行きますので」と結局、支援センターまでおこしいただいての相談が2件。昼からは四日市商工会議所で窓口相談の予約が入っていたので四日市へ移動して相談。ウーン、書類整理できなかったなあ。