中京テレビの取材

cyukyou201301.jpg中京テレビで土曜17:25~17:30に「知っ得!なごや」という名古屋市が提供している番組があります。2月の放映で名古屋市新事業支援センターが紹介されることになり本日、収録がありました。 

名古屋市新事業支援センターが行っている専門家派遣と窓口相談の紹介です。朝から実際に専門家派遣をしている企業へテレビクルーが行って、社長インタビューなどを撮影。 

11時頃に名古屋市新事業支援センターにテレビクルーが到着。たまたま今日は支援センターへ出る日でして窓口相談シーンを担当。 

相談者役の課長と相談室でだべっているところを撮影してもらいました。(笑)窓口相談シーンの音声は入らず番組ではナレータの解説が画面に重なります。他はプロジェクトマネージャーの説明シーンなどを撮影。写真は支援センターにかかってきた相談電話に応対しているシーンです。 

放映時間は2分30秒と短いのですが、収録は半日がかりでした。おまけに台本まであります。(笑)プロジェクトマネージャーはセリフがあったのですが、私はなかったので助かりました。 

放映は2月9日(土)17:25~17:30 中京テレビ 
残念ながら大阪では映りません。 

雪の滝川氏城(名張)

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月曜日、東京は大雪でしたが関西でも榛原~伊賀にかけて積雪がありました。翌日の火曜日、名張の企業へ行く前に滝川氏城によってきました。 
天正伊賀の乱での織田側の拠点となった城です。主郭と周りを囲む土塁がきれいに残っているんですが、主郭が三重県内最大の大きさで70m四方もあります。広いので主郭内はグランドとして整備されていて野球などができるようなっています。でも中世の城跡で野球をしていると子供は知らないでしょうね。もっとも昨日はそのグランドも雪で埋もれていました。(笑) 
■負け組だったのに最後は大名にまでなった滝川雄利 
城を作ったのは滝川 雄利(たきがわ かつとし)という人物。伊勢国司・北畠の一族である木造氏の出身なんですが、昔から木造氏は北畠と仲が悪く、織田信長に味方して伊勢進攻を手助けしました。伊勢進攻の指揮をした滝川一益に気に入られ娘婿になっています。それで滝川になりました。 
やがて北畠を滅ぼし伊勢を支配した織田信雄の付家老になります。伊勢を支配下においた織田信雄が次に目を向けたのが伊賀の土地。伊賀へ進攻しますが伊賀の土豪も強く2回失敗します。 
織田信雄は織田信長から親子の縁を切るとまで激怒されますが、信長もほうっておけないので5万の兵で伊賀へ侵攻し伊賀を平定します。最後の合戦になったのが名張の赤目近くにある柏原城で、柏原城を攻めるための拠点として作った城が滝川氏城です。 
この滝川雄利という人物、小牧・長久手の戦いでは織田信雄側で戦い、秀吉の九州征伐、小田原征伐に参戦、関ヶ原の戦いには西軍で参戦、最後は徳川家康に仕えて常陸片野藩の初代藩主となりました。 
滝川一益、織田信雄、豊臣秀次、石田三成と負け組に組しながら、最後は大名にまでなった、なかなか波乱万丈の人生です。

炭火の囲炉裏

kobe201301.jpg昨日はITコーディネータ仲間に誘われて神戸へ。 

ちょうどITコーディネータ育成のケース研修が神戸で行われていて受講生も一緒でした。鈴鹿から参加している受講生もいたので、さっそくITC三重に誘っておきました。 

行ったお店は生田神社の裏側から坂を上って右に入ったお店。「神戸ノ いろり」という名前。おかみさんが淡路島の出身で淡路の新鮮な魚などを食べさせてくれます。座敷に掘りごたつがあって、囲炉裏があるんですが、これが本当の炭火。魚をさした棒を並べ、炭火で焼いて食べるのですが、おいしかったですね。 

マナガツオやメイタガレイなどをいただきました。淡路島の市販されていない地酒などもあり、お酒もおいしかった。 

かなり飲んだので、どないして東大阪まで帰ってきたのか記憶にございません。(笑)

大阪府商工会館で窓口相談

osaka20130110.jpg本町にある大阪府商工会館の会議室で窓口相談。 

大阪中小企業診断士会が行っている無料経営相談窓口です。相談は2件あったのですが、2件ともかなり変わった相談で、なかなか楽しめました。 

私が大阪府商工会館で行う窓口相談も今日で最後。3月末に大阪府商工会館が閉館となるので、大阪中小企業診断士会も3月早々には移転し、新しい場所で窓口相談が始まります。 

1階、2階に入っていた大阪府信用保証協会も既に梅田に移っていて、まだビル内に残っているのは半分ほどで閑散としていました。 

このビル、とっても思い出深く、10年前に中小企業診断士の実務補習を受けたのが大阪府商工会館の会議室。6人づつ班に分かれての実習でしたが、レポート作成は皆がパソコンを持ち込んで作業。古いビルなので電源が足りません。そこで毎朝、パソコンの電源を確保するために壮絶な戦いが繰り広げられておりました。(笑) 

懐かしい、このビルも見納めですね。地下鉄本町駅に地下でつながっていて便利なビルでした。

商売繁盛で笹もってこい!

nukataebisu2013.jpg本日は十日戎。商売繁盛を「えべっさん」にお願いする西日本の風習です。 

名古屋では熱田神宮へ1月5日午前零時にお参りするのが初戎で、十日戎という風習はないそうです。東海地域では岐阜県海津市にある「おちょぼさん(千代保稲荷)」が商売繁盛で有名で、毎月1日は月並祭が行われ、深夜から早朝にかけて大混雑しています。なんでもお参りして串カツを食べるのが定番という変な風習もあるそうです。 

大阪でも八尾は少し早い目の「えべっさん」で、八尾の「八」にちなんで八日戎になっています。 

十日戎は今日が本戎。家から歩いて5分のところにある額田戎神社へ行ってきました。いつもは閑散としている境内ですが、この3日間だけは、えらい賑わっています。 

いつも閑散としている神さんに商売繁盛をお願いしても大丈夫かいなという疑問はさておいて(笑)、社殿にお参りしてからウラへ回り、戸板をたたいて再度、お願いしてきました。これで今年も商売繁盛だあ! 

三重県中小企業診断協会 家族割あるの?

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今年、初めて、三重県産業支援センターへ

窓口相談に来訪はなく、そのかわりけっこう電話相談がかかってきました。あとメールで届いている相談もあったので、相談に対応。夕方から津市内の企業を2社まわってから津新町駅近くのプラザ洞津へ。
夕方から三重県中小企業診断協会の新春懇談会。はっきり言うと新年会です。(笑)毎年、会場は津新町駅のすぐ近くにあるプラザ洞津。今回の出席は25名ほどでした。三重県中小企業診断協会の会員数は100名ほどですので1/4の参加率です。
今年は愛知から診断協会を変わってきた新入会員もいて、なかなかにぎやかでした。聞けば奥さんは中小企業診断士試験の診断実習で知り合った人で、中小企業診断士でした。
夫婦で中小企業診断協会に入会すると経費も大変(年会費が45,000円ほど)ですので、とりあえず旦那だけ入会して情報は旦那からとるということでした。今まで夫婦共に中小企業診断士というケースがなかったのですが、こら家族割制度を作らないといけませんなあ。(笑)

違法行為から始まった日本のインターネット

■お祭り騒ぎだったウィンドウズ95の発売
ンターネットが一般的に広まったのは1995年のウィンドウズ95の発売以降です。秋葉原(東京)、大須(名古屋)、日本橋(大阪)などの電気屋街では大手コンピュータショップが特設会場を設け、深夜0時にウィンドウズ95を発売しました。コンピュータ関係で深夜から発売するようなイベントはそれまでなく、各ショップとも大がかりなイベントを用意し、深夜0時に向けてカウントダウンが行われました。
大手コンピュータショップには購入客が長い列をつくり、このイベントがテレビで大きく放映されました。それを見た一般の人が、興味をいだいてパソコンを初めて買うことにより市場が拡がり、インターネットも普及しています。現在のiPadやiPhoneの発売イベントの原点がウィンドウズ95でした。
■慶応大学と東京工業大学の接続が第一歩
インターネットが普及したのは1995年以降ですが、日本のインターネット開始はそれより10年ほどさかのぼります。
日本のインターネットの父と呼ばれる村井純先生が慶応大学から東京工業大学に異動になりました。いろいろな資料などを慶応大学のコンピュータにおいていたので、なにかあると慶応大学まで足を運ばねばなりませんでした。そこで考えたのが慶応大学と東京工業大学をネットワークで結ぶこと。ネットワークを通じて必要な資料を慶応大学のコンピュータから得ようというズボラな動機が日本のインターネットの発端です。
当時、専用回線はありましたが、べらぼうに高い通信料が必要でした。そこで目をつけたのが電話回線。コンピュータが一定の時間になると相手のコンピュータに電話をかけて、コンピュータ通しでデータ交換するシステムです。
■コンピュータを電話回線で接続すると違法行為だった
1984年に慶応大学と東京工業大学を接続します。当時、コンピュータを電話回線につないで、別のコンピュータに自動的に電話をかけ通信することは違法行為でした。仕方なくアングラでやっていました。1985年に通信の自由化が行われ、日本電信電話公社(電電公社)がなくなりNTTが誕生。電気通信事業法を施行されたことで、ようやくアングラ状態から脱却できました。法律がようやく時代に追いつきました。
このネットワークに大学や企業が接続されることでJUNETというネットワークが発足。これが日本のインターネットの基礎になりました。
■モデム接続できるホテルのリストをビジネスマンで共有
通信の自由化が行われたと言っても、まだまだ黒電話が主流の時代。電話回線と電話機の接続は今では当たり前のモジュラージャックではありませんでした。当時、PC-VANやNifty-Serveというパソコン通信がビジネスマンの間で流行。持ち運びできるモデムが登場したことから、出張先のホテルからパソコン通信しようと考えるビジネスマンが登場します。困ったのがモジュラージャックのないホテル。ホテルのホームページもない時代で、ホテル側もホテルの部屋から通信するビジネスマンがいるとは気づいていない頃です。
情報がなければ皆で持ち寄ろうとパソコン通信の会議室にビジネスホテルの情報が書き込まれるようになります。ホテルに泊まったビジネスマンが、モデムを接続することができたかどうかレポートをアップ。これがまとめられて地域別のビジネスホテル一覧ができました。ホテル予約する前に、この一覧をチャックして予約するのが定番となりました。今では全館無線LANのビジネスホテルが当たり前ですが、当時はこんな状況でした。やがて海外出張が多くなると国別に通信可能なホテル一覧がまとめられるようになります。

水谷神社にお参り

mizutani201212.jpg初詣は奈良の春日神社へ 

さすがに人が多く、本殿に入る前には入場制限もあります。境内はごった返しているのですが、境内のちょっと離れたところに水谷神社があります。 

手向山八幡宮から若草山沿いに歩いて春日神社の神域に入ったすぐの所にある摂社です。水谷家の総本社でして、毎年お参りしています。 

というのはウソで、本当は水谷神社(みずやじんじゃ)という名前。 
素盞鳴命、大巳貴命、奇稲田姫命が祭られています。疫病難病をはらい病魔を退散する神様。近くを水谷川が流れていて川沿いに水谷茶屋が有り、川には水谷橋がかかっています。と、水谷がてんこ盛り(笑)。 

WikiPediaを見てみると兵庫県養父市には本当に水谷神社(みずたにじんじゃ)があるそうで、こっちはぜひお参りしてみたいですね。

受講生からの手紙

letter201212.jpg毎年、この時期に届くのが認定看護師教育課程の受講生からの手紙。しかも自筆です!

京都橘大学・看護教育研修センターで認定看護師を養成しています。認定看護師認とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた看護師を言い、京都橘大学では皮膚・排泄ケア分野の認定看護師を養成しています。

受講生は経験をつんだ現役の看護師さん。6月に入学し、6ケ月間学んだあと、試験に合格しなければなりません。

教育課程には情報処理があり毎年6月に担当しています。受講生は現役の看護師さんなので20代から50代まで年齢もバラバラ。一人、二人ですが男性の看護師さんもいます。

6月から半年たち12月の講座修了になると、講座に関わった各講師に自筆の手紙を出しており、毎年届きます。今回が第6期生。

受講生の皆さん、半年間お疲れ様でした。来年の試験、がんばってください!

お酒の飲みすぎで、みなさんのお世話にならないよう気をつけます(笑)

中小企業診断士制度のアンケート

ankete201212.jpgLECから封書が送られてきたので、新しいパンフレットかなと開けたら、中に入っていたのは「平成24年度 中小企業診断士制度に関する実態調査」というアンケート調査。 

中小企業庁の委託を受けてLECがアンケートを行いますという案内文も入っていました。アンケートですのでチェック項目が多いのですが、なかには、うまくいった支援事例やうまくいかなかった支援事例を書けという記述式もあって、回答するのはけっこう大変。 

■背景にあるのが中小企業診断士の専門性強化 
中小企業庁の入札情報を見ると9月下旬に入札説明会が行われ、10月中旬に委託事業者を決定したようで、これをLECが落札したんですね。 

入札の要件もネットに出ていて、「中小企業500社以上(有効回答250社を想定)及び中小企業診断士300名以上(有効回答150名を想定)に対してアンケート調査を行う。調査対象の中小企業は、業種、事業規模、従業員数、地域のバランスを考慮すること。」とありました。 

また「上記アンケート調査の結果を踏まえ、中小企業及び中小企業診断士に対して30件程度のヒアリングを行う。」とあり、それで最後にヒアリングさせてもらってもいいですかというアンケート項目があったんですね。 

ちょっと時間がかかるアンケートですので中小企業診断士150名以上の有効回答を集めるのが大変。LECの講師なら協力するだろうと私のところへ送ってきたんですかね(笑)。アンケートの内容は中小企業支援の項目ばかりですので、個人事業か法人化している中小企業診断士を選んで送っているのでしょう。他の士業とのコンサルティングファームのような形態を問う設問もありました。 

このアンケートの背景にあるのが、”ちいさな企業”未来会議の検討項目。いろいろあるのですが項目の中に「中小企業診断士の専門性強化」や「中小企業診断士の専門分野を明示し、選択しやすい制度にする」というのがあり、そのためのアンケートでしょう。 

■株式会社を作る時の登録免許税・印紙税、事業所税がなくなる!? 
中小企業庁の入札情報を見ていると10月ぐらいから、他にもいろいろと中小企業の実態調査に関わる委託事業がありました。テーマは事業承継、経営課題、個人保証制度など。 

起業環境に関する調査もあり、おそらく”ちいさな企業”未来会議で、資本金2000万円未満の株式会社の設立時の登録免許税、印紙税の免除を考えていますので、その理由づけに使うのでしょう。現行では株式会社を作る時に登録免許税(15万円)+印紙税(4万円)+認証費用(5万円)の計24万円かかりますが、5万円で法人を作れることになります。 

ネットで調べると「平成25年度税制改正に関する経済産業省要望」があり、中にに登録免許税、印紙税免除の要望が入っていました。 

■事業所税もなくなる!? 
他にも要望を見ていると人口30万人以上の市において課税されている事業所税の見直しが入っていました。(県税の事業税ではありません)市町村合併などで人口が30万人以上になると、急に税金が増えることになり企業にとってはたまりません。 

合併後、5年間は課税猶予期間がありますが、楠町と合併して人口30万人以上となった四日市市はこの期間が切れ去年から課税が始まっています。市町村合併によって新たに事業所税がかかることを知らなかった企業からは当然、「なんで楠町と合併したんだ、元へ戻せ」などという声が出てきます。私も四日市市内のいろんな事業者から聞きました。 

そんな声が多いため、四日市市では条例を決め、全国で初めて事業所税を5年間段階的に減免しています。こんなことをせずとも、抜本的に見直すべきでしょうね。