幅15メートルの古代道路復元(斎宮)

斎宮
午後、明和町の企業へコンサルティングに行っておりましたので、帰りに斎宮へ寄ってきました。行ったら斎宮歴史博物館は月曜なので休館でした(泣)
斎宮というのは伊勢神宮に奉仕した斎王の御所で、古代(崇神天皇)から南北朝の時代まで続きました。大津皇子が死ぬ前に伊勢斎宮であった姉、大伯
皇女のもとへ密かにおもむいたと万葉集に歌われています。最寄駅は近鉄斎宮で松阪から伊勢へ向かう途中にあるのですが普通しか止まりませんので、車で来る
人がほとんどです。
当時は碁盤の目状に道路が走り、100棟以上も建物が建ち並んでいました。規模は東西2km、南北700mで、斎王の世話をする女官、雑用係が500人。昔の大都会ですね。今は何もない田園地帯で国史跡となり発掘が進んでいます。今日も発掘した後を測量していました。
先日、幅15メートルの10~11世紀の古代道が復元されたというので見てきました。平城京の朱雀大路ほどではありませんが、広い道路ですね。日本最古の「いろは歌」の墨書土器が発見されましたが、この古代道路のすぐそばで見つかったんですね。

創業カフェ(四日市商工会議所)でセミナーをしてきました

cafe20120706.jpg金曜夜、四日市商工会議所で創業カフェのセミナー講師をしてきました。

主催は四日市志創業応援隊。四日市志創業応援隊とは四日市市、三重北勢地域地場産業振興センター、三重県信用保証協会・四日市支店、.日本政策金
融公庫・四日市支店など地域の創業支援機関が連携し、創業・独立を志す方を対象にした創業支援ネットワークです。事務局を四日市商工会議所がやっているよ
うです。

四日市志創業応援隊では定期的にセミナーを開催しており、昨日が3回目。「新規顧客獲得のためのネット活用法」で1時間ほど創業者向けに情報発信
の大切さを話をしてきました。セミナー後はセミナー室のすぐ隣で交流会。創業という同じ志を持った人と人とのつながりを支援しています。

交流会は20:40頃に終了し、21時前の近鉄特急アーバンライナーで戻ってきました。生駒駅で乗り換えたらコスモスクエア行きの最終電車。危なかったあ。

伊勢商工会議所でIT窓口相談

ise20120705.jpg久しぶりに伊勢商工会議所のIT窓口相談に行ってきました。

近鉄・宇治山田駅で降りてバス乗り場のすぐ近くにある陸橋を渡ろうと思ったら、きれいさっぱり陸橋がなくなっていました。駅前工事をやっていてタ
クシー乗り場も移動していました。しょうがないので信号が変わるのを待って横断歩道を渡りました。信号がなかなか変わらない交差点で、それですぐ渡れる陸
橋を使っていましたので、これからは伊勢市駅から商工会議所へ行こうかなあ。

伊勢市商工会議所の1階は遷宮にあわせて、いろいろとディスプレイを変えています。3階にあがると商工会議所内ががらっと模様替えされていまし
た。先日、変えたばかりだそうで、なかなかオシャレなオフィスになっていました。エレベーター前にはよくテレビ報道などで使われるボードが立っていまし
た。伊勢らしく笑門が載っています。

伊勢では一年中しめ縄飾りを飾る風習がありますが、このしめ縄に「笑門」と書いた木札をつけます。もともとは「蘇民将来子孫門」ですが、これを縮めたのが「将門」。平将門に通じるのを嫌って「笑門」になったといわれています。

京都橘大学 XMLの講座

tachibana20120704.jpg京都橘大学 ウェブ講座はスタイルシートがほぼ終わったので、本日はXMLの講義を行いました。

XMLは文書やデータの意味や構造を記述するための言語ですが、いろいろなところで使われています。例えば東京証券取引所に上場している会社は財
務諸表を提出しなければなりませんがXMLで作成された財務諸表の提出が義務化されています。投資家がいろいろな分析できるようにするためです。

また確定申告で電子申告を行う時、パソコンで作成した申告書はXML形式で送られます。一番、身近なところではマイクロソフト・オフィスで作成し
たワード文章やエクセルもXML形式になっています。ワードの拡張子は以前、「.doc」でしたが、最近は「.docx」と4文字となり、最後の「x」が
xmlをさしています。

学生にはXMLについて説明した後に、実際にXMLデータを作成、XSL(XMLのスタイルシート)と組み合わせてやってみました。難解なXMLですが、ちょっとは理解できたかなあ。

経営情報システム

lec20120701.jpgLEC梅田校へ

経営情報システムの講座です。9時スタートだと思って8時45分頃に教室に入ると誰もいない。(笑)

教室を間違えたかなと教室一覧が書いてあるボードを見に行っても教室はちゃんとあっていました。やがて9時になりましたがやっぱり誰も来ない。ホンマかいなと、もう一度ボードを見に行ったら9時30分スタートでした。30分間違えていました。

空いた時間で、じっくり講義の予習をし、9時10分頃になると受講生が続々と入ってきて講義がスタート。今日のメインはデータベースとネットワーク。得にインターネットはhttpやらtcp/ipなどいろいろなプロトコルを覚えないといけないので、受講生は大変です。

夕方に講座が終わり、ホワィテイ梅田へ。講座でノドが乾いたので、立ち飲み屋へ寄って、一杯引っ掛けて帰ってきました。

ITC近畿会・総会

itc201206.jpg午後から大阪産業創造館へ

ITコーディネータの集まりであるITC近畿会の総会&セミナーが開催されました。会員数が20名というITC三重と違い、さすがに200名近い会員がいるので広いセミナー室を使っていました。総会は1時間ほどで終了し、その後はセミナーです。

近畿経済産業局、ITC協会・会長の講演後、雑誌「COMPASS」の石原編集長のセミナーがありました。雑誌「COMPASS」は中小企業のIT入門マガジンでメインターゲットは中小企業の社長さん。創刊から10年目を迎える雑誌です。

石原編集長にはITをうまく活用している企業事例などをお話いただきましたが、とても面白かったですね。ずっと下請仕事をしていた企業がリーマ
ン・ショックの影響で売上が半減。社長は雇用を守るため消費者向け商品を開発。雇用調整助成金を受けている間に新規事業をなんとか軌道にのせられ危機を脱
出しました。

経営者がどう考え、行動するかによって本当に結果は千差万別。先がよめない時代、多くの経営者はギリギリ悩みながら経営を続けていますが、立場が違う従業員にはなかなか伝わらないでしょうね。

12回目の講座が終了(京都橘大学)

tachibana20120627.jpg京都橘大学へ、今日で講座は12回目。残り3回で全講座終了です。

マルチメディアの講座は動画編集のやり方とYouTubeへのアップを行いました。学生の多くはYouTubeを見たことはあっても、サイトにアップしたことはさすがになく、アカウント登録からスタート。タイトルの付け方やトリミングなど動画編集もバッチリです。

ウェブの講座はスタイルシートの最終日。ホームページで表示する画像に対してフィルター処理を使い、透明度を変えたり影をつけたりましたが、まあまあ高度な内容です。途中で、「皆さん、ついてこれていますか」と聞いたら「は~い」と学生も答えていたので、まあ大丈夫でしょう。(笑)最終課題が楽しみです。

写真は清優館(看護学部)の1階。なかなかオシャレな空間です。

不思議な名鉄瀬戸線

meitetu201206.jpg瀬戸市の企業を訪問してきました。瀬戸焼で有名な瀬戸市でネットワーク強化事業の専門家派遣で行ってきました。

瀬戸へは名鉄で行けるということで名古屋駅から出ているのかと思ったら、名鉄瀬戸線は孤立線になっていて、地下鉄でまず栄に出ます。地下鉄の駅からすぐ近くに栄町駅があり、ここが始発駅。ここから尾張瀬戸駅まで路線がつながっています。

名鉄は名古屋駅が起点なんですが、初めて乗ろうとすると絶対に戸惑いますね。行き先が津島方面、岩倉・犬山方面、一宮・岐阜方面の列車が同じホー
ムに来ますので、自分がどこへ行きたいのか、どの電車に乗らないといけないのか把握していないと、えらい所へ連れていかれてしまいます。瀬戸へ行くの大変
だと思ったら、全然違う路線でした。

なんで孤立線になっているのか調べたら、もともとは瀬戸焼を運ぶために瀬戸自動鉄道が明治時代に作られたのが発端でした。業績が悪くなったこともあり戦前に名鉄と合併したんですねえ。

また不思議なことに普通、準急、急行が走っていて停まる駅が違っていますが、どこの駅でも追い越しがないので、つまり来た電車に乗るのが一番早いという不思議な路線になっています。

経営情報システムがスタート

LEC梅田校へ。

本日から中小企業診断士試験の経営情報システムの講座がスタートしました。来年8月に実施される1次試験に照準をあわせています。

経営情報システムはITが得意な人にとってはとっつきやすい科目ですが、苦手な人にとっては専門用語のオンパレードで、覚えないといけない用語が
多く大変。BIOS、RS232C、IEEE1394、SCSI、IDEなど、まさに暗号ですね。講座が終わった後、「ハア~」というため息が教室から漏
れていました。(笑)気持ちはよく分かります。

講座が終わって地下鉄谷町線に乗ろうとホワィティ梅田を歩いていたら、いつも混んでいる立ち飲み屋ヨネヤにほとんど客がおりませんでした。久しぶ
りの講座でノドが乾いたので、ビールと串かつを堪能。ヨネヤ、以前は朝10時開店だったんですが1時間早くなって9時開店になっていました。朝早くから
ニーズがあるんですねえ。(笑)

2015年には9000社まで減少する印刷業界

itc201106.jpg2ケ月に1回開催しているITC三重の定例会を開催。場所は三重県産業支援センターの会議室です。

本日はアサプリホールディング(印刷業)さんに印刷業界を取り巻く状況や現在、取り組んでいる内容を紹介いただきました。

■印刷業界を取り巻く状況
従業員4人以上の印刷会社、2005年には全国に1万4千あったが2015年には9000社まで減少する模様。

減少する理由
・デザインデータがあればネット経由で印刷依頼でき価格が下落
・インターネット対応できない印刷会社が淘汰される
・後継者がいない 25%

三重県の印刷業界でも価格破壊が起きており、電子入札で従来の半額で落札する業者がいる。デザイン込の価格で、どう考えても無理な値段だが、県の場合、納品の翌月に現金化できるので自転車操業的になっている事業者の模様。

■アサプリホールディングの取組
アサプリホールディングの取組で面白かったのが「トラサンレポート」のよる情報共有。トラサンレポートとはトラブル・サンキュー報告の略で、クレームなどがあったら対応策を含めて書き込まないといけません。社長も含め、皆がコメントをいれます。

クレーム報告を上げるのは営業としてつらいのですが、会社の方針としてクレームを全て出すことが奨励されていて人事には影響しません。反対にクレームを隠せば処罰の対象となる風土を作っている点がすごいですね。