ITC三重の定例会
株式会社CIJネクスト 中部支社の川満勝一さんに「PMBOK(R)第4版と5版の違い」というタイトルでお話しいただきました。PMBOKというのはプロジェクトマネージメントに関する知識体系。システム開発だけでなく建設業などプロジェクトに関んする全てのものが対象です。
川満さんは、このPMBOK第5版のレビューアーで日本人として参加されているのは川満さんです。ネットの掲示板で議論するのですが、もちろん英語なんだそうです。すごいなあ。
PMBOKは中小企業診断士試験の経営情報システムでも出題されますが、9つの知識エリアに第5版ではステークホルダーマネージメントが加わって10になったそうで、講義する内容も変えないといけませんね。
定例会が終わってから津駅前アストの地下にある萬力屋で忘年会。飲み放題、食べ放題、一応時間制限ができたようで3時間で3,990円。たらふく食べて飲んで大阪へ帰ってきました。
100m道路は信号1回で渡れない
年末大掃除とシステム管理者にお礼を
桑名商工会議所で経営革新塾
支援機関をへ相談にくる事業者の多くは、相談内容を記載したペーパーを持参することはほぼなく、口頭で会社概要などを一からヒアリングするケースがほとんど。名刺はさすがに用意していますが名刺に取扱い商品などの記載はなく屋号を見ても何の商売か分からないケースがあります。
販路開拓の相談も多いのですが、ほとんどの企業はペーパーを持参しないのと同様に営業ツールが未完成、もしくは一人よがりのものになっています。今回の経営革新塾では、新聞社へのPR、見本市出展などのシチュエーションを用意して、実際に学びながら自社の営業ツールをブラッシュアップし販路開拓力をアップすることを目的としたものです。
1.見本市、商談会に出てみよう
2.自社の商売にキャッチフレーズをつけよう(PR)
3・商談管理をしてみよう
4.他社と何か一つ違うことを考えよう&発表会
本日はビジネスモデルの考え方の講義の後、皆さんに自分のビジネスモデルを発表していただきました。しゅべりたがりの人が多いので、少々時間オーバーでした。
昔、観光エレベータがあった日和山の山城(鳥羽)
神戸ルミナリエ
ひょうご産業活性化センターで窓口相談
終わってから、歩いて10分ほどのルミナリエ会場をのぞいてきました。光の回廊が有名なんですが、点火すぐの時間帯に元町から歩くと大変なので、一番最後の公園のところだけを見に行ってきました。
神戸ルミナリエは1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の鎮魂と追悼、街の復興を祈念した光の催しです。最後の公園のところだけ見ましたがキレイですねえ。震災で激減した神戸への観光客を呼び戻す目的もあり、毎年12月に開催されています。
会場では讃美歌のような合唱が聞こえ、鐘が打ち鳴らされていました。あれから、もう18年も経ったんですね。
神戸で窓口相談をしていると震災前、震災後という言葉がよく出てきます。社歴が長い企業ですと震災後の大変な環境の中をどう乗り切ったかという話、震災前と後で事業ドメインを変えたという話もあります。また震災を機に独立して創業したという話もよく耳にします。
執筆した電子書籍がKindleストアに並びました
我が青春のニュートーキヨー庄屋
創業カフェでセミナー
交通の要所だった田丸城(清州会議)
今は1時間に1本程度しか列車が止まらないJR田丸駅。田丸駅から少し歩いた所に田丸城跡があります。石垣や土塁が見事に残っています。
戦国時代は交通の要所でした。奈良と伊勢を結ぶ初瀬街道(伊勢本街道)、そして紀州へと続く熊野古道が交わる所で、城からは伊勢の街がよく見え、伊勢神宮を抑える戦略的要衝でした。城を造ったのは伊勢国司であった北畠。
ところが織田信長の伊勢進攻によって北畠は敗退。養子として二男の織田(北畠)信雄が送り込まれ、田丸城は織田(北畠)信雄の居城となり、天守が造られます。
映画「清州会議」ではバカ殿として描かれた人物で妻夫木聡が演じていました。伊勢は尾張の隣ということもあり織田信長が美濃と同時におさえようとした国です。まずは鈴鹿の有力氏族だった神戸氏に、養子として三男の織田(神戸)信孝を送り込み、神戸城に天守を築きます。映画「清州会議」では坂東巳之助が演じていました。かしこい方です。
津城には信長の弟である織田信包が入り、城を整備し5重天守と小天守を造ります。映画「清州会議」では伊勢谷友介が演じていて、映画の最後では秀吉に向かって「織田家を乗っ取れ」とか格好いいセリフを言ったりします。映画に出てくる3人の織田家の人物が伊勢に揃っていたんですね。
まだまだ山城が中心の時代、伊勢には平城である神戸城、津城、田丸城に天守がそびえていました。