おしゃれなマルーン色の阪急電車ではなく、庶民的な阪神電車で神戸・三宮まで行っているのですが、不思議なのが阪神・御影駅。
御影駅は「へ」の字型の急カーブになっていて阪神電車の普通から特急まで全ての電車が止まります。唯一、止まらないのが近鉄から乗り入れている快速急行。駅の直前から徐行運転になりますが、止まらずに御影駅を通過します。
理由は近鉄の車両が阪神よりも長く、「へ」の字に曲がっているホームではうまく止まらないからのようです。ネットで調べると近鉄との乗り入れが始まる前に近鉄の車両を走らせてみたところ、御影駅で車体がすりそうになったそうで、ホームを削ったそうです。電車の相互乗り入れも大変ですね。
BLAST研究会
2002年度大阪地区で実務研修した仲間が中心となってスタートした中小企業診断士の勉強会。11年続いて、今回が37回目。
1次試験がマークシート試験に変更となった新制度の中小企業診断士で構成しています。関西一円のメンバーが多いのですが、遠くは東京にもメンバーがおり、今日も東京から参加されていました。BLASTとは『一吹きの風』を意味し、沈滞化の激しい日本経済に吹き抜ける『一吹きの風!』という気持ちを込め命名されています。
研究会に出るメンバーは独立組が多いというのが特色ですね。終わった後の懇親会では、企業内診断士に対して「独立しなよ、いいよ」と悪魔のささやきが行われ、信じて独立すると、「早まったな」とオチを入れる、なかなかおそろしい研究会です(笑)
モトコーとは高架下商店街のこと
NPO ITC三重の総会
本日はITC三重の総会。三重県内で活動するITコーディネータの集団です。
発足したのは11年前で、株式会社三重ソフトウェアセンター(第三セクター)を中心に活動していました。ところが2008年に三重ソフトウェアセンターが解散してしまったので、三重県産業支援センターに拠点を移動。
経済産業省などが行っていたIT経営応援隊事業なども行っていました。今までは任意団体でしたがNPO化し、今日が第一回目の総会で17名が参加。
またNPO化に伴い会員はITコーディネータだけでなく三重県内でITによる中小企業支援などをする人材に拡充しています。
方向音痴になりやすい京都人、神戸人
神戸のジュンク堂に置いてあった「神戸ルール」という神戸人に焦点をあてた本を読んでいるんですが、なかなか興味深い神戸人について書かれています。
別の土地に行って、方向音痴になりやすいのはまず京都人。京都と言えば、平安の時代から続く、きれいな碁盤の目。東西南北がはっきりしているのが特徴です。名古屋なんて一見、碁盤の目でありながら飯田街道のように斜めの道はあり、そこらへんに五道の辻があって、こんな所へ行けばよく迷います。
神戸も分かりやすい土地で。海と山に囲まれた狭い土地ですので、方向が分からなければとりあえず山を探せば、そちらが北側。百貨店の中の案内も山側、海側と書かれています。単純な土地で生活しているので神戸人もほかの土地に行くと迷いやすいそうです。大阪も分かりやすいですね。大阪で山と言えば生駒山ですので、山が見える方向が東です。
困るのが名古屋。濃尾平野がけっこう大きく、ビルに隠れて山がよく見えません。結果、どこにいるか分からなくなります。JRセントラルタワーズが見えたら、とりあえず名古屋駅の方向だけは分かります。
あと阪急電車の車体の色ですが、阪急マルーンと言って特に神戸人が愛しているそうです。決して、ヨーカン色と言ってはいけないそうです。言っていますなあ(笑)
ひょうご産業活性化センター 研修
今日は、ひょうご産業活性化センターの研修。
午前は兵庫県産業労働部による経営革新計画の説明。経営革新計画とは中小企業が新しいことに取り組む内容を経営計画(3年~5年)にまとめ知事承認を受けると、いろいろ支援策が活用できます。と言っても支援としては低利融資ぐらいしか目玉がないので、私は主に経営の棚卸に計画作りをすすめています。
兵庫県内の中小企業数は約16万8千社で経営革新の承認を得ているのは2,012件。1.19%ほどが承認を得ています。全国の各都道府県でやっているんですが、運用は各県少しづづ変わっていて兵庫県では、会社が額に入れた飾れるような承認書にしています。これはいいやり方ですね。計画の提出先は県民局単位で、審査会が月に2回開催され、そこで面接が行われます。ちなみに三重県は提出するだけで面接はありません。
午後はひょうご産業活性化センターのいろいろな事業説明。多岐にわたっていますが、基本的にどこの支援センターも同じですね。面白かったのが
・技術、経営力評価制度
有料で会社の評価をしますが、けっこうな申し込み案件があります。銀行がすすめているようです。
・女性起業家向け創業補助金 上限100万円で補助率1/2です。
女性だけというのがちょっと難点
船場総研 総会
かってパソコン通信Nifty-Serveの中にFlic(資格)フォーラムがあり、その中に中小企業診断士の受験用の会議室がありました。日頃はオンラインで勉強しているんですが、せっかくなのでオフラインでも集まって勉強しようと出来たのが船場勉強会。
ウェブ時代になっても続いています。
▼船場勉強会
http://
船場総研というのは船場勉強会のOB組織、つまり中小企業診断士の集まりです。なぜか、ほとんどが独立診断士という集まりです。もともとは合格後も船場勉強会に出入りしていたのですがOBがうるさいので、勉強の邪魔になるから隔離しようと出来た組織です。(笑)
本日は関目高殿にある城北市民学習センターで1年間のスケジュールを決める総会。てっきり13時スタートだと思ったら、誰もいませんでした(泣)15時スタートでしたので、机で原稿書きの仕事をしておりました。
ゆるい研究会ですので10名参加のはずが2名欠席。連絡したら「今日だったけ?」という返事が返ってくるような研究会です。今年度のスケジュールを決めたのですが秋にワインが飲みたい、昭和の雰囲気がするキャバレーに行きたいなど言いたい放題。安田会長の指導のもとなんとかまとめて、17時から宴会。
この手の研究会では珍しく、独立組が多い研究会なんですが、こんなんでいいんですかねえ(笑)
ここが邪馬台国? 唐古・鍵遺跡
専門家派遣の帰りに田原本町へ寄ってきました。
ここには弥生時代の環濠集落遺跡、唐古・鍵遺跡があり、楼閣が描かれた土器が見つかったことで有名です。
「出雲と大和」(岩波書店)では田原本町を邪馬台国に比定しています。田原本町という場所は、まさにヤマトの中心地。
都がおかれた飛鳥の地はヤマトの中心部ではなく、少し高地になっていて、中心部からかなり離れた土地です。なんでこんなところへ都を作ったのかなと不思議なんですが、当時、中心部は湿地帯だったという説もあります。
もしくは、唐古・鍵遺跡あたりの部族と、なにかあったかもしれません。神武東征以前にヤマトにいた部族としてはナガスネヒコとニギハヤヒ(物部氏の先祖)ですので、根城にしていたのが田原本町だったのでしょうか。
唐古・鍵遺跡には姫川のヒスイや尾張、吉備の土器も入ってきていて交易の中心地のようでした。この後にできる巻向遺跡も各地から土器が集まっていますので、唐古・鍵遺跡の経済面を継承したかもしれません。
ミュージアムもあり、いろいろな土器が飾られていました。中には土器に犬の歯型がついていて、土器を焼く前に犬がいたずらしたようです。ネズミがひっかいた跡が残っている土器もありました。
WindowsXPの草原は実在する
来年の今日(2014年4月9日)にWindows XPのサポートが終了します。
というわけで一時、ネットでも話題になった「WindowsXPの草原」の話題です。WindowsXPのデスクトップでよく見かけるのが「草原」の壁紙。青い空に雲がかかり、緑の丘には日があたっています。
この丘はCGではなく実在しています。場所はアメリカ・カリフォルニア州にあるソノマバレーの東にある丘。撮影したのはカメラマンのチャールズ・オレア氏で、現地のソノマバレーに住んでいます。「ナショナル・ジオグラフィック」などの撮影を担当するカメラマンです。
■最初は単純な色だった
デスクトップは机ですので最初はおとなしい色が採用されました。この色が鴨の羽色(かものはいろ)、マガモの頭の羽の色からとられた青緑色の一種です。英語ではティールグリーンと呼ばれています。基本16色の一つで、どんなブラウザでも正しく発色されるため採用されました。
やがて単純な色から机の上に写真を並べるように熱帯魚や森林などいろいろな壁紙が登場するようになります。2001年にリリースされたWindowsXPでは草原がデフォルトで表示されるようになります。
この草原があるソノマバレーはワイン生産で有名で、ブドウ畑が広がっています。カメラマンはワインにまつわる風景写真をよく撮影しているため、日常的に行き来する丘でした。ある日、カリフォルニアの青い空に積雲が広がる中、丘の緑が見事なコントラストになっていて思わず撮影しました。この時に撮影した写真が採用され、世界中のウィンドウズ・ユーザーが見ることになります。このカメラマンは実はマックユーザーだそうです。
■ベータ版と製品版ではデスクトップの壁紙が違う
マイクロソフトによるとデスクトップで使われる壁紙はプロのカメラマンや社内公募から採用されるそうです。コンセプトにあったイメージのものが採用されますが没になるものがほとんど。またベータ版と製品版ではデスクトップが違うことがあり、探しているマニアがいるそうです。例えばWindows7ベータ版のデスクトップは青い水の中を泳ぐ金魚でした。タイのベタという魚だそうですが、製品版ではWindowsの旗がデスクトップ中央にたなびくデスクトップになりました。
神戸サンパル
ご縁があって、本日から「ひょうご産業活性化センター」で窓口相談を担当しています。
週1回木曜担当ですので、兵庫県の企業の皆さん、ぜひご活用ください。初日で、事務処理などの説明を受けている間もなく、相談者がいらっしゃって、そのまま夕方までずっと相談の連続。初日からハードでした。
ひょうご産業活性化センターは三宮駅近くの神戸サンパルの6階にあります。かなり古いビルで以前は古本屋さんが集結していました。ワンフロアをほとんど使って伊勢の万葉書房も入っていたんですが残念ながら閉店。今、残っているのはロードス書房だけになってしまいました。
変わった店も多いのですが、不思議なのがエスカレーター。2階から別のビルに行くことができるのですが、そのまま1階に降りると、そこは店の中(笑)。文具の富士商会という安く文房具を売っているお店です。文房具に囲まれた通路を出て店の入り口から1階へ出るというかなりシュールな造りになっています。