大河ドラマ 江姫ふるさと周遊バス

gou201101.jpg津の四天王寺前を通ったら三重交通の「江姫ふるさと周遊バス」が止まっていました。大河ドラマ「江 姫たちの戦国」ゆかりの土地を回るコースです。コースは伊勢上野城跡、 高田本山専修寺、 津城跡、四天王寺を巡ります。

先週の放送で、早々と小谷城が堕ちましたが、あの後、お市と三姉妹が移り住んだのが三重の津にある伊勢上野城。(伊賀上野城ではありません)織田信長の弟である織田信包が城主でした。

四天王寺には織田信長の母親である土田御前の墓がありますので、母親も一緒だったようです。土田御前は信長の弟である信行を溺愛し、これが元で信長は信行と戦って殺してしまいますので、信長とは当然そりがあわなかったでしょう。織田信包はどうも信長やお市と同母で、信長が預けるには最適な人物でした。

やがて織田信包と三姉妹らは伊勢上野城から津城へ移ります。津城には5層の天守閣が作られました。鈴鹿にあった伊勢神戸城の神戸信孝(信長の三男)も5層の天守閣を作り、田丸城(玉城町)に入った織田信雄(信長の二男)も天守閣を作りましたので三重にあった要の城はなかなか壮大な眺めだったようです。

商売繁盛で笹持ってこい

nukata201101.jpg家から歩いてすぐのところにある額田戎神社へ行ってきました。神社に近づくと大音量で「商売繁盛で笹もってこい。商売繁盛で笹もってこい。ほえ籠ほいっ!]とお囃子が流れています。この3日間はずっと鳴り響いています。

去年の縁起物を神社の入口で渡して、まずは参拝。次に裏へまわって木をたたいて、さらにお願い。戎さんは耳が悪い神さんなので、念には念をいれてお願いするためです。今宮戎は裏はドラになっていてドラをバンバンたたきます。

今年の縁起物を買って帰ってきました。いつもは閑散としている神社ですが、この3日間は人で賑わっています。十日戎は関西を中心とした行事で、一説によれば10日、20日、30日に市が行われ、新年最初の市である1月10日が十日戎として発展したそうです。

中小企業診断協会・三重支部の定期研修会

sindan201101.jpg津新町駅近くの洞津会館で中小企業診断協会・三重支部の定期研修会&新春懇談会

講師は株式会社三恵社の木全社長。名古屋の会社です。もともとは飲食業に特化した印刷業でしたが、毎年のように売上が数%ずつ減。数%なので、営業でカバーしようとしましたが、うまくいきません。これは構造的なもので手を打たないとまずいのではと考え、少部数出版の道へ。大学のテキストというニッチな市場に目をつけオンデマンド印刷機を導入。

テキストは季節商品で需要が平準化しないため少部数出版のビジネスを立ち上げてがんばっています。最低30万円でアマゾンでも流通する本を出版できます。ただし最初ロットは200冊。

なかなか面白いビジネスモデルでしたので去年の7月に知研・関西でも講演していただきました。
あなたも本を出しませんか!超少部数でアマゾンに本が出せます

セミナー後は、恒例の新春懇談会。早い話が飲み会です。(笑)

三重の方言 「カエルのカンピンタン」

伊勢にある皇学館大で方言に関するアンケート調査をしたという報道が毎日新聞に掲載されていました。

「車が混む」ことを「車がつむ」と言うのは三重の方言とは学生時代に言葉が通じなかったので知っていましたが、他にもいろいろあるんですね。「机を運ぶ」ことを「机をつる」と言いますが、これも方言だったんですね。「机、つって!」と普通に言いますがね。

甘酒などで底に残ることを「とごる」と言いますが、これも方言でした。「せんど、言うてもきかん子やなあ」とよく、おばあちゃんなどが子供に言っていましたが、この「せんど(何度も)」も方言。

驚いたのが「カエルのカンピンタン」。カエルが干からびて死んでいることを言いますが、これって三重だけの方言だったんですね。へ~え。

ただ三重といっても地域によって微妙に異なっていて、私も聞いたことがない言葉があります。以前にケンミンショーで「愛知では天ぷらを翌日の味噌汁に入れる」とやっていますが、ウチの実家でもいまだにやっています。

朝6時に響く興福寺の鐘

201101nara.jpg明けましておめでとうございます。

元旦は津の実家に帰省。私はほぼ毎週津へ行っているので新鮮味は全然なしです。

2~3日は奥さんの実家である奈良へ帰省していました。最近は宿泊パターンが多く、今回は興福寺の猿沢池近くの飛鳥荘という宿に宿泊。近くの宿には伏見工業高校一行様とあり、春日神社近くの宿にも高校ラグビー部が宿泊していました。奈良へ泊って花園ラグビー場へ向かうんですね。県は違いますが近鉄電車で一本ですし、奈良公園などで運動もできるので最適なんですかねえ。

今朝は6時に奈良の町にゴーンと響く興福寺の鐘の音で起きました。そのまま露天風呂へ、風呂から上空を眺めると北斗七星が見え、目の前の暗闇の中、五重塔がボーと浮かんでいました。なかなか贅沢な朝。

最後の忘年会

negibouzu201012.jpg毎年、年末29日に中小企業診断士仲間と開催している忘年会

今年は参加の無理かなと思っていたのですが仕事に都合が着いたので急きょ、参加してきました。場所は堺筋本町の駅すぐ近くにある「ねぎ坊主」。年に一回しか行っていませんが、なかなか面白い料理が出てくるお店です。特におすすめはだし焼きとガーリック料理。ニンニクのオリーブ油で揚げた一品はおいしいんですが、絶対に匂いますね。18時に入って、結局3時間以上お店にいて帰ってきました。

今年、最後の忘年会が無事、終了。

朝日屋渋滞

sukiyaki201012.jpg津市の国道23号線沿いに朝日屋という松阪肉などを販売するお店があります。秘密のケンミンショーで紹介されていましたが、津では正月におせちと一緒にすき焼きを食べるのが常識。世帯当たりの年間牛肉購入額も全国有数です。

津で松阪肉を購入するお店として、よく名前があがるのが朝日屋か伊勢屋。特に朝日屋の正月前の混雑は有名で、国道23号線沿いには駐車場に入れない車の列で渋滞ができます。

今日も朝8時前だというのに20人ほどの列が出来ていました。9時開店なんですがに、開店前にどれぐらい並ぶんでしょうか。遊園地の人気アトラクションより長くなるのは確実で、正月前に朝日屋で松阪肉を買うのに2、3時間待つのは当たり前。世間では不況って言っていますが、あの行列を見ていると「ほんまかいなあ」と印象ですね。

竹がパンタグラフに接触

yuki.jpg早朝、大阪の上六から津まで近鉄特急アーバンライナーNEXTに乗って移動。

電車が大和八木を出て桜井を出たあたりから雪景色に。昨夜降ったようで家の屋根などは、けっこうな積雪。長谷寺から榛原あたりが多く、名張を抜けてもずっと雪景色。伊賀地域もずっと雪でした。青山高原をこえたあたりから積雪が減ってきました。

青山高原のトンネルを過ぎたところでスピードダウンし、そのうちに車内の照明が消えました。なんだ、なんだと思ったら「竹がパンタグラフに接触したため、榊原温泉駅で停車してパンタグラフを交換します」というアナウンス。雪の影響なんですかねえ。そんな理由で特急が止まったのは初めてです。榊原温泉駅に着いて、すぐ復旧。車内が明るくなりました。

結局、津駅到着は10分遅れ。朝はダイヤが大いに乱れていました。伊賀から車で通っている人に聞いたら、路肩につっこんでいる車が3台、事故を起こしているのが2台あったそうです。

京都橘大学・マルチメディア

後期は京都橘大学でマルチメディアの授業を担当しています。

科目の正式名称は情報処理演習X(マルチメディア素材の統合とプレゼンテーション)。いろいろなメディアミックスなどを学ぶ講座ですが、中心はパワーポイントによるプレゼンです。動画も扱っておりYouTubeは見ていますが、アップロードした経験のある学生はいません。

そこで課題の一つで動画を撮影させてアップさせてみました。

学生なんで、やはり生協の食堂紹介などが多くなりますねえ(笑)

うつ病にならない働き方

S10-12-02.jpg昨日は大阪産業創造館で知的生産の技術研究会・関西のセミナー。

作家の中森 勇人(なかもり ゆうと)さんにお話いただきました。愛知県経営者協会が会員企業を調査したところ「心の病」を抱えた従業員がいると答えた企業は87.7%。いまやうつ病は誰もがかかりうる普通の病気です。

「心が折れそうなビジネスマンが読む本」(ソフトバンク新書)の著者、中森さんに自身の体験も含め、うつ病の話をしていただきました。また予防法やまわりの対処法についてもうかがいました。

毎年3万人を超える自殺者が出る異常事態が続いていますが約60%がうつ病が原因と言われています。まさに死にいたる病です。

うつ病は突然発生し、気の持ちようや心の弱さで起きるものではなく、脳の中の神経伝達(セロトニン)がうまくいかなくなる機能異常によって起きます。ストレスが原因ですが、事業の失敗など悪い変化だけでなく昇進など良い変化でも発生するという話にはびっくり。環境変化がきっかけになるそうです。

発生したら、きちんと専門医の治療を受けることが一番。またストレスから遠ざかることが一番。休んだら他人に迷惑をかけるなど考え方をしないことが重要です。上司が絶対に言ってはいけない言葉が「がんばれ」で、これはさらにストレスを与えることになります。きちんと治療すれば治る病気です。ただし男性ホルモンが低下して起きるLOW症候群(テストステロン)がうつ病とよく似た症状を見せるため注意が必要。

セミナー終了後は、いつものように堺筋本町の座・和民で交流会

セミナーの様子です。
http://tiken-kansai.org/TS10/S10-12.html