午後から「あおなみ線」沿いの企業さんに専門家派遣で行く用事がありましたので、午前中に前から気になっていた荒子へ行ってきました。
前田利家が生まれた荒子城。城といっても戦国時代ですので堀で囲まれた館のようなもの。現在、城跡はなにも残っておらず、天満天神宮になっています。この天満天神宮は荒子城の中にありました。今は住宅街に囲まれた中にポツンと残っています。
すぐ近くにある近鉄・伏屋駅に前田という地名があり、こちらに前田城がありました。この前田城で前田利家が生まれたという説もありますが、中心になったのは荒子城でした。信長の清須城からもそれほど離れておらず、そばを流れている川沿いに清須まで移動することもできました。当時、海岸線がずっと内陸部でしたので、荒子城は海を守る南の拠点にもなっていたのでしょう。
前田利家は信長の命で越前(石川県)に移り、城を守っていた前田利長も越前に移ることtなり荒子城は廃城になりました。尾張荒子から前田利家に従って移住した人が住んだことから金沢に尾張町ができています。
投稿者: mizutani
英語の相談申込書
公的機関で窓口相談をしていると、時たま国際的な相談があります。
相談の多くは日本の商品を海外で売りたいという販路開拓や現地で販売代理店を見つけたいといった相談。そんな中、たまにですが外国人の創業相談があります。
外国人の場合はビザの問題があり、起業するには投資経営者ビザに切り替えなければなりませんので、けっこうハードルが高くなります。ビザの問題もあって外国人の相談はほとんどありません。かなり前にペルー人や中国人の創業相談に関わったことがあるぐらいです。
本日、相談申込があったのはインド人。名古屋市新事業支援センターでは事前に相談申込書を送ってもらっているのですが、申込書を見たら英語で書かれていました。「エー、英語で相談しないといけないの!」と暗い気分でしたが、話をしてみたら流暢な日本語で、助かりました。
無料経営相談(大阪中小企業診断士会)
本町にある大阪府商工会館で経営相談を担当。主催は大阪中小企業診断士会です。
大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会とは別に作らえた経営コンサルティングの専門機関(コンサルティングファーム、シンクタンク)で、私もメンバーになっています。と言っても5月に入会したばかり。経営相談も本日が初めてでした。
そうそう相談も来ないから楽だよと聞いていたのですが、事前に国際的な販路開拓相談やNEDOへの応募相談などが入り、事前調査するのが大変で、けっこうハードでした。
大阪中小企業診断士会は大阪府中小企業診断協会の隣にあり、協会の壁には中小企業診断士1次試験の合格発表が貼りだされていました。発表を見に来た人は、この前で悲喜こもごもあったのでしょうね。合格者の皆さんは10月の2次試験に向けて頑張ってください!
八幡山古墳(鶴舞)
名古屋市新事業支援センターへ行く時、名古屋駅から地下鉄桜通線で吹上駅へ出るのですが、今日は桑名駅からJRに乗ったので名古屋駅で中央線に乗り換え鶴舞駅で下車。
鶴舞公園を抜けて、前から行きたかった八幡山古墳へ行ってきました。東海地方最大の円墳です。古墳というと木々が生い茂っていて、古墳だと分かりにくいんですが八幡山古墳は山の形がよく分かり、また円墳を取り巻く堀もくっきり残っています。戦時中、陸軍が高射砲陣地を造るために周囲の樹木は切ったそうで、それで山の形がよく分かるんですね。
八幡山古墳があるあたりは高台になっていて、住宅地などはかなりの坂になっています。御器所台地と呼ばれ、名古屋城や熱田神宮はこの台地沿いにあります。大阪で言えば四天王寺や難波宮がある上町台地のようなものですね。八幡山古墳以外にもたくさん古墳がありましたが名古屋刑務所を作る時に壊してしまったようです。
古墳周辺にはぐるっと回れるように道がついています。八幡山古墳を見た後に吹上ホールへ行こうとしたら、名古屋の道は東西南北がグチャグチャですので迷ってしまい、近所の人に道を聞いて、ようやく名古屋市新事業支援センターへたどりつきました。
桑名といえば歌行灯
本日の夜は三重県桑員トラック事業協同組合・青年部の研修会でFacebookセミナーを開催。事業協同組合では年2回、研修会を開催しているそうで、今年度の第一回目です。
実は2年ほど前にも講師で呼んでもらったことがあり、その時はホームページ・セミナーを開催。当時、参加されていた方も本日、出席しておられました。最初に聞いたらFacebookをされていない方も多かったので概説的な話から活用方法までお話をしました。
青年部と言いながら高齢化しているそうで、現在の上限は50歳になっているそうで、青年部ではなく壮年部だとおしゃっていました。本日は青年部メンバーのほぼ全員が参加しており、熱心ですねえ。
終わってから「歌行灯(うたあんどん)」へ移動して懇親会。歌行灯は桑名の老舗うどん屋さん。泉鏡花にはずばり「歌行灯」という題の小説があります。明治末年の伊勢路、桑名を舞台にした能芸道2人の滑稽なやりとりで進行していく物語で、東海道中膝栗毛をモチーフにしているようです。
三重県桑員トラック事業協同組合の皆さん、遅くまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
早場米
商工会等職員専門スタッフ研修会
久しぶりに和歌山へ。
和歌山県商工会連合会主催の商工会等職員専門スタッフ研修会。経営指導員向けの研修で商工会連合会主催が年2回、和歌山商工会議所主催が年2回で、和歌山では4回開催されるそうです。商工会議所、商工会の経営指導員であればどの回でも参加できます。
今回の研修は本日、明日の2日間開催で、講師は4名。私は本日の後半担当で「中小企業支援とIT活用」という名前でセミナーをしてきました。例によって受講生を寝かさない鳴り物入りセミナーです。
80名ほどの経営指導員が参加。くじらのまち太地町、那智勝浦町の南紀くろしお商工会などは3時間ほどかかって参加されています。和歌山県は三重県と同様、遠隔地は実に遠いのです。
午後からのセミナーで少し時間がありましたので、久しぶりに和歌山城天守閣へ。ここは模擬天守ですが連郭式になっていて、なかなか風情があります。平城ですが天守閣は小山の上にあり、さすがに汗びっしょり。さすがにスーツ姿で天守閣に登っているのは私以外にはいませんでした。(笑)
ボン・ビーバン8・9月号に執筆しています
全国信用組合中央協会が発行している広報誌「ボンビバーン8・9月号」が届きました。
隔月に出ている雑誌で全国の信用組合の店頭などに置かれています。4・5月号から連載しているのですが、今回のテーマは「集客できるホームページの作り方」。
中小企業の多くは自社でホームページを作ることができないため、基本的にアウトソーシングしますが、自社の会社案内や写真を事業者に渡して作成依頼しています。これでは会社案内のようなホームページになってしまうのは当たり前。
顧客ターゲットをよく考えてキャッチフレーズや文章をしっかり考えて依頼しましょう。顧客ターゲットはなるべく細かく設定します。目的は、ホームページを作る時に表現がぶれないようにするためです。ラブレターを書くのと同じで相手の顔を思い浮かべながら文章を書けば、相手に届く言葉やメッセージになります。
といった内容です。信用組合などへ行かれる機会がありましたら、ぜひご覧ください。
ITC三重 定例会
昨日の午後はITC三重の定例会で12名のITコーディネーターが出席。
定例会は2ケ月に1回、第三木曜日に三重県産業支援センターの会議室で開催しています。ITC三重の会員は20名ほどで弱小団体です、三重県内のITコーディネーターはもっといるはずですが、名古屋のITベンダーなどで働いている人も多く、そうなると地元ではなくITC中部などに所属することになります。
定例会の第一部はセミナーで日立システムズの大石氏に日立システムズが行なっている中小企業向けクラウドサービスDougubako(道具箱)の紹介をしていただきました。
日立システムズには11000人ほどの社員がいるんですが、VMwareの技術者が3000人もいて仮想化に力をいれているそうです。ですのでクラウドも仮想デスクトップで提供されており、シンクライアントで使うことができます。ただITコーディネーターは49名しかいないそうです。(笑)
第二部はメンバー全員での近況報告。ITC三重は今年度からNPO化し、仕事の受注を初めているのでメンバーそれぞれの強みを知ろうということではじめています。
なぜ吹上ホールは15度曲がって建っているのか?