伊賀・車坂へ

近鉄・伊賀神戸駅で伊賀鉄道に乗りかえてのんびりと広小路駅へ。昔、西岡たかしが歌った名曲「上野市(うえのまち)」の舞台です。 ♪桑町、茅町、広小路~もすこし揺られて上野市(うえのまち)

広小路駅で降りて先日、拝殿が火事となった上野天満宮へ。近くに松尾芭蕉の生家があるのですが芭蕉が江戸へ出る前に処女作「貝おほひ」を奉納した神社です。拝殿はきれいになくなってテントになっていました。

iga201007222.jpgさて車坂町まで歩いて、古布「にしぐち」へ。去年、隣からの類焼で全焼してしまったお店です。商品も顧客台帳が入っていたパソコンも全部焼けてしまい。まさにゼロからの再出発。

 

 

 

 

iga201007223.jpg自宅兼店舗を建て直し、7月からご商売を始められています。ネットでも販売していたのですが火事で商品が燃えてしまい、こちらも閉鎖。ネット販売も近々、開始予定です。

 

 

 

 

iga201007221.jpg古布「にしぐち」の2軒隣が桃青庵ふじさき。今年の2月ぐらいに和菓子「桃青」(芭蕉になる前の俳号)が日経新聞の土曜版で紹介され、全国から注文が殺到。鳴り続く注文電話の横でご飯を食べたそうです。マスコミの姿はすごいですね。

古布「にしぐち」の斜め向かいにあるのが「ふとん工房 糸源」。商店街で取り組んでいる逸品に「奈良時代からのクールビス、蚊帳生地で作られた色鮮やかなガウン」が飾られていた。なかなかオシャレ。

駅のホームにあるパンの自動販売機

コーンブルメ近鉄の駅のホームに少し大きめの自動販売機があります。中に入っているのはパン。四日市、塩浜、津、津新町など主要駅、約30ケ所に置かれています。三重が中心ですが大阪や奈良の駅にもいくつか置いてあるそうです。

この自動販売機を設置しているのは四日市にあるコーンブルメというパン・メーカー。エキナカという言葉がありますが、あれは乗降客が多い都会の駅の話で、田舎の中途半端な乗降客では駅の売店でも経営が成り立ちません。

売店が消えたホームで買えるのは飲料だけ、そこに目をつけてパンの自動販売機を置くと、お腹をすかした高校生などがよく買っています。目のつけどころがシャープです。

百済寺跡(枚方)

百済寺祝日ですが授業回数確保のため、京都橘大学は平常授業。他の大学の多くでも今日は授業です。祝日ですが学生の出席はよく、休みは一人だけ。私が学生だったら、自主休講ですが(笑)

 

 

 

 

帰りに京都と大阪百済寺のちょうど真ん中にある枚方駅で下車しました。寺田屋などがある京都・伏見から大阪の八軒家まで三十石船で川下りすると、ちょうど枚方で「くらわんか舟」が出て、飲食物を提供していました。物流の拠点です。

枚方から一駅行った宮之坂駅で降りて、高台に向かって坂を上ると百済王神社があります。この横に拡がっているのが百済寺跡。遺構はよく残っており、塔、門跡などには礎石も残っています。東西に塔があり、薬師寺のような伽藍配置だったんですね。

百済寺建立は天平勝宝2(750)頃で、陸奥守に任ぜられた百済王敬福が黄金900両を献じたことで東大寺大仏に鍍金する金が不足していたので、聖武天皇は大喜び。宮内卿&河内守となり、枚方に住むようになって百済寺を作りました。今や住宅街になってしまいましたが、出来た当時は高台に燦然とそびえていたんでしょうなあ。

三ノ宮ガード下 ほろ酔いセット

茶々
今日は神戸で仕事でしたので、夕方、三ノ宮のガード下で飲んできました。

三ノ宮駅から元町、神戸駅にかけて高架線路下にずらっとお店が並んでいます。三ノ宮駅のすぐ近くは飲み屋街になっていて、茶々に入ってきました。本当にガード下のお店で電車が通るたびにガタンガタンします。

980円にほろ酔いセットを頼みました。生ビールに刺身盛り合わせがついています。この刺身なかなかおいしかったですね。さて生ビールを飲んだだけでは、ほろ酔いにはならず素面で電車に乗って帰ってきました。

陣屋の日替わり定食(伊賀)

専門家派遣の事前ヒアリングで伊賀の企業へ。

iga2010071.jpg昼からヒアリングでしたので、その前に昼食。お昼は伊賀の入口にある陣屋というお店へ。私としては軽くソバでもと思ったのですが、専門家派遣の担当者が伊賀まで来たので陣屋へ行きましょうということで陣屋へ。

小さな店ですが、地元では有名なので混んでいますね。久しぶりに行ったのですが、ここはご飯の量が半端ではないので、半分にしてと注文時に頼みました。担当者はちょうど車を駐車場に留めにいっていたので、そのままのサイズでした。後で、エーと言っていましたが、事前に言わない方が悪い。

iga2010072.jpg本日の日替わり定食はご飯、味噌汁、カボチャの鳥そぼろがけ、海老フライでした、。これにアイスコーヒーがついて650円という安さ。そら混むはずです。

完全な定食屋なんですが店内に流れている音楽はジャズ。厨房の奥には古いレコードの山とプレーヤーが鎮座していて、その一角だけはジャズ喫茶。でも店内はふつうの定食屋です。店主の趣味なんでしょうね。

茅の輪くぐり(三宮)

koube20100701.jpg三ノ宮にある生田神社へ行くと境内に茅の輪がありました。生田神社では6月末ではなく夏越の祓は7月に開催しているそうです。7月15日が大祓式だそうで上半期に知らず知らずの内におかしてしまった罪や穢(けがれ)を清める神事なんだそうです。

 

 

koube20100702.jpg15日はちょっと早かったのですが、茅の輪くぐりをしてきました。

 

 

 

 

 
koube20100703.jpg生田神社の境内にはいたる所に寄贈者の名前があるんですが、一角に「中内 功」の名前がありました。ご存知ダイエー創業者です。なかなか懐かしい名前ですねえ。

七夕笹流し(津市)

三重県産業支援センターからの帰りに津の七夕祭りを見てきました。

tanabata201001.jpg津観音の前に大門商店街があるのですが、いつもは閑散としていますが今日ばかりは夜店が出て大勢の人で賑わっていました。国道23号線では大勢の子供が手に笹飾りを持ち、岩田川の方へ歩いていました。

岩田川には観音橋という人だけが通れる橋があるのですから、この橋の上から笹を川へ投げて笹流しを行います。私が子供の頃もやっていましたが、やがて海まで笹飾りが流れて環境問題から中止になっていました。

tanabata201002.jpg時が流れ、子供時代に笹流しをしていた津青年会議所メンバーが大人になり、また復活させようと川に網をはり、船で笹飾りを回収しています。20年ほど前から復活し、今では津の夏の風物詩になっています。

 

 

 

tanabata201003.jpgいろいろな屋台が出ていましたが、その中にバルーンアートのニコフィーさんが出ていました。今回はバルーンイベントがあって風船を空に飛ばしたそうです。以前は事業所が津にあったのですが今年、名古屋に移転しています。久しぶりでしたね。

梅棹忠夫先生がなくなられました。

梅棹忠夫先生が亡くなられました。

知的生産の技術研究会は梅棹先生が出された「知的生産の技術」(岩波新書)に触発されてできた勉強会でもあり、特別顧問に就任いただき知研関西 10周年記念セミナーでは大阪のYMCAでセミナーを行っていただきました。 

「知的生産の技術」が出たのが1969年ですので1999年には「知的生産の技術」発刊30周年記念 梅棹先生を囲んで語り合う会」も開催ししています。

 
umesao201007.jpg梅棹先生は社団法人日本ローマ字会の会長でもありましたので、こちらでもよくお目にかかっていました。忘れられないのが2002年に神戸で行なわれた「21世紀版 文明の生態史観」です。セミナーなんですが、目を悪くされてからは対談形式で行うスタイルです。お前、梅棹先生の聞き手をやれと言われて、あの時は文明の生態史観をひたすら読み込みましたね。ご冥福をお祈りします。

平等院(宇治)

京都橘大学の講義が終わってから地下鉄で六地蔵へ、

kyoto2010071.jpgJRに乗りかえて宇治に到着。少し歩いて10,円玉のモデルである平等院へ行ってきました。大学時代に訪れてからですので30年ぶりですね。炎天下の中、庭を見ていたのですが鳳翔館というミュージアムが境内にあり、ここが冷房がきいててよかった!(笑)

鳳凰堂内部を見学ができるコースがあり、1000年近く前に建てられた世界遺産を楽しんできました。

 

 

平等院入口近くに扇の芝という三角形の小さな庭がありました。ふつうのコースからはずれているので観光客が一人もいませんでしたが以仁王の令旨を奉じ、平家打倒を掲げた源頼政が宇治の決戦で敗れ自刃したとこだそうです。

 
kyoto2010072.jpgすぐ近くを宇治川が流れていましたが、すごい水量でした。上流の月ヶ瀬ダムで放流しているそうで、アナウンスが流れていました。

写真撮影

AllAboutのサイトに掲載しているガイド写真が古くなってきたので、そろそろ撮り直しましょうという連絡がありました。そういえば2002年3月にオープンして、しばらくしてから恵比寿にあったAllAbout本社で撮った写真ですので5年以上も前になります。

stdio201006.jpg自分で撮ってもよいのですが、せっかくなので堺筋本町のスタジオを予約して撮影に行ってきました。StudioAiryという堺筋本町駅からすぐのスタジオです。デザイナーズマンションの一室で9階にありました。

上着やネクタイを持ち込んで撮影。100枚ほど映してもらってCD-ROMに焼いてもらいました。さすがに被写体が悪いので「奇跡の一枚」にはなりませんね。とりあえず、よさげな写真を編集者に送信。