ナローゲージの電車 北勢線

昨日は伊勢へ行く前に近鉄電車で桑名へ

ところが桑名駅手前で電車がストップ。なんでも訓練で駅到着が5分遅れるとアナウンス!どういうこっちゃい!

桑名駅で降りて速足で改札を出て、西桑名駅へ。10分の乗り継ぎ時間が5分になってしまったのでギリギリです。支援センターの職員と一緒だったのですが、てっきり桑名駅近くの企業へ行くもんだろうと考えていたようで、あわててついてきました。電車で行けるところは電車で行くのが公共交通機関を残すための鉄則です。
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西桑名駅で切符を買い、電車に乗るとすぐ出発でした。危なかった。西桑名駅から出ているのが三岐鉄道・北勢線。昔は近鉄でしたが、赤字で放り出したのを三岐鉄道が面倒をみてくれている線です。何といっても特徴はナローゲージで、線路の幅が狭い、軽便鉄道規格になっています。
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日本、広しと言えども、ナローゲージの鉄道が現役で動いているのは三重県だけで、一つがこの北勢線。もうひとつが四日市から出ている近鉄・内部線です。
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4両編成ですが、線路の幅が狭いので車両の幅も狭く、足を延ばせば反対側の座席に足が乗せられます。いやあ、何ともマッチ箱のような電車でいいですなあ。

伊勢へ行くつもりが伊賀へ

台風一過、朝は小雨になっていました。

今日は大阪から伊勢へ行かなくっちゃと、テレビをつけると近鉄線が運転を見合わせているという表示が出ています。

「ありゃ、最新情報を見てみよう」とネットにつないで近鉄のホームページを見ようとするとアクセスが殺到しているのか、すぐ出てきません。しばらくすると、ようやく出てきて高安ー上本町間は動くとありました。

高安駅へ行くと、伊勢方面への電車はストップしていて上本町行きの普通しかありません。とりあえずターミナル駅の上本町まで出ようと乗りこむと、すぐに満員に。通勤時間帯で本数が少なく、普通だけですので、途中の駅では乗れない乗客が続出。久しぶりに、超満員電車に乗りました。上本町に着くと、奈良線と樫原線は運転再開していると表示がありましたので、奈良線で西大寺へ出て、樫原線に乗り換えて大和八木駅へ。

伊勢行きのホームに上がると名張行きの各駅がありました。名張まで回復したようです。名張まで行くと、乗っていた電車が青山町行きに延びました。ラッキーと青山町まで乗ると、そこが終点。駅員がこの先の再開は当分、なさそうですというアナウンスがありました。

「こりゃ、あかん!」と行く予定だった伊勢の企業に連絡。一駅大阪の方へ戻って、伊賀神戸から伊賀線に乗り換えて伊賀上野駅へ。JR関西線が動いていたら、そっちで亀山まで出ようかと考えていましたが、駅員さんに聞くとJR関西線も動いていません。
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伊賀上野駅で降りてご飯を食べて、しばらく行っていなかった伊賀上野の企業さんを回っていました。台風一過のいい天気の中、「伊勢」のはずだったのに、なんで「伊賀」なのかなと思いながら歩いておりました。
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企業をまわって伊賀上野駅に戻ると、関西線は復旧していないが、近鉄は伊勢中川まで動いたようです。また、ガタゴトと2両編成の伊賀鉄道で伊賀神戸へ戻ると、宇治山田行きの列車が入ってきました。これでようやく青山高原を越えられます。

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車窓から見ると雲出川がすごい状況になっていました。津はかなり雨が降ったそうで、雲出川も氾濫直前までいったそうです。名古屋線も大丈夫で、なんとか津までたどりつきました。それにしても遠かった!

伊勢鉄道で鈴鹿へ

鈴鹿の企業さんへ

久しぶりに津駅から伊勢鉄道に乗りました。

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伊勢鉄道は津と四日市を結ぶ第三セクターの路線です。津から四日市へ移動する場合、JRですと内陸部の亀山を経由するしかなく近鉄に負けていました。そこでバイパス線が計画され国鉄時代に作られた路線です。

第三セクターでは珍しく伊勢鉄道は黒字。JRの南紀特急(名古屋-紀伊勝浦)、快速みえ(名古屋-鳥羽)が伊勢鉄道に乗り入れていて、JRから入る収入が大きいのが理由です。もっとも単線なので伊勢鉄道のレールバスはJRの特急が通過するまで駅で待ち、なんとも肩身が狭いですね。

鈴鹿の手前に「鈴鹿サーキット稲生駅」があり、10月2日~4日にF1レースが行われるため、いつもは通過する「快速みえ」を車両を増やして止め、少しでも増収をはかるそうです。

行きは各駅停車のレールバスですが、帰りは「快速みえ」で帰ってきました。

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★ファーストサーバのコラムが公開されましたので、こちらもぜひどうそ!
 → 創意工夫を凝らし地域でがんばる

デジカメを変更

デジカメにカシオEXILM EX-S20を使っていて、非常のコンパクトで気に入っていたのですが、さすがに5年も使っているとホワイトバランスがおかしくなってしまいました。

同じカシオEXILM EX-S12を買ってきました。少し重くなりましたが液晶が大きくなったのがいいですね。動画機能もついているので、支援センターからの帰りに津城へ寄って撮影してきました。

昔、ジャスコがあった跡地は駐車場になっていますが、その昔は津城の堀でした。百五銀行の本店が移転するとのことですが、いつの話になるやら。

→ 黄昏の津城 YouTube 1分50秒

朔日餅

三重EC実践塾というネットショップ勉強会の熱い議論の後、津の実家へ行くと赤福の朔日餅が。

すでに封は開いていて一つだけ残っていました。(笑)

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朔日餅というのは伊勢・内宮の「おかげ横丁」で、毎月1日の早朝のみ赤福本店で売られるお餅です。今日は9月1日だったんですね。9月の朔日餅は「萩の餅」で、開けると「おはぎ」でした、ラベルには穐(あき)と書かれています。餡の甘さがひけめで、おいしかったですね。

販売は早朝ですが熱心なファンがいて、いつも長蛇の列です。って見たことはありません。(笑)赤福だけでなく、いろいろなお店が早朝から開けています。

かまぼこの老舗である若松屋さんも開けていて、社長に聞いたら午前2時から店で作って売っているそうです。すごいイベントですねえ。

♪桑町、茅町、広小路

忍者の里、伊賀へ

近鉄、伊賀神戸駅で降りて2両編成の伊賀鉄道に乗り換えます。単線をのんびり伊賀へ進んでいきますが、このルートは大海人皇子が名張から伊賀へ抜けた道です。途中に丸山という駅があり、単線なのでここで電車が行き違いをします。駅の近くに丸山城跡があり、織田信雄が造った城で「天正伊賀の乱」の原因となりました。訪れる人もいるようで、駅の名所案内に地図が貼ってありました。いつかは行ってみたいと思いながら、今日も車窓から丸山城のある山を見るだけです。

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ちょうど稲刈りが始まった田園地帯を抜けて、広小路駅に着きました。西岡たかしが歌った名曲「上野市(うえのまち)」の舞台です。
♪桑町、茅町、広小路~もすこし揺られて上野市(うえのまち)♪

YouTubeで探したら「上野市」がアップされていました。

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広小路駅から少し歩いて車阪商店街のお店をまわってきました。ここらへんは鍵谷の辻の仇討があった頃からそのままに残っています。上野の町を歩きまわり、帰りは桑町駅から帰ってきました。

尾鷲へ

今日は朝から県の職員に連れられて尾鷲へ

尾鷲へ行くには以前は松阪から国道42号線しかありませんでした。尾鷲ヒノキが育つぐらい雨がめちゃくちゃ多い地域ですので豪雨で峠が通行止めになると物流が止まってしまいます。(年に2,3回あるようです)

地元の悲願がもうバイパスになる高速道路ですが、少し前にようやく大台町から大内山村までのびました。今日、初めて大台町から先を通ったのですが、津からはずいぶん近くなりましたね。一緒に行った職員によると、こないだインターチェンジに迷い込んだ野生の鹿がいて、びっくりしたそうです。

さて、尾鷲へ着いたのはいいのですが、夕方まだずっと会議室でした。外へ出たのは昼飯を食べに行った時だけ。定食屋さんでしたが、さすがに魚の煮付けはおいしかったですね。

 

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尾鷲のスーパーに入ると鮮魚売り場には津あたりでは売っていない魚が並んでいます。初めて「まんぼう」が並んでいるのを見た時は驚きました。写真は尾鷲へ入るのに超えないといけない馬越峠で、熊野古道の一つです。

風鈴列車(伊賀鉄道)

金曜日に伊賀の企業周りをしようと、近鉄の伊賀神戸駅で降りて、二両編成の伊賀鉄道に乗り込むと涼しげな音が

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いろいろな風鈴が車内に50個ぶらさがっていました。同志社大学の「まちづくり観光研究会」の企画で、同会の代表が伊賀在住で、高校時代から伊賀鉄道の存続活性化活動に取り組んでいたからだそうです。

伊賀神戸駅から伊賀へ向かいますが、この風鈴、電車が揺れるたびに音を発し、なかなかうるさい。こりゃ騒音ですなあ。

広小路駅で降りて、松尾芭蕉が俳諧で身を立てようと江戸へ出る決意をし、処女作「貝おほひ」を奉納した上野天満宮に寄ると、境内は提灯だらけでした。そういえば明日、25日は天神さんの日ですね。

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ということは大阪の天神祭は24日、25日だ!ということに気がつきました。
24日は週末の達人「小石雄一」さんに知研関西のセミナーをお願いしていたんですが、天神祭と同日ということはすっかり忘れておりました。

夕方、伊賀上野から大阪へ向かい、小石さんのセミナーを開催。

帰りの地下鉄谷町線は天神祭の帰り客で混んでおりました。

養老鉄道

今日は桑名の企業さんへ

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桑名の郊外で養老鉄道線沿いでしたので、電車で出かけました。近鉄で桑名駅に出て、養老鉄道に乗り換えます桑名と岐阜の大垣を結ぶ線で、単線です。以前、大垣のソフトピアへ行った帰りに大垣から乗ったことがあるのですが、各駅停車ですので、えらく時間がかかりました。距離は大回りになりますが、名古屋経由の方が早いですね。

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もともとは近鉄でしたが、2007年に養老鉄道として分離されました。途中に、養老の滝と水がお酒になった親孝行の「養老孝子伝説」で有名な「養老」があります。2両編成のワンマンで、のんびりしているのがいいですね。旅客を増やす工夫ということで日中は自転車持ち込みOKになています。

この養老鉄道の路線ですが、養老山脈と木曾三川に囲まれた地で、古代からの街道筋です。大海人皇子が壬申の乱で桑名から不破の関(関ヶ原)に向かったルートでもあります。

伊勢 奥柳商店街

昼から伊勢へ。お昼はやっぱり伊勢うどんでした。

今週、伊勢の商店街にある空き店舗へ出店を考えている事業者の相談がありましたので、ついでに現地を見に行きました。

まずは伊勢市駅近くにある新道商店街にある伊勢TMO(タウンマネージメント機関)に寄って、担当者と話をすると、それなら案内しますよと高柳商店街へ連れていってもらいました。けっこう間口が広いお店ですね。

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高柳商店街では毎年、梅雨のシーズンの1ケ月間、週に4日ほど夜店を開催しています。今日もそ夜店の日で、飾り付けや夜店の準備などで賑わっていました。すっかりイベントとして定着したようで、平日もけっこうな人出だそうです。商店街が賑わうのがなによりですね。

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メイン会場では二見シーパラダイスからペンギンとアシカが出張してショーをするそうで、その舞台作りもしていました。さて、そんなメイン会場近くに立っていたのがガンダム。お台場の等身モデルとは違って2メートルほどのものです。

夜店見たかったのですが、夕方には出て大阪へ戻ってきました。